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べてぶくろ講演会 末井昭さんをお迎えして

今日は大矢君、早稲田奉仕園というところでべてるの家の本の出版記念講演会を末井昭さんをゲストにお迎えした集まりに参加しました。
末井昭さんは僕の思っていた通りの雰囲気の人だったな。苦労人の温かさを感じたな。
向谷地生良先生の浦河べてるの家の近況紹介から大矢君の通うべてぶくろも紹介されました。大矢君、壇上に上げてもらいべてぶくろの近況を説明しました。

べてぶくろはカオスな所。自慢はミーティングが多いのが自慢の浦河べてるよりもミーティングが多いところと話しました。

そして大矢君、べてぶくろを出版本に載っている「石ころの原理」が起きているところと話しました。
ゴツゴツの石がお互いぶつかり合いながら川を流れていくうちに丸くおおらかな石となり海にたどり着くという話でした。

そこまではよかったのですが、大矢君は生良先生から「他人事メソッド」の話を振られて説明実演したのですがいまひとつでしたね。

そうそう大矢君ちゃんと準備しておかないとダメだよ。せっかくの発表の機会だったのに。最近他人事メソッドがおろそかになってるよ。

それからべてぶくろのメンバーが5,6人の人と自殺会議に参加して、いつもの彼女の言葉で話していたのが大矢君うれしかったようです。言葉をメモしていました。
末井さんの話では、自殺した人は事故のように実はただ行っちゃっただけで、本当は死にたくなかったのではという話がありました。自殺の真理かもしれないです。

それから第3部は本の中で好きな言葉を発表しあいました。大矢君は「とりあえず信じる」「いい加減に信じる」を挙げていましたね。

うん。大矢君あれはよかった。べてるの楽観さへの憧れかな。大矢君もそうなれればいいなあ。

それはそうと大矢君、調子に乗って大矢君の「他人事メソッド」の研究が載っている「レッツ当事者研究3」を買ってくれた人にサインしていましたね。あれはもらった人も困るでしょう。
大矢君「Keep going!」と日付と一緒に書いていました。

あははあれはよかった。でも私ほど上手くないな。流れるように書かなくちゃ。まだまだだね。

それでも用意した10冊か15冊を1冊手違いで残りましたが全部売り切りました。すごいですね。講演会には本の販売が一番売れるのかなと私は思いました。

帰りに大矢君、みんなと帰りました。歩きながら大矢君はお友だちと末井さんの話をしていました。

末井さんは20年かけてつらい話を笑えるように反転させたと言っていた。
僕もそういえば20年以上かかったけれど、ブルース・スプリングスティーンの初来日公演を入院していて観に行かれなかった事があったけれど、それをファンの人たちの集まりで、それは毎朝2時に起きて新聞屋に行ってまた寝て起きて仕事に行くのを3か月もすれば病気になりますよねと話してそれを笑ってもらえたのが救われた。
そう僕が話したら彼女が私はそれが大変だっただろうと思いますと言ってくれた。それも僕はうれしかったのだ。

何だか分かりませんがみんな気分が高揚してハイな気分で帰って行きました。
よかった。よかった。


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