ブルース スプリングスティーン 「The Ties That Bind」

ブルース・スプリングスティーンのオフィシャルサイトから今回のライブツアーの映像をまた観た。今回の「The Ties That Bind」の演奏を最初に観た時は勢いの無い演奏に少しがっかりしたが、歌詞を噛み締めるように歌うスプリングスティーンに気がついた。今の「The Ties That Bind」なのだと思った。そして「No Surrender」を楽しんでいる姿を見て、彼の作った曲が本当に好きなんだなと思った。その頃の生き方も今は好きになっているのかなと想像もした。そして今、「Night」を聴きながら昔その曲を噛み締めながら聴いて夜の闇の中を一人歩いていた自分を思い出した。それをおだやかに思い出せるようにやっとなれた自分に、彼のニューアルバムを聴いてから気がついている。ブルース・スプリングスティーン＆Eストリート・バンドは今を生きているバンドなのだと思う。それぞれのことを経験して今がある。今のスプリングスティーンを無性に見たくなった。