観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

明日は野鳥観察館で「愛鳥週間イベント」、藤前干潟で「春の藤前干潟クリーン大作戦」があります。

2015-05-15 09:18:05 | お知らせ

藤前干潟

今日の満潮時間  9時49分 潮位 54cm

今日の干潮時間 16時04分 潮位224cm

明日から2日間、愛鳥週間に合せ名古屋市野鳥観察館でイベントを行います。
講座及び探鳥会は、まだ余裕がございます。ブローチ作りは材料に限りがあため、観察館へ直接おたずねください。

 

そして庄内・新川流域と藤前干潟全域で「2015春の藤前干潟クリーン大作戦」が行われます。一般参加会場は藤前会場と中堤会場となっています。

いつも見ている真藤前干潟、鳥を見ている時や写を撮ってる時、干潟の上や葦原の中のゴミに気づきませんか?
この機会にぜひ参加ご協力願います。

「藤前クリーン大作戦」の詳細はhttp://cleanupfujimae.jimdo.com/をご覧ください。

※ 野鳥観察の皆様へ、
あす5月6日(土曜)干潮時間の午前中は庄内川河口部を含む周辺では護岸沿いの清掃活動を行うため、鳥達が護岸近くに寄って来ない可能性があります。年に2回の清掃活動にご理解ご協力の程よろしくお願いします。

 今日の藤前干潟の野鳥は、昨日までとほぼ同じで、干潮時間になっても庄内川左岸から移動しない個体も多く、藤前地区に移動した個体も干潮時間を過ぎると庄内川河口部に戻ってきました。

 オオソリハシシギも多くは藤前地区に移動しましたが2羽のオオソリハシシギは他のハマシギやトウネンと一緒に行動していました。

 キョウジョシギも観察出来ました。干潟の岩や流木に付いた虫などを捕まえるため、岩場づたいに移動していました。

 これだけシギ・チドリの数が増えてきたので、早朝からハヤブサが1羽飛び回り、干潟の鳥達を追い回していました。

 ただハマシギやトウネン達も干潟に降りたいのか直ぐ干潟に戻って来ていました。

今日は稲永公園内でサンコウチョウが観察出来ました。

明日も干潮時間が早めなのでお早めにお出かけください。

 今日観察出来た主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ301、ササゴイ2、ダイサギ15、コサギ3、アオサギ24、マガモ5、カルガモ22、コガモ11、ヨシガモ2、ヒドリガモ8、ホシハジロ12、キンクロハジロ3、スズガモ17、ミサゴ6、ハヤブサ1、コチドリ2、シロチドリ2、メダイチドリ1、ダイゼン74、トウネン169+、ハマシギ595、イソシギ2、アオアシシギ32、キアシシギ57、ソリハシシギ46、オオソリハシシギ43、チュウシャクシギ77、ユリカモメ5、コアジサシ41、キビタキ、メボソムシクイ、サンコウチョウ

 明日の満潮時間 10時36分 潮位 34cm

明日の干潮時間 16時56分 潮位239cm

 

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オオソリハシシギの群れが再び入ってきました。

2015-05-14 17:19:00 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間  8時58分 潮位 78cm

今日の満潮時間 15時03分 潮位206cm

ここ数日続いていた早朝シーリーズ、たぶん週末はイベントで忙しいので明日まで続きます。もし土曜日が雨の日なら土曜日まで続くかも。

今日も早朝のため青っぽい写真が続きます。
結論として、トウネンはハマシギの数まで減少しましたがオオソリハシシギは昨日の4羽から34羽と数が増えました。それまでの♀が多かった♂♀比が逆転し♂が多かったので新しい群れが入ったのかも知れません。

渡りシーズン終盤で、今日もシギ・チドリが比較的近くで観察出来ました。ダイゼンを観ていると、コチドリが飛んできて邪魔をします。

昨年前ならゴカイを捕るダイゼンを何回も観ることが出来たのですが、現在の干潟は砂が多く、泥地に生息するゴカイが少ないのか効率的に餌を捕れていませんでした。

今日もトウネンやキアシシギが近かったのですが、一通りの種類が飛来して新たな種類は観察出来ず、少しマッタリ感があります。

今日もササゴイは2羽で飛び回っていました。公園内で鳴き声が聞こえるので巣作り途中のようです。(おもっきりピンボケですが、2羽居る証拠写真)

稲永公園内はムシクイの仲間の声が良く聞こえ、時折アオバトの鳴き声も、まるで高原のようです。

今日観察出来た主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ193、ササゴイ2、ダイサギ23、コサギ2、アオサギ25、マガモ7、カルガモ35、コガモ21、オカヨシガモ2、ヒドリガモ8、ホシハジロ4、キンクロハジロ1、スズガモ19、ミサゴ1、チュウヒ♂1、コチドリ2、シロチドリ3、メダイチドリ3、ダイゼン39、トウネン449,ハマシギ579、オバシギ2、イソシギ2、アオアシシギ15、キアシシギ8、ソリハシシギ9、オオソリハシシギ34(♂21、♀13)、チュウシャクシギ41、ユリカモメ8、コアジサシ3、キビタキ1、エゾムシクイ2、メボソムシクイ3、アオバト1

今度の土曜・日曜日は野鳥観察館で愛鳥週間のイベントがあります。講座及び探鳥会はまだ余裕がございます。ブローチ作りは材料に限りがあるため観察館へ直接おたずねください。

明日の干潮時間  9時49分 潮位 54cm

明日の満潮時間 16時04分 潮位224cm

 

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トウネン・オオソリハシシギが少なくなりました。

2015-05-13 15:49:05 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間  7時56分 潮位100cm

今日の満潮時間 13時46分 潮位190cm

 昨日は台風6号による強い雨が降って、今日は早朝から晴天の良い天気でした。

晴天になったのは良いのですが、天候が回復した事によりシギ・チドリ達が抜けてしまったのではと心配し、早朝の藤前干潟を覗いてきました。

最初にいたのはキアシシギ、時折アオアシシギやチュウシャクシギの鳴き声が聞こえてきますが、他のシギチの姿は見えません・・・・・

全部抜けちゃったかな

しばらくするとダイゼン・ハマシギ・トウネンが群れになって飛来してきます。良かった

トウネンの数は減ったようですが、ハマシギは前日までと同じ数のようです。

トウネンの群れの中にはウズラシギが1羽、群れからはぐれてしまったのでしょうか?

ウズラシギは、この季節田んぼでは見かけることが多いのですが、干潟では観察する機会が少なく、戸惑います。

ちょうど干潮時間になりました。きょうは中潮で潮位が1.0mと高く、干潮時間になっても干潟の広がりは少しですが、干潟が小さい分何時までも庄内川河口部にシギ・チドリが残っています。


秋から冬にかけては大潮の日でも潮位が高いのですが、
春は大潮の日は潮位が低すぎて、今日のような潮位が高い方がシギ・チドリの移動が少なく、観察には適しています。

永徳スリップの近くでも、トウネンの群れやキアシシギ、ソリハシシギが比較的近くで観察出来ました。

そして今日は夏鳥のササゴイも近くで観察出来ました。
ササゴイは二羽で鳴きながら干潟と公園内を交互に移動していたので、もしかしたら稲永公園内で巣作りしているのかも知れません。

昨日、雨が降って今日天気が回復した影響はトウネンの約半数、オオソリハシシギの8割程が藤前干潟から北の繁殖地に向かったもようですが、それ以外のシギチドリは残っているようです。

例年の通り終盤近くになると今日のように、永徳スリップ付近の岩場や護岸下の干潟でも人を恐れず比較的近くで観察出来るようになります。
今度の週末は2週間ぶりに、お昼前の干潮時間で観察には一番適した最後の週末になります。

残り少なくなった「春のシギ・チドリの渡り」天候の変化により突然空っぽになるのでお早めにお越しください。

残り少なくなった春のシギ・チドリシーズン、明日の早朝も出勤前に見回って来ます。

今度の土曜・日曜は野鳥観察館で愛鳥週間のイベントがあります。藤前干潟に来る際はぜひお立ち寄りください。

明日の干潮時間  8時58分 潮位 78cm

明日の満潮時間 15時03分 潮位206cm

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「渡り鳥調査隊」を行いました。

2015-05-09 20:43:02 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  8時27分 潮位213cm

今日の干潮時間 15時08分 潮位 46cm

今日は中潮、明日は小潮と順に干潮時間が遅くなっていきます。

午前中は満潮で潮位が高く、渡り途中のシギ・チドリ達は水際の岩場で午後の干潮時間を休息して待っていました。

一時は今春のハマシギの飛来が遅く心配していましたが例年の約半分の飛来数で終わりそうです。

今日は第二回目「渡り鳥調査隊」が行われました。時々雨の降る天気で心配していましたが、15名の皆さんに参加していただけました。

今回は毎月行っている尾張野鳥の会・名古屋鳥類調査会の合同月例調査と一緒のカウントで「調査隊」の皆さんは庄内川河口部を担当していただいて藤前干潟全体のカウントを行うことが出来ました。

ちょうど春のシギ・チドリの渡りがピークのようで多くの種類が観察でき、左岸のカウントを行った学校の生徒さんがたは初めての体験でしたが、近くでオオソリハシシギやキアシシギ・チュウシャクシギなどをカウントすることが出来たようです。

全体的にほぼ最大数に達しているようで、今回の調査で52種3,762羽がカウント出来ました。

来週の今頃はハマシギ・トウネン・オオソリハシシギ等は数が減って終盤を告げるキアシシギが200羽を超えてくるものと考えています。

次回の「渡り鳥調査隊は6月6日(土)です。来月の今頃の藤前干潟は夏鳥や留鳥ばかりで数や種類が少なめですが、今日のような種類や数の多さに戸惑った方にとっては優しくカウントが出来る季節になります。

来月の「渡り鳥調査隊もよろしくお願いします。

明日は干潮時間が遅くなりますが、12時ごろから干潟でのシギ・チドリの観察ができます。

今日の調査で観察できた藤前干潟の野鳥  カンムリカイツブリ1、カワウ485、ササゴイ1、ダイサギ21、チュウサギ1、コサギ14、アオサギ40、マガモ33、カルガモ46、コガモ72、ヒドリガモ11、オナガガモ2、シマアジ1、ハシビロガモ11、ホシハジロ9、キンクロハジロ20、スズガモ348、ミサゴ4、チュウヒ1、オオバン2、コチドリ4、シロチドリ4、メダイチドリ6、ムナグロ2、ダイゼン103、トウネン1304、ハマシギ677、オバシギ2、ツルシギ1、アオアシシギ21、キアシシギ107、イソシギ11、ソリハシシギ19、オオソリハシシギ64、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ73、タシギ6、ユリカモメ1、セグロカモメ1、コアジサシ36他 合計52種3,762羽

明日の満潮時間  9時18分 潮位200cm

明日の干潮時間 16時02分 潮位 59cm

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キアシシギが増えてきました。

2015-05-08 12:30:57 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  7時47分 潮位224cm

今日の干潮時間 14時24分 潮位 34cm

干潮時間が遅くなってきました。

お昼前には少しずつ干潟が表れ始める10時頃には庄内川河口を左岸から見ると逆光になってしまいます。

望遠鏡での観察するには問題ないのですが、写真を撮りたい人には陽炎がたちピントが合っているのか分からないようなモワモワの写真を量産することになります。

シギ・チドリの春の渡りが終盤になって数が増えてきました。5月上旬の時には数が少なくて近くで観察することが出来なかったのですが数が増えて岸近くに寄ってくるシギ・チドリが増えてきました。

春の渡り終盤に増えてくるソリハシシギやキアシシギもすぐ足元で観察できるようになりました。
この二種類が近くで観察できるようになるともう直ぐ終わりです。

来週の大潮まで種類・数とも藤前に残ってくれれば良いのですが、零年のパターンを見ると今週末あたりがピークになって翌日突然干潟が空になってしまします。

今週末は今日よりも干潮時間が遅くなり、観察には辛い日になりますが、すぐ足元なら逆光や陽炎も気にすることなく観察出来ます。

※今日の写真は、いつもお世話になっているMたさんからいただきました。
  
有難うございました。

 

 明日5月9日(土)は第二回目「渡り鳥調査隊が行われます。週末は干潮時間が15時過ぎと少し遅い時間ですが、ちょうど春のシギ・チドリの渡りのピークのこの時期ですので、干潮時間前の11時より干潟に集まりだしたシギチドリをみんなで数えてみたいと思います。飛び入りでも参加できるので、この機会に、どうぞご参加ください。

 

明日の満潮時間  8時27分 潮位213cm

明日の干潮時間 15時08分 潮位 46cm

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