自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
当事者研究の暴力性
僕が居場所で大事にされていないと感じる。自分の話を聞いてもらえないのが不満だと話しました。
それについて話し合ったら「自分のことを聞いてもらえないと僕が感じている」ことについて研究しましょうと成りました。
それで僕はよし。研究しようと思いました。
でも翌日に成って何かおかしいと感じました。
「自分の話を聞いてもらえないと僕が感じる」のではなくて「実際に自分の話を聞いてもらえていない」のだと思いました。
僕はこれは危険。
1人の考えていることを強制的に考えないようにさせると思います。
研究の前提を強制的に決められてしまう。
これは当事者研究の暴力だと思いました。
そして僕は当事者研究を上手くまとめようと考えるので研究の前提を鵜呑みにしてしまう。
研究の行き着く先を初めから決められてしまう。危ないなと思いました。
後日に僕が信頼している診療所のソーシャルワーカーさんにこの事を話したら僕の話を信用してくれて「自分の話を聞いてもらえない時に僕がどうするか」の研究をしましょうとしてもらいました。
僕はうれしかったです。
それから居場所に見学に来ている人がいて、僕はその人はみんなに自分の話を聞いてもらっているように見えていいなと思っている人にみんなと接していてどう感じているか?どうしたら自分の話を聞いてもらえるかインタビューしようと成りました。
そのソーシャルワーカーさんとの面談の後にちょうどその人を見かけたのでさっそく聞いてみました。
すると「私は相手の話を聞く時間の方が自分の話をする時間よりも圧倒的に長いです」と応えてもらいました。
僕はそうか。僕は自分の話を聞いてもらえないからと思って相手の話も聞いていなかったと思い当たりました。
そういうことで僕の「自分の話を聞いてもらえない時に僕がどうするか」の研究を進めています。
これから更にインタビューをしていきデータを取っていきます。
当事者研究は万能のようでいて使い方を間違えると相手の話を封じ込める暴力に成るので危ないところがあるのだと僕は思いました。
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ハーモニーで出会った人たち「同じ月を見上げて」新澤克憲さんを読んでの感想
東京世田谷にある作業所「ハーモニー」に僕たちは以前見学に行った。
僕たちの作業所をこれからどうしていくか?手探りで行った。
最寄り駅で降りてみんなでいつものように気分体調を伝え合ってから行ったのを覚えています。
ハーモニーは何か温かく感じました。メンバーが自信を持って話していたのが印象的でした。
そして新澤さんにも少しだけ話して僕が知り合った名刺会社の社長さんの会社で作ってもらった名刺を渡して帰って来ました。
その後その名刺に載せた写真が縁で、新澤さんが僕と同じくブルース・スプリングスティーンのファンだと知りフェイスブックの交流が細く長くつながっています。
今はもう僕たちの作業所は消えてしまいましたが、新澤さんの作業所は活動を続けています。
そしてハーモニーの活動、メンバーの話を新澤さんの体験を通して語られた本が出版されました。
アマゾンでも買えますがハーモニーのホームページから注文するとメンバーの工賃に反映されるとのことです。
ハーモニーから購入するとないしょのおまけも付きます。
ハーモニーの通販サイト(おまけ付き)
https://harmony1.theshop.jp
就労継続支援B型なのだなハーモニーは。当時はB型が良いらしいという話が出てみんなB型に移ったな。
まあ僕からすれば、これが最初のボタンのかけ違いだった。
この本ではいろいろな人の人生が新澤さんの見た姿で書かれている。
僕にも書いてくれる人いるかな。
本に書いてくれなくても覚えていてくれる人がいたらいいな。
やっぱり僕も誰かの記憶の中に入れたらいいな。
いろいろなメンバーと家族が描かれている。
それぞれにそれぞれの人生があったのだ。
僕もおばあちゃんの話をもっと聴けばよかったな。
関東大震災、東京大空襲で2度隅田川に入ったと言っていたな。
語り継ぐの大事だな。
そして僕の人生も誰かに継いでもらいたいな。
でも考えてみたら僕は今まで偏見差別を受けたと感じないで生きて来た。
新澤さんのようないろいろなこころある人たちに助けてもらったのだな。
「異なった者同士が隣り合いながら、互いのかけがえのなさとどうしようもなさにうろたえながらも、同じ場に居続けることはできるのではないか」
僕も僕の今の居場所もこれが大切なのかなと思いました。
僕にとってやさしい大切な本に成りました。
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「THOUDER ROAD TO THE PROMISEDLAND」Vol.5その2
今回はブルース・スプリングスティーンの初来日公演から39年。初来日記念イベ
ントとして初来日公演に行かれた人の話と音声、映像で初来日公演を振り返りま
した。
僕は今まで初来日公演を観に行かれなかったので、それを思うとつらくなるので
初来日公演のイベントの参加は避けて来ました。その時の録音録画も聴こうと思
えば聴けたけれど観たり聴いたり出来ないでいました。
でも今日のイベントで僕は初来日公演初日のオープニング曲Born in the U.S.A.の
ライブ録音を初めて聴きました。熱い演奏、雰囲気だなと感じました。そう感じら
れるまで39年かかりました。やっと聴けました。
いろいろな人のおかげさまで聴けました。ありがたく思いました。
皆さんの初来日公演の思い出を聴けてよかったです。初来日公演を良かった素
晴らしかったと言う人もいれば、会場が暑くてクーラーが無くて気持ち悪くなり熱
中症で帰ったと言う人もいました。それぞれの人が感じた初来日公演その思い出
を聴けて僕は何か楽に成りました。
僕も初来日公演のことを話しました。チケット購入整理券配布の情報が欲しくて
新聞屋に毎朝2時に通った。
でもそれで病気になり初来日公演のチケットを取ったのに病院から出してもらえ
ず観に行かれなかったと笑って話せました。
そして最新ライブレポートとして先月僕が観に行ったサンフランシスコでのブルー
ス・スプリングスティーンのライブでの写真をみなさんに観てもらいました。僕がブ
ルース・スプリングスティーンに握手してもらっているのを見て皆さん自分のこと
のように喜んでくれてうれしかったです。
初来日公演に行かれなかったからそれ以上のものを得られたのではと言ってもら
いました。まさにそうだなと思いました。
ありがたい満ち足りた気持ちでいっぱいに成りました。ありがとうございました。
今僕は居場所のことで悩んで迷っている。でもこの日のイベントのことを思い出せ
ばやって行けそうな気がする。僕にもちゃんと居場所があるのだ。
僕はブルース・スプリングスティーンの言うようにKeep going!で進んで行こう。
BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET
BAND & Hideaki Oya 大矢英明 2024.4.30発
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「THUNDER ROAD TO THE PROMISED LAND」Vol.5
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半々メソッド
来週からのニューべてる復帰について考えている。
結局僕はべてるに求め過ぎているように思う。
もっと軽くて楽しければもうけもん。上手くいかない日もあると思うと良いかもしれない。
浦河べてるに足を全部置かない。半分は浦河べてるだけど、半分は千葉に。
半分は当事者研究だけど半分はブルース・スプリングスティーンの追っかけ。
その方が柔軟に生活出来ると思う。人付き合いも柔らかく出来ると思う。
僕は半々メソッドと名付けました。
写真の青い花は近くの花屋さんで買って来て植えました。元からある赤い花と青い花がいい釣り合いに見えます。これも半々メソッドかな。
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べてるの家応援カンファレンス
僕はあきらめずに自分の思いを話してその結果で分かり合えたと感じました。
僕と相手の職員、悦子さん、ゆうこさん、PSW、カフェぶらの職員3人、メンバー2人が集まってくれました。
最初に僕が相手の職員から受けた嫌な思いを話しました。
すると僕の特性である、特定の人を嫌いになり気にして攻撃するロックオン現象だという話に成りました。
でも僕はそこでべてるで僕は大事にされていないと感じている。と話しました。
そしてまずは相手の職員に謝ってもらいました。
ていねいに心から謝ってもらったと僕は感じたので僕は分かりましたと言いました。
そこから流れがぎくしゃくした物から率直な雰囲気に成りました。
僕はニューべてるでまた活動したいと言いました。
また僕の大事な話をスルーされるのはすごく嫌な気持ちに成る。
べてるは一人で何とかやれる人には放置して何とかさせて我慢させて、そして知的障害の人や爆発する人にばかりケアが行くのが不満だと話しました。
そこから日々の対話は大切だねと共有出来ました。
僕は2週間に一度職員さんに30分間面談してもらい課題をピックアップして、それをニューべてるトリプルSでメンバーに話してみることにしました。
終わりにそれぞれ感想を言いました。
助かっていると日々伝えないといけないねと職員の人が言っていました。
またスルーすることも大切だけどあえてスルーしないのも大切だなと思いましたと職員さんが言っていました。
今回僕はスルーしないでこだわった。
それにより対話の大切さ必要さをみんなで共有出来たと思います。
悦子さんが歴史的に残るカンファレンスだったと大げさに言っていたけれど僕の歴史に残る話し合いでした。よかったです。
あとはメンバーの人が途中で抜けてしまったのが残念でした。これからはメンバーとどう関係を築いていくかも課題に成ると思います。
ロックオン現象よりも対話不足だったというのが発見でした。
僕が言い張った甲斐がありました。
あと相手の職員さんは耳が悪いという事を今回聞いてだから大声で話しているのかと思いました。
昔の政治家が「話せば分かる」と言ったらしいですが、まさにそうだなと思っています。
まだやっとスタートラインに戻れただけだけど僕はまた頑張ってみようと思います。
みなさんに心配かけてしまいすみませんでした。僕はまた動き始めます。
写真は最近のルピナスの丘です。水仙の花が咲いています。お礼です。
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「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス著 小尾芙佐訳の感想
僕は北海道浦河から千葉の実家に一時的に帰る時に薬を持って来るのを忘れて飲めずにいた。
眠れずぼおーとしてこの本を読んでいると主人公チャーリーに成った気持ちだった。
知的障害のチャーリーが書くけえかほおこくはひらがなや誤字も多かったのだけど僕はあまり苦労なくチャーリーに成って読んだ。
そのチャーリーが手術を受けてIQが急激に高く成った。
それはチャーリーが望んだことなのだけどチャーリーはIQが高く成って幸せに成ったか?
作業所の仲間からは「きょーよーを高めると古い友だちとしゃべれなくなるぞ」と言われていたけれどチャーリーはそのまま人体実験を受け続けた。
自分がかしこくなったらみんな離れてしまったのかな。
チャーリーは賢く成って今までのことが分かってしまった。気が付かなければ良かったのに。
読んでいてチャーリーは僕に思えて来た。ただのいい人だったチャーリーは知性と教養を身に着けてすっかり変わってしまった。
それでも楽しい女性フェイとの交流の部分は読んでいて楽しかった。
僕は知的障害者を嫌悪している。その一方で僕も精神障害者で同じ様に嫌悪されている。
そしてチャーリーが送られて行ったウォレン養護学校はべてるの家なのでは?生をあきらめている。将来の自分を見ているようでこわごわ読んでいる。
僕は賢く成ろうとべてるに来て孤立している。まるで僕を見ているようだ。
チャーリーは僕なのだという気持ちが強く成った来た。
僕は地元の仲間から離れてべてるに来て良かったのか?
僕は浦河の主治医に言われたように「勘違いして浦河に来た」のかな。
1つ思ったのが、チャーリーはIQが高く成る手術を受けたことを周りの人たちに話すことを禁じられていた。
でも僕は仲間に話してよかったのではと思う。僕ならそうしたかもなと思う。
そうすればチャーリーの環境も良く成ったのではと思う。
でもつらいな。チャーリーの不幸が僕に起こっているように感じた。
頭が良く成ることIQが高く成ることが何なのか?
僕は昔ばかだったけど幸せだったかもな。
読んでいる途中で他の人のことを思っていたけれどやはり僕のことが書いてあった。
本の帯に書いてあった宣伝文句「何回読んでも泣ける」などという感動する本ではなく、この本は僕を深く自分の生き方を再考させた。
この本を読んで僕はどうするかを問われているように思います。
人のいい、いい人の大矢さんで居た方が良かったのかな。
この本の中でチャーリーは引き返す選択が出来た機会もあったように思う。
でもチャーリーはそのまま続ける選択をした。
大矢君はどうするのかな?
僕はサンフランシスコに行った大成功の気分からすっかり変わってしまった。
べてるの家に居るのは僕にとって幸せなのかな?
ここはじっくり考えます。
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