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マジック・シェードの危機

駅前の花屋で見かけておもしろそうなので買ったマジック・シェードを育てている。
もう7年目位になる。
初めはキウウイの実の様な実が植わっていて、
そこから細い茎が10センチ位伸びていただけだった。

今では高さが150センチ位になり、横にも枝葉が伸びている。
一人暮らしで引越をした時にも連れて来た。
根詰まりになるごとに大きい鉢に植え替えた。

今年の夏にベランダにクーラーの室外機を設置して、
排出した風が当たるのは良くないと思い、
マジックシェードは南西向きの部屋の窓際に置いていた。
鉢が大きくなり持ち運びが大変になり、クーラーも使っていたので、
ベランダに出さずにいた。

ふと気がついたらマジックシェードの下の方の枝葉がしなびてきていた。
あわててベランダに出して室内でも窓を開けている。
油断した。
このマジック・シェードも生きているというのを忘れていた。

この5日間位でかなりの枝葉が落ちてしまった。
でも今年伸びてきた枝葉は青く生き生きしていて、
茎には吸い上げた水滴が出ているので
大丈夫だと思っている。

いざとなると最低限のことだけ守って生きる。
マジック・シェードのたくましさを感じる。
おおげさだが自然のきびしさを生きる強さを感じる。

本当にこのマジックシェードにはいろいろなことを教わっている。

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ブルース・スプリングスティーン「ロックンロールの囚人」

ブルース・スプリングスティーンの伝記「ロックンロールの囚人」を借りて読んでいる。
まだ初めの4分の1位しか読んでいないが、
前に読んだ伝記は「ザ・リバー」までしか書いてなかったので、
その続きがこの本に書いてあるようなので読んでいる。
この本は他の本からの引用が多くて今のところあまり自分に新しい事は多くないけれど、
続きを読んでいきたい。
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「ぴあ」廃刊に想う

情報誌「ぴあ」が廃刊になると知り最終号を買った。
過去の表紙のイラストが懐かしかった。

思えば「ぴあ」にはお世話になった。
大学受験浪人中に予備校に行かないで、3本立ての名画座で映画を観ていた。
現実逃避もあったが、まだやれるよと映画を観て励まされていた。
持ち歩いていたカバンの中にはいつも「ぴあ」が入っていた。
映画のタイムスケジュールを調べて、一応映画館に電話して確認してから観に行っていた。
映画を観るのに必需品だった。

音楽を聴くにもまず「ぴあ」で新譜情報を見て買っていた。
そして何よりも大切だったのがコンサート、ライブ情報だった。
アーティストの来日情報をいち早く知る事が出来た。

「ぴあ」に来日決定、詳細は近日発表と載ると1週間以内位にプロモーターから正式発表になっていた。
僕は「ぴあ」に好きなアーティストの来日情報が載ると、
新聞販売店に毎日平日朝2時前に通い、
新聞に来日決定の広告が載ると、本当に小さい文字で本日より整理券発行と書いてあるのを確認して、
ウドー音楽事務所、キョードー東京に整理券をもらいに行った。
ウドーのチケットの販売をしていた青山チケットエージェンシーのあった乃木坂まで
JR始発の朝4時半前の電車に乗り飛んで行った。時にはタクシーで直接行ったこともあった。

当時乃木坂駅近くの乃木公園で整理券を配布していた。
軍団と呼ばれていた人達が乃木公園前に車で待っていて、
整理券発行の新聞を読んだと確認してもらえると番号をもらい、
たぶん朝6時だったと思うが番号順に並んで整理券をもらっていた。

今思えば良いシステムだったと思う。
電話、インターネットでチケットを買うには運任せが大きいが、
整理券でのチケット購入は本人の熱意、
熱意が強い人が良い席のチケットを手に入れられていた。
実際、武道館のアリーナ、前から3列目位のチケットを手に入れることが出来ていた。

この時に知り合いも出来てお互いに出来る範囲で協力して整理券を手に入れていた。
この縁でブルース・スプリングスティーンの来日公演、トム・ジョードツアーのチケットも手に入れた。
なつかしい思い出だ。

今はインターネットの時代になって、
いわゆるアナログの時代は終わってしまった。
雑誌よりもネットで情報を仕入れることに移った。
昔からよく行っていたCDショップも閉店してしまい、
情報雑誌「ぴあ」も終わってしまった。

でも僕は実際に手に持つことが出来る雑誌、CD、チケットが好きだ。
古い人間なのだろうけれど手に入れた実感が湧く。

今回の「ぴあ」廃刊に時代の変化を感じた。
そしてセンチメンタルなさびしさを感じている。
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「6割理論」の盲点

今日、相談をする為に居場所に行った。
そこで僕が以前考え出した「6割理論」の話になった。

「6割理論」の一番の柱
自分のやったことが6割出来ていれば他が満足出来なくても、それでよしとする。
それは僕が今までやりたいことをやってきたからそう言える。

これは今の自分にとってかなり実践出来ていると思う。

でもここで、最近の僕は自分には6割で良しとしているのに
相手に9割求めているではないか
と言われてしまった。
これは痛い所をつかれたと思った。

相手の言いたくても言えない気持ちを思いやり、
相手には4割で良しとする。
という6割理論の裏に「4割理論」も僕は考え出していたのだが、
すっかり忘れてしまっていた。

さらに嫌いな相手には2割出来ていればそれでいいではないかと話してもらった。
まさにその通りだと思った。


部屋の押入れから「6割理論」を出してきてもう一度読み返した。

自分の短い一生。
やりたいことをやろう。
どうでもいいことはどうでもいい。
大切なことを大切にしよう。
自分で動こう。

また自分を見失っていたことに気がつかせてもらった。
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写真が放送に載ります

急ですいませんが今日フジテレビ夕方6時40分頃スーパーニュースでこの写真が載ると連絡が来ました。よろしかったら観てください。
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「楽しい」と「さみしい」が大切

思い出の花が根詰まりの様なので大きい鉢に植え替えた。
昔、ライブに一緒に行っていた人に久しぶりに会った時にプレゼントされた花。
たくましく生きています。

今日は居場所に行ってスポーツをした。
体を動かして大声を出して楽しかった。
スポーツの後で「楽しい」と「さみしい」が大切とぽつりと話してもらった。

僕は楽しいと感じるとうれしくて優しくなれる。
そして「さみしい」というのは、
以前僕が講演会に行って講師の方に質問したら
「さみしい」という気持ちは大切です。
「さみしい」感情が無くなったら人でなくなる。
と話してもらったことがある。

その話をしたら、
「思い出した。それ3回聞いた」
と言われた。
いつもの話になった。

でも、何かうれしかった。
よくわからないけれど今、この場を大切にしたい。
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NHKスペシャル徹底討論「どうする原発」を見て考えたこと

昨夜のNHKスペシャル、徹底討論「どうする原発」を見て考えました。
誰でも原子力発電を行わないで済むのならその方が良いとは思っている。

今回の福島での原子力発電所の事故で、
自分達の住む場所を追われた人。
出された放射能でこれからどのように人類、そして地球全体の生態系に影響するのかは想像さえ出来ない。

また事故でなくても原子力発電で発生する使用済核燃料をどうするかは、
まだ解決していない。
とりあえず貯蔵しておき今後の技術発展で処理をすると、
未来の世代へ押し付けているという。

しかし再生可能エネルギー、太陽光、風力、地熱発電などの自然エネルギーは
コストがかかり、原子力のように毎時間予定した電力を安定して作り続けることは出来ない。
また火力発電に戻るのは二酸化炭素を大気中に増やし温暖化対策に逆行する。

ここで番組でも言っていたが検討する為のしっかりとした数字が出ていないことを感じた。
原子力発電に頼らないで、将来自然エネルギーだけで電力をまかなえることが技術的、数字的に可能なのか?
自然エネルギーによる発電だけにすると電気料金はいくらになるのか?
どうもこの話を大変だ。何とか気持ちで頑張ろう!何とかしなければ!
と本来すごく科学的な数字の話のはずが気持ちだけでの議論になっていると僕も感じた。


ではどうするか?
僕は原子力発電は将来は廃止する。
とても人類の扱えるものとしては原子力は危険過ぎる。

でも今すぐ廃止したら電力をまかなえないので原発の新規建設はしないで、
今稼動中の原発は時期が来るまで細心の注意をはらいながら稼動させる。

自然エネルギー発電を日本全体で力を結集して予算を充分出して、
雇用も作って国のプロジェクトとして協力に推し進めて行くことだと思う。
原子力を安全に使うことを考えるよりも、自然エネルギーをどう開発していくかに、
国力を向かわせるのが良いと思う。

自然エネルギー発電の弱点である不安定な発電力も
蓄電池の開発で発電出来る時に発電して電気を蓄える技術を開発すれば
解決するだろう。

それをするのが人の技術が優れている日本の生きる道だと思う。
ドイツではそれをすでに始めているらしい。

僕はこう考えています。
でも窓を開けて扇風機を回してこの文章を書いていましたが、
頭がぼーっとしてきて部屋の温度計が30度になっていたのでクーラーをつけてしまいました。
なかなか現実は難しいです。
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ブルース・スプリングスティーン 1978.8.21.ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデン

ブルース・スプリングスティーン&ジEストリートバンド、ダークネスツアー、
マディソン・スクエア・ガーデンでの公演初日のブートCDを聴いての感想です。

オープニング曲「サマータイム・ブルース」に続き「BADLANDS」が始まる。
僕はこの瞬間が好きだ。
やはり「バッドランド」はこのツアーが一番熱い演奏で好きだ。
歌詞の一節
”Don't wast your time waiting”
ただ待っているだけで時間を無駄にするな
これが今の僕に響いた。
スプリングスティーン、Eストリートバンドがすごく熱く感じ、生き急いでいる。

ブートCDなので音はオフィシャルのCDよりも落ちるのは当たり前だが、
雑音が少なく気にならない。ただ今一つ音の厚みが少なく感じる。
そしてパッケージにブルースのMCが活字で載っているのがうれしい。
後でじっくり読みたい。

それにしてもブルース・スプリングスティーンにはロックの華を感じる。
「ダークネス・オン・ジ・エッジ・オブ・タウン」でブルースが体から振り絞るようにして歌う。
”いつかこの秘密を引き離してぐちゃぐちゃに踏みつける”
これだと思う。

そして「FACTORY」で仕事のつらさを思い、
「THE PROMISED LAND」必死にもがいている。
今日の「プロミスド・ランド」はすごくきつくシリアスに歌っていると僕は感じた。
ここで僕は思った。僕もこんな時期があったなと。
今になると何かなつかしく感じる。

クラレンスのサックスがさえ渡っている。
曲の前のブルースの語りが優しく温かい。

ライブ全体の流れがまだツアーの終盤に比べて今一つに感じるが、それぞれの曲が強く響いた。

2ND set 「SANDY」を聴いていたら何か幸せな気持ちになった。
ダニーのアコーディオンがいい。

2nd set少し中だるみを僕は感じてしまったがいつもの流れ
「BACKSTREETS」「ROSALITA」へと続く。

この「ROSALITA」でのクラレンスのサックスが僕はクラレンスの演奏の中で一番好きかもしれない。
陽気な感じがいい。

「BORN TO RUN」Eストリートバンドメンバーが各自の演奏をして宝石箱の中のようにきらめいている。
”Someday We'll walk in the sun"
そうなんだいつか陽射しの下でのんびり歩くんだ。でもそれまで走り続ける。Born to Runだ。

アンコールでの「BECAUSE THE NIGHT」が熱かった。
そして「QUARTER TO THREE」クラレンスのサックスがいい。
クラレンスのサックスはしっとりと聴かせる演奏もいいが、エキサイティングな熱いプレイがよりいいと僕は思った。

僕は2年前にボストンで彼らを見てきた。
ダニーはもういなかったけれど。
クラレンスをしっかりとこの目で見てきた。
僕の中でクラレンスは生き続ける。


いつものようにブルースのライブを聴いた後、僕は生きていると感じた。
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熱中症になりかけました

仕事を正午までやってスーパーで買物をして部屋に帰り、
風呂に入ってからインターネットのメジャーリーグ中継を観ながら食事をしていた。
僕のお気に入りのサンフランシスコ・ジャイアンツの試合を観ていた。
サンフランシスコの風景も楽しめるのも好きだ。

ところが何となく頭がぼーっとして、気持ちが悪いような気がしてきた。
温度計を見たら摂氏32度だった。
あわててこの前、設けたクーラーを入れた。
熱中症になりかかっていたのだと思う。

野球と寿司に気を取られて体に熱が入っているのに気がつかなかった。
危ないところだった。
こういう状況で熱中症で室内で倒れるのだなと思った。

つい節電でクーラーをなるべく使わないで夜だけ使おうと思っているうちに
熱中症になりかかってしまった。

団地の部屋はどうも熱がこもって、夜間も温度が下がらず、
毎日の熱が蓄積されるようだ。
熱中症で孤独死になるところだった。
皆さんも気をつけてください。
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