goo

ブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」感想その5 DEATH TO MY HOMETOWN

ブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」を繰り返し聴いている。
いつまでたっても聴き飽きない。
聴くたびごとに新しく感じることがある。

僕はブルース・スプリングスティーンの決してあきらめない力強さに魅かれる。
様々な問題を提起して、
それに立ち向かう姿に僕は励まされる。
どんなにきつい状況でも、
きっと何らかの光を見つけられるのだというメッセージを僕は感じる。
アルバムを通して聴いて、また頑張るぞと力が湧いてきた。

アルバム5曲目「DEATH TO MY HOMETOWN」
この歌は民衆の労働歌だと思う。
虐げられた民は怒っている。
アルバムの中で一番怒りを感じる。
真面目に働いている人達の怒り、闘いの歌だ。

Sing it hard,Sing it well
激しく歌うのだ。うまく歌うんだ。
この歌を歌うことで怒りを伝えたい。
これでもかと街をゴーストタウンに変えた略奪者達をたたき続ける。
情け容赦なく不正を働いた者をたたきつける。
もの凄い怒りの曲だ。

それを民衆の底力を感じるサウンドに乗せて歌う。
歌にすればきついメッセージも伝わると。
熱い闘いの歌だ。
その中に俺達は簡単には倒されないぞという意思を感じる。
力強いサウンドに僕は圧倒される。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )