Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

猫のお告げ(Caldas de Monchique)

2008-04-12 21:36:39 | ポルトガル
ここのところ忙しくて・・仕事もそれ以外も・・なんだかPCに向かってブログをかくエネルギーが残っていなかった。

やっと今日はお休み!ああ、幸せ!時間に追われていない生活ってうれしい。

それにしても、やらなきゃいけないこと・・とくに片付けなんか・・やってないんだけどね。

○1月6日(日)

温泉ホテルをチェックアウトしたkおばちゃんなのだが・・・実は次に向かう先をまだ決めていなかった。というか決められないでいた。

今日ポルトガルを離れるのではあるが、フライトは夕方。だから時間はたっぷりあるのだが、何処へ行こうか・・ということでまだ悩んでいた。

そう、昨日思い半ばで時間切れになった『サグレスの要塞』にゆこうかどうしようか・・悩んでいたのだ。ここから1時間程度で到着は出来るのだが、ここから飛行場のあるフォロFaroに向かうルートとは正反対の方向に向かわなきゃいけない。

でも、そもそもこの旅の目的・・ではないけど・・思いついた理由は『サグレスで夕日を見てみたい』なんてものでもあった。

その昔2006年5月12日のブログに書いたとおり、このポルトガルの最西端ロカ岬でみた日没が美しく感動したので、再び・・という単純な動機だったんですけどね。
それに私は読んだことがないのだが沢木氏の『深夜特急』という本の最終目的地?でもあるとか。そんなミーハーな興味もあったのだが・・昨日は日没に間に合わなかったし、まあ雨も降っていたし・・いけない距離じゃないし・・でも、サグレス以外にもここアルガルヴェ地方ALGARVEには他にも興味を引くところがいっぱいあるし・・なんて悩んでいたのだ。

そんな思いを抱きながら、イビザ君の待っているところに向かおうと、外に出たところでkおばちゃんは猫ちゃんに遭遇した。

ここのところ、猫ちゃんにあっても無視されっぱなしだったのだが、このに猫ちゃんはkおばちゃんの「あら、おはよう。いいこちゃんね。おいで」という日本語に反応して、すーーと近寄ってきてkおばちゃんにすりすり、抱っこされようとしてきたのだ。そのニャンコが冒頭の画像のニャンコ。

まるでそんなに急がないでよ。

抱っこしてよ 

遊ぼうよ。kおばちゃん。と言っているようで・・可愛いッたらありゃしない。

kおばちゃん猫ちゃんを相手に、「どうしようかしらね。もう一度サグレスに行ったほうがいいかな?」なんて話しかけると。「昨日いったんでしょ?そんなとこもう一度いかないで、遊んでよ」と言っているように体をスリスリしてくる。

だから、ニャンコと遊びながら、kおばちゃんの気持ちは固まった。「そうね、そんなにガツガツしたってしょうがないね。昨日いったんだからね。そう、そうだよね・・」なんて勝手にお話をして結論を出してしまったkおばちゃんです。

ニャンコにたっぷり遊んでもらってご機嫌なkおばちゃん。ナビ様には勿論サグレス以外の目的地をセットいたしましたです。

ニャンコのお告げのおかげで、目的地の決まったkおばちゃんなのですが・・帰国してから知ったのだが(こればかりです)この地方はある種の『猫』でゆうめいだそうで・・

それはスペインオオヤマネコIberian Lynx という野生の猫。このイベリア半島に生息しており、ポルトガルではこの南部アルガルヴェが主な生息地で、"gato-cravo" "gato-lince" および"liberne" と呼ばれていたらしいのだが・・

まあ、あの子はそんな山猫ではありませんでした。

だって本物はこんな凛々しいお姿で、耳につちいている毛が特徴だとか。

この猫ちゃん凛々しさはかけらもないでしょ?でも、毛並みの色は・・そこかでその血をひいているかもね。なんて勝手に考えているkおばちゃんですけど。

とにかくニャンコのおかげで決心の付いたkおばちゃん。ナビ様に次の目的地をセットいたしまして・・出発です。
コメント (2)
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