自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
仕事に誇りがあるか
食事会に行った。
でも昔の仲間はいなくて、新しい知らない人だけだったので金だけ払って途中で帰ってきた。
途中で帰るのも大人気ないとは思ったが、
その場に居るのが苦痛だった。
それにしても以前一緒に話し合った、あの人たちは今どうしているのかな。
結婚して所帯を持ち満足した暮らしをしてるのかな。
僕だけ取り残されてしまったのかな。
そんなことを帰りの電車で考えていたら、
すごいネガティブな考えが浮かんできた。
今の病院の清掃の仕事は収入は安定してきたけれど、
仕事もこなせるようになってきたけれど、
何かやりがいを持てない。
看護婦さんには一人前に見られていない。
ベッドの周りをモップがけしていると、看護婦さんが来て
「体、このタオルで拭いてください。カーテン閉めますね」
と患者さんに話して、カーテンを閉めてしまう。
僕はそこの掃除は出来なくなってしまう。
トイレ掃除をしていると、ドアをノックしてきたので戸を開けると、
車イスに患者さんを乗せて、後ろで看護婦さんが黙って立っている。
僕に目も合わそうともしないで無表情で待っている。
僕は「すいません。すぐ退きます」と言って掃除を途中で止めて
掃除道具を抱えてトイレを出る。
『一言、すいませんね。ぐらい言ったらどうだ』
と僕は心の中で怒鳴っている。
とにかく自分自身にプライドを持てない。
ただ看護婦さんに指摘されないように、
患者さんからクレームが来ないように、
それだけの為に働いている。
段々自分が卑屈になってきている気がする。
さらに最近は、自分は汚れていると思っても、
クレームが来ないようにごまかす術をやり始めている。
以前のショッピングセンターの清掃は、他人が見れば何も見えないだろうが、
自分の掃除した所、自分の仕事に誇りを持っていた。
今の病院の清掃は埃(ほこり)があるだけだ。
お金の事だけを考えれば、自分がこなせる仕事で収入も安定しているので、
すごくいい仕事なのだろうけれど、
相手から一人前に見られない、扱われない事に疲れてきた。
一緒に働いている人達はお互い冷めた関係に僕は感じている。
あくまで仕事時間だけのつきあい。利害関係だけで成り立っている。
トラブルは無いけれど、バカを言う人はいない。
前の職場の怒鳴りあった熱い関係が懐かしい。
仕事はお金の為
と割り切ってやればいいのだろうけれど、
僕は割り切れないでいます。
もしよろしかったら皆さんの感想を聞かせてくださったらうれしいです。
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羊雲現れず
「明日は薄雲が出ます。羊雲やすじ雲です」と盛んに言っていた。
そこで僕は普段よりも早く起きて羊雲、高積雲を出勤前に撮ろうと思ったが、
普通の積雲がかたまって空を覆っていた。
仕事から帰ってきて空を見ても、やはり積雲だった。
羊雲というよりも、子豚雲ぐらいだろう。
がっかりした。
そもそも薄雲とは巻雲、巻層雲のことだと僕は思うのだが・・・。
でもなかなか前日にどのような雲が出るか予想するのも難しそうだ。
というよりもおもしろそうだ。
やはり良い写真を撮るには自分で予想して狙って撮るぐらいでないと、
なかなか良い写真は撮れないようにも思う。
明日の雲予想というのもおもしろそうだ。
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超簡単料理
僕の居場所で、もの凄く簡単な料理を教わった。
スーパーで30円で買った「もやし」を皿に盛り、
ラップして電子レンジで1分超で、シャキシャキもやしの出来上がり。
初めはしょうゆをかけて食べたが、2回目からは中華ドレッシングを買ってきてかけている。
このシャキシャキ感がいい。
よく食べる牛丼屋の生野菜はどこが生なのかと言いたくなる程しなびている。
これしかないので仕方なしに食べていた。
そこにこの懐かしい食感。
一袋食べて満腹感もある。
世の中工夫すればいくらでも住みやすくなるのだなと思いました。
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台風15号の感想 その2
今回の台風15号は雨もだけれども特に風が強かったと思う。
ここで思い出したのが以前、気象予報士試験の勉強をしていた時に学んだ、
危険半円、可航半円。
台風や温帯低気圧は北半球では反時計回りに風が吹く。
台風の右側では南風、左側では北風が吹く。
今回の台風15号は僕の住む千葉県では台風の右側になった。
そこで南風が強く吹いたのだが、この台風自身の風の他に、
台風は速い速度で北方向へ移動した。
そこで台風自身の風が吹いている空気のところに
台風が北へ移動するので、移動する台風が流される速度も北へ流れる風に加わることになる。
もし台風が時速40Kmで北へ移動していると、
北へおおよそ10メートル毎秒で流されている計算になる。
そこで今回の場合台風自身の南風20メートル毎秒に、
台風が流されていることによる南風10メートル毎秒が加わり、
南風が30メートル毎秒の強風になった。
そこで台風の右側でより強い風となる。
一方、台風の左側では台風自身の吹く風は反時計回りの北風となる。
ところが台風が移動するのに伴う風が南風となるので、
北風と南風が打ち消しあい相対的に台風の右側にいる場合よりも台風の左側にいる方が風は弱いことになる。
それで昔の船乗りは台風、強い低気圧に直面してしまった場合、
台風の左側に船の舵を切って、いくらかでも風の弱い方へ避難したという話です。
そこで台風の進行方向右側を危険半円、左側を可航半円と呼んでいたようです。
しかし現在では可航半円でも風が強い場合もあり、
可航半円内なら安全だという誤解を招く恐れもあるので使われなくなったようです。
この話はコンピューターの計算というよりも、すごく天気図的な話で僕は好きです。
年配の元気象庁予報官の方が昔の話としてちょこっと遠慮がちに話してくれました。
講習会の受講生の中で僕はすごくおもしろい話と感じましたが、
一緒に勉強していた人と話してもピンとこなかったみたいでした。
今日は台風一過の晴れが午前中広がりましたが、午後から上空寒気の流入で雨になった。
昨日の天気予報通りになり、
昨日、今日となかなかおもしろい気象と遊んだ日になりました。
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ブルース・スプリングスティーン 1978.8.22.ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデン
ここはブルース・スプリングスティーンのライブだと思い、
久しぶりに聴いた。
ダークネス・ツアー、マディソン・スクエア・ガーデン3公演の二日目のブートCDを聴いた。
今日は自分の気持ちもあるのだろうけれど、
シリアスな静かなテンションの高さをライブを聴いていて感じた。
バッドランドでブルースが搾り出すように歌う。
このバッドランドで
一日、一日を生きていかなければいけない
破れた心を立て直して
それが払わなくてはいけない代償
聴きながら僕は拳を握っている。
そしてダークネス・オン・ジ・エッジ・オブ・タウンが続く
すごい内面の力の入りようを感じる。
さらにファクトリー、
ここまで追い詰めるかと言うほどの深刻さを突きつけられた。
そうしてプロミスド・ランド
ブルースがハーモニカを吹き始めると僕はふーっと楽になった。
何とかなるさ、何とかするんだ。
もやもやしたものが霧が無くなるように晴れた。
プルーブ・イット・オール・ナイト
大声で叫んでいいんだ!
サンダーロードで涙が出てきた
そしてジャングル・ランド
最高の1st setだと感じた。
抑圧から解放されたと言いたい気持ちになった。
この日のライブは1st setが強烈過ぎて、僕は2nd setは何となく聴いてしまった。
でもバック・ストリート、ロザリータ、ボーン・トゥー・ランはいつもながらいい。
そしてビコーズ・ザ・ナイトがすごく良く感じた。
この時期の演奏がこの曲は一番いいと感じた。
デトロイト・メドレーが無いのが物足りなかったが、いいライブだった。
これでまた僕はこれから頑張れる。
いつもの様にそう感じた。
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仕事から得るもの
病院の清掃、担当の病棟に今までは空き部屋があったのだが、
最近、空き部屋が減ってきて遂に満室になってしまった。
今までのやり方では掃除が終わらなくなってしまった。
休憩時間を減らして、毎日やらなくてもいい所は2日に一度にして、
手の抜けるところは抜いている。
でも2,3日ならそれでしのげるが、ずっと続くと無理になる。
自分の受け持った所はきれいにしていたい。
清掃のレベルを落としたくない。
それでここ2週間位は踏ん張ってきた。
でも結局汚れてもしょうがないのかな・・・。
そう話したら信頼している人から意外なことを言われた。
「その考えを人づきあいや僕の生活にも使えればいいのでは」
僕は思わずうなってしまった。
まさにその通りだ。
僕がいろいろな人の助けを得て考え出した「6割理論」
自分のしたことが6割出来ていればそれで良しとする。
それは今まで自分のやりたいことをやってきたからそう言える。
これはかなり今の僕は実践出来ている。
これを人付き合いにも用いる。
確かに「6割理論」の2項目目には人付き合いにも用いると書いた。
それは、こういう事なのかと今、初めて分かった気がする。
考えると今、初めて仕事から自分の生き方への流れが出来たと思った。
仕事は所詮お金の為にやっていると堂々と言ってきた僕だが、
仕事から学ぶこと、得ることがあるのだなと
意外な気持ちでいる。
でも確かに仕事をしてきて今になって「6割理論」をもっと深められる機会を得たと感じる。
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やることをやれた
いつも通りあまり盛り上がらなかったけれど、
僕の大会に出ての感想を話した。
チームの皆が同じ目標「勝つ」を持っていた。
だからまとまった。
その後、試合のDVDを観た。
これでやることをやれたと思えた。
この先、僕はこの居場所との付き合いもどうなるか分からない。
でもやることはやれたとはっきりと感じた。
帰りにブルース・スプリングスティーン「ザ・リバー」を聴いていたら、
ふと黒澤明監督「生きる」のワンシーンが浮かんできた。
主人公が本当にやりたいことを見つけて、それをやり遂げた。
公園のブランコで余韻にひたっている。
僕もその主人公のような静かなうれしさにひたっていた。
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「七転び八起き」は矛盾しているぞ
ボックス席というガラス張りでクーラーが効いていてきれいな空間で
ガラス越しにトラックが一望出来る贅沢なシートで競馬を教わった。
同じ情報を基にしてそれぞれ馬券を買ったのだが、
先生は1、2万円のプラスになり、僕は2、3千円位マイナスになった。
経験の差だと話してもらった。
その人生の大先輩の方と帰りに居酒屋に寄り、
食事も兼ねて酒も飲んだ。
競馬場でもずっと飲んでいたのだが・・・。
その席でおもしろい話をうかがった。
「七転び八起き」と言うが7回転んだのなら7回しか起きられないだろう。
8回は起きられないぞ。
確かにその通りだ。「七転び七起き」が正しいだろう。
ずっと人生40何年間生きてきたが、その言葉も何十回と聞いただろうが、
全く疑問に思わなかった。
すごい人だ。
大切なのは常に問題意識を持っているということだと話していただいた。
ただ話を鵜呑みにしていたのではだめだということだった。
さらに凄い話をうかがった。
「千円札の横幅はちょうど15センチメートルなんだよ」
たしかに部屋にもどってから千円札の横幅を測ったらちょうど15センチメートルだった。
これを知っているとたしかにもの凄く便利だ。
電器店や家具屋で買う物のサイズが分かる。2枚で30センチ、3分の一で5センチ。
凄い人と僕は知り合いにならせていただいたのだと思った。
飲みながらだったので話を忘れてしまったこともあるが、後で手帳にメモしたその人の言葉。
これからの僕の人生の道しるべになる言葉を聞かせていただいた。
「人は自分がした経験を次の世代の人に伝える。それが人が生きていることの意義」
僕は家庭を持たない選択をした。
その結果最近、何か自分はこの世界に生きてきた意義、証が、
自分が死んだら何も無いのではと思うようになってきていた。
でも子供を持って自分の遺伝子DNAを残せなくても、
自分の経験したことを伝えられれば、それが後の世代に残って伝わっていく。
すごく僕はこの話を聞いて勇気付けられた。
ちょうど今、先輩が僕に話してくださっているように、僕もいつか後輩に同じ様に出来れば。
先輩は僕をその相手に選んでくれたのだ。
偶然職場で知り合った人。つきあい、人との縁を大切にしようと強く思った。
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仕事の比重
僕が参加している月1回の集まりでもこのフォーラムに分科会を出すというので、
僕はその分科会に参加した。
分科会のテーマは「障害を持った人が働き続けるのに必要なもの」
この分科会は定員に達して申し込みを締め切ったほどの盛況だった。
そこでは10人程のグループに分かれてテーマについて話し合った。
一人ずつ話したのだが、
僕は働き続けるには目標と、仕事以外の趣味が必要と話し始めて
得意の気象予報士、ブルース・スプリングスティーンの追っかけの話をした。
仕事についての分科会からずれていたが、僕の話を興味深そうに聞いてくれた。
仕事をリストラで解雇されても目標があったから平気だったと話した。
そうして、ふと気がついた。
僕の人生の中で仕事の比重は小さいのだなと。
自信を持った目標
そこに僕の生き方のヒントがあるのかなと思った。
仕事はやる。その上で、それ以上に目標に向かって進むことを大事にする。
今度の目標は「ギターを極める」
段々これからの生き方が見えてきたように思う。
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それぞれのいいところ
いろいろあって疑問も感じていた。
でも試合で皆がそれぞれ自分の持ち味を出してひとつにまとまった気持ちがした。
僕の得意技は口撃。
体はもう若い人にかなわないので体が動かない分、口を動かした。
大声を出してチームを盛り上げて、反則にならない程度に相手チームの失敗も喜んで味方を鼓舞していった。
結構これが効いて劣勢を盛り返して勝ってしまった。
僕がミスしてもドンマイと声をかけてくれたのが助かった。
自分達に波を引き寄せて進む瞬間がよかった。
これがチームスポーツの醍醐味かなと思う。
結局3位決定戦にも勝って第3位の賞状をもらってきた。
すごくうれしかった。
僕の居場所はもう限界かなと思ってきたけれど、何か可能性を見れた。
試合後メンバーで飲み会があった。
僕は前日までは、あの人とは飲みたくないと言って参加しないつもりでいた。
でも1回戦後にやはり参加させて欲しいと言って一緒に飲んで勝利を喜んだ。
今まで準優勝と3位になったので残るは優勝だと気勢を上げた。
飲み会の幹事をやってくれた人から
「今日来てくれるって言ってくれてうれしかったです」と言ってもらった。
そして僕は決め付けてしまうからと言われた。
この言葉がこの時、僕にすんなりと入った。
みんなそれぞれ良いところある。
悪い所もいっぱいあるけれど。
翌朝、早く起きてこのことを日記に書いた。
よくやったよ。
胸がキューンとなって切ない満ち足りた気持ちがした。
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積乱雲と虹 その2
すぐに雨は止んだ様子。
もしかしたら虹が見れるかと思い窓を見たら積乱雲。
寝ぼけていて西の空を観ているのに気がついた。
虹は太陽の反対側だ!
ふらふらして東側のベランダに出たら完全な半円状の虹。
狙って撮った一枚。
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