Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

もじゃもじゃペーター(フランクフルト)

2006-09-13 17:37:44 | ドイツ
今日もお天気は良くない。秋晴れって言葉は、言葉だけ?
急に涼しくなった為か、朝よーーく寝られる。起きる・・というのが辛い。困ったもんだ。

デンマークに行った友達から新居の写真をメールで送ってきた。『ここがゲストルーム』なんて書いてきて・・まるで『いらっしゃーーい!いらっしゃーーーい』と手招きしてるよう。行きたい!でも、お金も暇も『無い』kおばちゃんです。

今日はドイツに行ったときの思い出・・

実は、今デンマークに引っ越した友人がフランクフルトにいたので、kおばちゃんは何回か居候に行っていたのだ。フランクフルトという名前の箇所はドイツには何箇所もあるという。ここはマイン川のフランクフルト・・つまりフランクフルト アム マインなのである。前にも書いたが、州都でもなんでもない町なのだが、金融の中心地・・ということで『都会』ではあるが、田舎もすぐ隣り合わせのところだった。

そのフランクフルトの中心地の中心地・・8月25日のブログにも書いたがそれがハウプトヴァッヘHauptwacheなのだが、そこに上の写真のモニュメント?がある。

このハウプトヴァッヘというのも、本当は正式名称ではないらしい。本名?はSchiller platz・・でも誰もこんな名前で呼ばない。ここの一角にある1730年に建てられた建物の名前が全体の名称になったらしい。建築当時はこの辺りは独立都市?だったようで、その警備の為の建物だったらしい。wacheとは、警備、守衛などの意味があるようだ。1866年にプロセインによって都市が併合されたときその役目は終わり、後に警察署になったりもしたが、1904年以降は現在と同じでカフェとして使用されてきているらしい。第2次大戦でも破壊されたり、また地下鉄の工事で場所を移動したりしてるようだ。

kおばちゃんもいつもはこの地下を例のデパートへと通って?いたのだが、たまには外で眺めてみよう・・ということで出たときの写真である。

この像の題材は・・・そう、「もじゃもじゃペーター」とういう絵本のもじゃもじゃクンではないだろうか??と思ったkおばちゃん。何でこんなころとに居るんだろう?とおもい・・調べてみました。(例によって事後学習)

この「もじゃもペーター(ぼうぼうあたま)」Struwwelpeterのお話はドイツ的な怖~い教訓的内容。親の言うことを聞かない悪い子は、こんなに怖い目にあうぞーーーー!というお話。
               


この作者のハインリッヒ・ホフマン(1809-1894)がフランクフルトの出身で、ここで生涯を終えているらしい。
               

医者だった彼は、息子のカールのクリスマス・プレゼントにこの本を1844に作った。その後、友達の勧めもあって、翌年に出版し、初版の1500部はあっと言う間に売り切れたとか・・そして、現在世界各国で出版されている。才能のある人だったんだな。それと内容が、どの親にも『ウケル』ものだったからだろう。

そんな関係で、フランクフルトの市内には「もじゃもじゃ君」関連の施設も「シュトゥルベルペーター博物館」「ハインリヒ・ホフマン博物館」等があるらしいが・・・行った事はありません。(事後学習だから・・・)

ハウプトヴァッヘの『もじゃもじゃクン』の後姿は・・

こんなんなってました。

あ、そういえばkおばちゃんも最近カットに行ってないよ!もじゃもじゃクンになってしまう・・・(暴)
コメント (2)
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