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べてるの家の岡本勝さんをしのぶ会

べてるの家で亡くなられた岡本勝さんをしのぶ会に出席して来ました。
僕にとって岡本勝さんは本の中の人。
僕が3年前にべてるに来た時には岡本さんは脳梗塞か何かで半身不随になられていた。
たまに介護が中心の場所から出て来るのを見かけたけれど僕は一言も話したことが無いまま岡本さんは亡くなられてしまった。
話しかければよかったかなと思いました。

しのぶ会に出席した人が一人ずつ岡本さんの思い出を話した。
女性は全員抱きつかれたと話していた。
「おーいい女だな」と言って抱きついて来たという。
今なら完全にアウトだけれど岡本さんは大丈夫だったよう。
さらに立ちションをしていたと何人もの人が言っていた。
それでも岡本さんは愛されていたようで、僕は不思議だなと思った。
何か魅力があったのだと思う。僕もそこを知れたらよかった。

僕は岡本勝さんはべてる的な人なのだと思う。
今の僕の常識から見ればどうしようもないセクハラおやじなのだけれど、
ずっとその姿勢を通したのはさすがだと思う。
そして昭和的なそういうべてるのメンバーは亡くなられて少なく成っている。
だから僕はそういうべてるの創生期のメンバーに学びたいと思いました。
またそういう目で見ると、僕は良いこととは思わないけれど、一部のメンバーのセクハラ的な行為も納得がいく。
今では許されないけれど当時のべてるではありだったのだろう。
そして今のべてるにきゅうくつさを感じている人もいるのだろう。

まあセクハラ行為は僕は認めないけれどべてるの40年の歴史の中に学ぶ物も多いだろう。
僕もせっかくべてるに来たのだから創生期のべてるの魅力を学びたい。
早坂きよしさんが耳や鼻をかじりあった仲だと岡本さんとのことを話していた。
でも僕はそういう仲には成りたくないなとも思う。
べてるの40年の歴史かな。
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「アーモンド」ソン・ウォンビョン 矢島暁子訳の感想

「アーモンド」ソン・ウォンビョン 矢島暁子訳を読んでの感想です。
僕はこの本をいろいろバタバタして落ち着かない中で読んで、実家に帰った時にも読んで、
引き込まれて読みました。
友情っていいな。僕も友達を大切にしよう。男の人も女の人も。
感情の無い主人公。自分に起きた悲劇の意味も分からない。
でも出会った人に誠実に接することで感情を持つことが出来た。
いいな。いい話だ。
僕も友達作ろう。そこにいる人と友達に成ろう。
ちょっとしたいい話。そして僕の中にずっと入り続けるだろう。
さわやかな温かい読後感。
やはり本屋大賞の本は好きだな。僕はこういう本をもっと読みたい。
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ブルーススプリングスティーンのファンの集まりに行って来ました

ブルーススプリングスティーンのファンの集まりに行って来ました。
僕は少し無理しないと参加出来ないですが、参加してよかったです。
降りていく生き方もいいけれど、一生懸命努力して獲得していく生き方もいいです。
また頑張ります。僕は生きていると感じました。

ブルース75歳のバースデイパーティとみなさんのブルーススプリングスティーンライブ観戦報告。
いっぱい刺激受けました。
みなさんが撮ったroll callの時の映像に僕が以前ブルーススプリングスティーンのライブで会った人たちが3人映っていました。
名前も忘れてしまって申し訳ない。でもまた会えたらいいなと思いました。
僕は今まで運が良いか悪いか分かりませんがroll callに参加したことがないです。
次回はぜひroll callに参加したいです。
みなさん気を使ってくれて僕に話しかけてくれてありがたかったです。楽しかったです。
僕はやはりアメリカのアリーナがいいです。また観れればいいです。それまで頑張ろう。
さらに今日は僕が浦河でなかなか育てられないルピナスの育て方まで教えてもらいうれしかったです。
本当に無理して行って来てよかったです。ありがとうございました。
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北海道浦河で秋を感じました

北海道浦河は今朝は曇り空。
窓を開けていると寒く感じました。
高積雲が広がって来たので外に出て写真を撮りました。
秋を感じました。
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現代のエスプリ「精神障害」を生きる1998/2至文堂

べてるの古くからのメンバーから借りて読みました。1998年発行の本
いいな昔の作業所の雰囲気を感じる。みんな一生懸命社会復帰しようとしていたな。いろいろなこころある人に感謝だな。
座談会、生良さんも積極的に発言している。
みんなで作ってみんなで使う作業所。
いろいろな人のいろいろな役割
地域で生きていくことが出来るのだを大切にしてきた
べてるの出発のコンセプトは「苦労しよう」
依存しながら自己主張が出来るのが自立
失敗するチャンス
そんなことが書いてありました。

でも今のべてるはどうなのか?
理想は色あせて来て社会参加というよりも施設内で時給400円の内職的仕事に満足している。
もう「商売しようぜ」「ひともうけしよう」というやる気は少なくなっている。
べてるはいわゆる普通の作業所に成ってしまったと僕は思う。
それもそれでいいのだろうしメンバーもそれを望んでいるみたい。
そこで僕はどうするか?
その中で僕はべてるの3Sという作業よりもミーティングを重視するグループに入った。
何となくもしかしたら昔のべてるにあったらしいワクワク感を得られるかもしれないと思っています。

この本に千葉病院のソーシャルワーカー漆原和世さんの文章があった。
千葉病院、ほっとハート市川、なつかしいな。
僕も通院していた。見学も行った。
漆原さんも遥か昔に見かけたことあった。
僕は隣の習志野市に住んでいたけれど、わざわざ市川市に引っ越す人もいたとお母さんが話していた。
そんな頃を思い出しました。
この本で僕の歴史が今とつながった、何かせつなくうれしく感じました。
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