Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

トイレの歴史(グムンデン)

2011-12-07 18:56:12 | オーストリア
ここのところ師走らしい忙しさがちょっとあるkおばちゃん。バタバタで書いています。

それにしても・・このアレルギーなんとかならないかな??
巷には忘年会という言葉が氾濫していて、つい先日も街頭インタビューなんかで予定を聞かれたけど・・正直言ってそれほどご予定のないkおばちゃんです。

あ、性格悪いから友達いない・・というのもあるけどね。
基本的に『宴会』と名がつかなくても・・いつもの飲み会が宴会だからねえ。と悔し紛れであります。

5月6日(金)

さてさて、グムンデンの博物館でお目当てのモノを見てしまったkおばちゃん。少々消化不良ではありますが、目的は達せられてしまいました。

でも、折角ですから他の展示も見て見ましょう・・と足を踏み入れたのはこんなところ。


グムンデンは陶器の町ですからね。陶器といえば、もちろんお皿なんかも重要ですが、こちらの展示『トイレット用品・衛生陶器Sanitärkeramikproduktion』ももちろん大切ですもんね。

但しその量が・・・数多い!段々見ているうちに目が回りそうでした。ということでスライドショーでどうぞ。



携帯用のトイレなどは野外の活動のときに携行されたようでして・・貴族様は『野○ソ』なんてなさらないのです。


それから、こんな簡素なトイレもあったみたいです。


これは山小屋とか農家でつかったのでしょうかね?覗き窓のハートが可愛いですね。

そして実物の展示はもちろんありませんでしたが日本のトイレもパネルで紹介されていました。


一つは秋田の酒田市のものもう一つは酬恩庵(一休寺)の東司です。
残念ながら・・・酒田市のものは何処のものだったか・・忘れてしまいました。何方かご存知でしたら教えてください。

そして、トイレに関するカードというかポストカードや絵画もありました。


昔から種類が多かったのですね。


ここの絵画にある何点かは、本物が展示してありましたね。

それにしても展示品のロココ調のやつは・・装飾画が立派過ぎて、kおばちゃんだったら御用がたせません!!

こんなものも。。


トイレ啓発ようのポストカードでしょうかね。

そうそう、大事な事を・・kおばちゃんはこの展示を見てすっかり誤解していました。
それは、グムンデン焼きはトイレのような衛生陶器に使用されていたんだ・・と。でこんなコレクションがあるんだ・・・と思っていたのですが・・これは違いました。

スイスが発祥の地であるLAUFENというメーカーからの永久貸与品だそうです。LAUFEN社は1892年、スイスのベルン近くラウフェンLaufenの町で地元の粘土を材料に煉瓦や瓦の生産を始めたのがそもそもの事業だそうです。その後1926年に衛生陶器の市場に参入して大きくなっていたようでです。

でも、そのスイスのメーカーがなんでグムンデンの博物館にコレクションを貸与しているのか・・は謎です。
こちらのメーカーはまだ日本には・・進出してきていないようですね。まあ、日本は特殊なトイレ文化がありますからね。
コメント
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