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僕の大先生ありがとうございました

僕にも僕のお母さんにも恩人の教会大先生の葬儀に教会信徒、牧師先生と参列しました。
ルーテル教会の偉い先生の説教
大胆に絶望する者が復活する。人間にはどうすることも出来ない神のことがある。キリストの愛に支えられた愛の鼓動がドクンドクンとある。それを感じながら私たちはキリストの愛によって生かされている。
僕は今ひとつ説教の意味が分からなかった。でもそういう難しい話を僕の大先生は僕の通う教会で僕にも分かるように話してくださっていた。
そんな僕の大先生が本当はとてつもなく偉い先生だったのだと葬儀のしおりに書いてあった略歴で分かった。
略歴には日本福音ルーテル教会事務局長、総会議長とまで載っていた。

そんな偉い大先生が僕の通う教会に来てくださっていたのだ。
当時僕の教会は大変な時期だったらしく大先生が来て下さり何とか建て直せた。
そして大先生は僕のお母さんが癌で亡くなる時、何回も会いに来てくれてお祈りをしてくださった。
まさに降りて来てくださった。
5回位ホスピスに来てくださり、1回は信徒の人が来るのを待てないでご自分でタクシーに乗りタクシー運転手さんに車いすを押してもらい母の病室に来てくれました。
僕はいきなり大先生が車いすで現れてびっくりしました。

お母さんはお祈りしてもらいながら一番大切な所になるといつも眠ってしまったけれどありがたかったです。
そしてお母さんは天国に安心して行きました。

僕はその後、大先生や信徒のみなさんがそこまでしてくださったのがうれしくて感謝の気持ちで毎週教会に通うようになりました。
今では僕の大切な居場所のひとつになりました。

葬儀の最後に参列者が大先生の家族の方にあいさつして退室しました。僕は息子さん娘さんに「先生のおかげでお母さんは天国に行きました。ありがとうございました」と話して帰って来ました。

そんな大先生だけど普段はニコニコしているおじいちゃんでした。礼拝の時にはきびしい表情でした。
生涯一牧師。かっこいい大先生でした。
僕の大先生、ありがとうございました。

僕の大先生、僕のフェイスブックの投稿を読んでいると言ってくれていて
いろいろあるようですねと言ってくれていました。


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