自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
秋分の後の日の出
毎年春分、秋分の時期に自分が仕事に出かける時間と
太陽が出てくる時間が同じになる。
そこでその時期になると少し出かける時間を早くして
日の出の写真を撮っている。
年中行事というか、半年ごとに訪れる機会に
半年が過ぎたのだなと感じる。
この半年はどうだったかと思い出している。
この半年は僕にとってとても大切な経験が出来た月日だった。
ブルース・スプリングスティーン&ジ・Eストリートバンドのライブを体験出来た。
これからもずっと大切にしていく出来事だ。
いい半年だった。
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ブルース・スプリングスティーン、還暦ロックをありがとう
昔の言い方では還暦を迎えたということになる。
その年に、僕はブルースのライブを観させてもらった。
初来日公演から24年。
その24年後、僕はEストリートバンドとのライブを
やっと目の前で観ることが出来た。
当然僕も歳をとった。
他の人から見れば、何をやっているんだと思うかもしれない。
でも、僕にとってはとても大切な年月を生きてきたと思う。
ボストンでのライブで僕がさわったステージ上のブルースの腕は柔らかかった。
腕を出しているブルースはおだやかな笑顔をしていた。
僕もブルースも今を生きている。
PEACE OF MIND を求めて
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ブルース スプリングスティーン「サンフランシスコ、カリフォルニア1978.12.15」PART2
ブートのライブCDの感想の続きです。
2nd setが始まり
ライブの「THE TIES THAT BIND」がいい
そしてブルースがクリスマスタイムの話で観客をひきつける。
さびしい日にサンタに出会ったと。
話がうまい。
そして「SANTA CLAUSE IS COMING TO TOWN」
次の曲「FEVER」がなぜか今日はしっくりときた。
今の気持ちに合うのか、
ここからの数曲を聴いているうちに
僕の抑えられている気持ちを現してくれたと感じた。
「BACKSTREETS」
ゆっくりとした速さで感情こめて演奏していた。
僕はこの曲の歌詞の中にある
『テリー、俺達が観に行った映画を覚えているか。
俺達は映画のヒーローと同じ歩き方をしようとした。
そうしなければいけないと思っていた。
でも結局は他の奴らと同じ、その他多勢だと思い知らされた。』
これが僕はすごくわかる。僕も同じことをしていた。
あと僕としては「BORN TO RUN TOUR」の時は無かったのだが、
曲の終わりに、友が戻ってきて、なぜ戻ってきたかと問う場面がある。
これは無い方が良かったと僕は思う。
でも感動した。
そして「ROSALITA」
ブルースの話からイントロが始まり、お祭り騒ぎとなった。
この頃の「ROSALITA」がノリがあってすごくいい。
知らないうちに体が動いていた。
そして「BORN TO RUN」
独特のノリ、グルーブ感がある。
もう暴走している。
さらに「デトロイト・メドレー」
ワイルドでもう僕の頭の中が真白になった。
「TENTH AVENUE FREEZE OUT」
すごくいい。アルバムでの演奏よりもすごくノリがあってよかった。
「RAISE YOUR HAND」
欲しいものがあるなら手を挙げろ。ロックだ。
いつまでも続いていくライブだった。
このライブが僕がブートで聴いたライブの中で最高のものの一つだと思う。
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ブルース スプリングスティーン「サンフランシスコ、カリフォルニア1978.12.15」PART1
僕はブルース・スプリングスティーンのライブツアーの中で、
1978年頃行われた、このダークネス・ツアーが一番好きだ。
一番熱がこもっていると、聴いていて感じる。
オープニング曲の「BADLAND」から熱い演奏で、
うまく言えないが闘っていると感じる。
聴いていて、自分が初めてブートでライブCDを聴き始めた頃を
思い出した。
自分も今までにいろいろな経験をしたと思う。
ブルースのライブをCDで聴くのを楽しみにして
乗り切ってこれたと思う。
「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」は聴いていて力が入る曲だ。
ブルースが"Pay the Cost"と叫び、
僕は拳を握り締めて聴いている。
「FACTORY」を思い出して、僕は半ベソかいて仕事に行っていた。
そして「THE PROMISED LAND」がハーモニカで始まり、
ブルースが叫ぶ。
この曲を聴くと、僕は全てがうまくいきそうに感じる。
幸せに感じる、生きていると感じる。
バンドのさえないバックコーラスも、
完成していないけれど、荒削りな演奏に
気持ちが入っている。
「PROVE IT ALL NIGHT」の爆音ギターで、
これで僕は大丈夫だと感じる。
そして「RACING IN THE STREET」、「THUNDER ROAD」、「JUNGLELAND」の
おだやかな流れで、僕のこころが解放される。
僕は毎週末ブルースのライブCDを聴いていたのを思い出した。
でも、体力が無くなってしまったと思う。
このライブの後半はまた来週聴くことにした。
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ブルース スプリングスティーン「パリ、フランス1985.6.29」
BORN IN THE U.S.A.ツアーのライブ映像をやっと観れた。
僕がブートCD、VIDEOを買いまくっていた頃は
BORN IN THE U.S.A.ツアーだけは映像が出回っていなかったこともあるが、
それよりも僕がブルース・スプリングスティーンの初来日公演に、
チケットをやっとの思いで手に入れたのに病気で入院してしまい
ライブに行けなかったことがある。
その時のことを思い出してしまうのが怖くて観れなかった。
今でも初来日公演の京都でのライブCDは聴けないまましまってある。
今年の4月に僕がアメリカ、ボストンへ行って
ブルース・スプリングスティーン&ジ・Eストリート・バンドのライブを
二日間共に2列目に立って観れたことでやっとわだかまりが解けた。
フランス、パリでのライブ映像を観ての感想は、
まず、皆若い。
24年前なのだから当たり前だが、バンドメンバーの若い顔に驚いてしまった。
そう感じられるのも僕が今のEストリートバンドを
2列目でしっかり観てきたからだと思う。
そして余計なことだがブルースの奥さんになったパティーも
この映像では色っぽかった。
「BORN IN THE U.S.A.」、「BAD LAND」と演奏が進んでいき、
すごいロックの勢いを感じた。いい気負いがある。
そして「THE RIVER」を聴き入って、ロックの切なさを感じた。
僕はこの「THE RIVER」にスプリングスティーンの
エッセンスが詰まっていると思う。
夢が違う方向へ進んでいってしまい、
夢を語ることは嘘をつくことなのかと自問して、
それでも彼女と二人、想いを語った川へ行く。
川はもう干上がっているのだけれど。
この一度夢が破れても、そこからもう一度立ち上がり、
夢を持つことの責任を果たして、さらにもっといい夢を持つ。
これが僕が好きなスプリングスティーンの描く世界だ。
僕が一番好きな曲「THE PROMISED LAND」
今も変わらず理想を求めている姿が好きだ。
でも僕が4月にボストンで聴いた「プロミスドランド」と
この頃の「プロミスドランド」を今聴くと、
同じ曲でも伝わってくることが違っている。
それぞれの人生の経験を積んで
「約束の地」への想いが変わってきているのだろう。
そして「THUNDER ROAD」で思わず泣いてしまった。
ブルースが観客に歌うのを求める部分で僕も歌った。
そう、僕はボストンに行って歌ってきたのだと。
ブルースのライブではロックの切なさと熱さ、
そしておおげさだけれど体も心も解放してくれる。
エルビス・プレスリーの曲のカバーもやったが、
ブルースがブルースにとってのエルビスのことを語る時のように
ブルースが僕のさびしい心を満たしてくれている。
そして「BORN TO RUN」の怒涛の攻撃
KEEP GOINGだ!
「BOBBY JEAN」では言葉が浮かばなかった。
そして大騒ぎとなりBRUCEが宣言する
"I`m just a prisoner of rock`n roll"
いいライブ映像に熱くなった。
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