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Bruce Springsteen On Broadway 観戦旅行記 その4 出待ちへの準備

ホテルで仮眠をしてから出かけると外は暗くなっていました。
ホテルからずっと真っ直ぐに進みタイムズスクエアを通り、左に行って劇場に来ました。
途中にトイレの個室が7室ぐらいある休憩室のような建物があり無料で使わせてもらいました。
聞いたら22時まで開いているということで、これは使えると思いました。

劇場には関係者出入り口の両側に柵が設けられていて20人ぐらいがもう待っていました。
僕は一番端に入れてもらいブルース達の到着を待ちました。
結構待って開演1時間前ぐらいだったと思いますがブルースとパティを乗せた車が来ました。
僕は持参した画用紙「Come To Japan」を車に向けて見せました。
何かパティが車の中で笑ってくれていたように僕は見えました。
ブルースとパティが車から降りて来てブルースは5,6人の人にサインして会場の入り口に入って行きました。
ほんの3メートル位の距離でブルースを見れてよかったです。
「Come To Japan」の紙もブルースに見せました。
サインは僕は後ろの方だったのでもらえませんでした。

僕はこの後、閉演後この場所で出待ちをすればいいのだなと思いました。
そして何よりも大切な人に会いました。
1か月かもう少し前に来て、出待ちでブルースにサインをしてもらったBSJの日本人の人が、
その時にお世話になったセキュリティーの人の写真を僕は見せてもらっていたので、
その人がいたので、あいさつさせてもらいました。

その人は便宜をはかってくれてブルースに彼のことを話してくれたようで、それでブルースが来て彼にサインをしてくれたようでした。
僕は先行してサインをもらった人から預かった感謝の言葉のメッセージをそのセキュリティーの人に伝えました。
そして一緒に来た人にもその人を紹介して少し話をしました。
日本人の女性と結婚していて日本にも住んでいたということで日本語も話せる人でした。
その人は僕たちが帰る時に「ここに9時半に」と柵の場所を指差して言ってくれました。

僕はそのセキュリティーの人が「ここに9時半」と言ってくれたことがすごく大事なことだと思いました。
先行した日本人の人にしてくれたように僕たちにも便宜をはかってくれるのでは。
僕はいてもたってもいられないような気持ちになりました。
一緒に行った人に場所を教えてもらいブルースのTシャツやジャンバーなどを近くの売店で買いました。
もう一人の人は会う人がいるということで別れて出待ちでまた会うことにしました。
僕はこれはもしかして大変なことになるのでは。と思いました。

まだ時間は7時半ごろだったので僕は夜間のロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見ようと思い道を戻りました。
歩いているとふと僕はずっと飛行機を降りてから何も食べていなかったと気がつきました。
そうしたら通りに「Sapporo Restrant」と大きな看板があり、湯気がガラスを曇らせていて僕は吸い寄せられるように店に入りました。
日本のラーメン屋風の雰囲気でした。僕はシンプルに味噌ラーメンをメニューを指差して注文しました。
しばらく経って味噌ラーメンが来ました。
見た目は何か野菜もしなびた感じであまりおいしそうに見えませんでしたが、
食べると昔風のシンプルな味噌ラーメン。油も少なめで昔からの味噌ラーメンに感じて懐かしさを感じました。
熱すぎずもせずにやわらかいやさしい味でした。こころも体も温まりました。
帰りにレシートを渡されたのですが、よく分からなくてまあ多めにチップも入れて10ドル渡しました。

それから疲れるのも嫌なのでクリスマスツリーはあきらめて、椅子が外にあったので座ってスマホで日本のBSJの人に経過報告しました。
僕はこれは凄いことになるかもしれないと書きました。
そうしているうちに時間になり劇場に戻りました。

続く
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