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映画「パーフェクトデイズ」を観ての感想

札幌まで3時間半かけて映画『パーフェクト デイズ』を観に来ました。
よかったです。僕が掃除の仕事をしていた頃を思い出しました。
平山さんが毎朝起きて同じことをして仕事に行く。
必ず缶コーヒー、BOSSのカフェオレを自販機で買って飲むのもよかった。僕もBOSSコーヒー飲んだな。
朝日の日差しがいい。そして木漏れ日もいい。
それを幸せそうにフィルムカメラで撮る平山さん。僕は自分を重ね合わせました。
僕もフィルムカメラで撮って現像してもらっていたな。
あれが僕の始まりだった。

僕は浦河に来て大切なものを忘れてしまったのではと思いました。
自分のケツは自分でふく。
僕が千葉でささやかながらしていたことを今忘れてしまった。
映画の途中で僕はブルース•スプリングスティーンの歌『The Price You Pay』が浮かんで来ました。
僕は自由を手に入れた。ならばその代償を払うのだ。
僕はそんな大切な基本を忘れてしまっていた。

映画はストーリーを教えるセリフはほとんどない。
淡々と一日一日が描写されていく。
毎朝平山さんが仕事に出かける時に空を見る。
そういえば僕は最近空さえ見ていないではないか。どうしてしまった、大矢君。
よかったですねえー大矢君やっと思い出したようです。
うん。まずは空の写真を撮ることからだね。
はい、大矢君がんばってください。
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