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上野千鶴子さん「男おひとりさま道」を読んでと講演会の感想

上野千鶴子さん「男おひとりさま道」を読んでと講演会の感想です。
浦河に上野千鶴子さんが来るということで僕は上野千鶴子さんの著書「おひとりさまの老後」と「男おひとりさま道」を読みました。
2冊読んで安心した老後を送るにはお金もだけど友人が大切と教わりました。
お金持ちより人持ち。さまざまなタイプのユルい友人を持っているといいとのことでした。

そして弱さの情報公開。僕はべてるに居ながら上手く出来ていないな。SOSは出しているけれど。
というかべてるで上手く出来ている人はいるのかなと思いました。
僕は弱者だから老いるのは上手いかも。
自分の弱さを許せないから相手を軽蔑しているのかも。
僕に必要なのは弱さの情報公開を上手くすることかなと思いました。

金持ちよりも人持ち。ユル友を多く作る。多様な友人がセーフティネット。同じ趣味の人たちの所に行く。
ひとりでいたくない時に誰かと一緒にいられること。
僕もいろいろな友人を作る機会はあると思う。
やはり弱さの情報公開だな僕に必要なのは。そして人持ちだなと思いました。

そういう思いを本を読んで感じてから上野千鶴子さんの講演2回、一つは浦河町民向け、もう一つは支援者向けの講演に参加しました。

上野千鶴子さんの話は少し僕には難しく感じました。
僕は僕がどう老後を暮らすかのヒントが欲しかったのですが、一人一人がどう国や地域に働きかけるかの話が中心だったように思いました。

問題から立ち去ることが出来ないのが当事者。
そして僕もコウモリ。鳥でも動物でも無いなと思いました。
当事者研究の説明として、わたしのことはわたしにもよく分からない。そこで自分自身でともに研究する。自分を研究対象にする。と話されました。

そして女性学でも当事者研究でも当事者だから分かる。当事者が学問を身に着けて学者に成る。
なるほど僕も当事者研究の学者に成れるのだな、成ろうと思いました。
それには現地語では伝わらない。翻訳が必要。何か僕も勇気をもらいました。

講演後僕は飛んで行って上野千鶴子さんにサインをしてもらいました。
僕の渡した名刺を見ながら丁寧にサインしてくれました。素敵な名刺ねと言ってもらいました。
でも僕はあわててしまい。ぎこちない話で終わってしまいました。

僕の次に上野千鶴子さんに話しかけたべてるの友人は上手く話していいアドバイスをもらっていていいなと思いました。

後でその友人は僕に自分のブログの話をしたらダメだよ。忙しいのだから。どう話したら良いかSSTしましょうと言ってくれました。
僕はそうか今回の上野千鶴子さんにサインをもらった状況は僕がブルース・スプリングスティーンにサインをもらった状況と同じだな。
短い時間でどうコミュニケーションを取るか。難しいなと思いました。

そして2日目の講演の後にまた上野千鶴子さんに話かけました。
講演で出たコウモリ、鳥でも動物でもない、僕もコウモリです。障碍者としっかりした人との間ですと話しました。
すると上野千鶴子さんは自由でいいでしょと話してくれました。そうだな僕もコウモリとして自分の特色を活かそうと思いました。

そして友人と僕と上野千鶴子さんで写真を撮らせてもいただきました。
友人と上野千鶴子さんは笑顔でしたが僕は少し涙目でした。
でもやることをやれた。満足です。これからこの経験を活かそうと思います。
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