Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

サファリとゲームと(セレンゲティ)

2013-03-09 22:18:12 | タンザニア
今日も花粉がすごい。
どれにこの温度。
庭の蛙が盛りがついて絶好調。人間さまは絶不調でございます。

○2月3日(日)

セレンゲティ国立公園のなかに入り、正式にゲーム・ドライブを始めたkおばちゃんですが・・そもそも『ゲーム・ドライブ』って何??っていうのが最初の状態でした。

漠然とはわかっているのですが・・それが正解だ!という答えにには行き着いてはいないのですがね。

『ゲーム・ドライブ』以前に、『サファリ』と言う言葉もね。

『サファリsafari』と言う言葉はスワヒリ語でもともとはアラビア語で「旅行」を意味するという言葉 سفرة (safra) であると言われています。
現在では野生動物を見に行く旅を指しているんでは?と思っているのですがね。

そしてその『サファリ(旅行)』の目的が『ゲーム・ドライブ』です。
今回の旅行を計画した時から、この言葉は頻繁に出てきました。うーーんなんだろう??と思いながらも、それをきちんと説明してある文章には行き当たりませんでした。

きっとあたりまえのことで、説明するまでのことではないのでしょう・・

この『ゲームGame』と言う意味は、所謂遊びのゲームと一緒で、サファリの場合は『狩猟』を目的としたものでしょう。というか、だったのでしょう。

しかし近年、自然保護、動物保護が声高に主張されるようになると、『狩猟』と言っても実際にハンティングするのではなくて・・『観察すること』が、完全なる目的のようです。

だから、植民地時代は、『猟銃』を携帯して『狩猟』を行っていたすたいるが・・『猟銃』を『カメラ』や『双眼鏡』に持ち代えて『動物をハント(狩猟)する』ことを『ゲーム・ドライブ』と呼んでいるのだと思います。

あ、でもこれはkおばちゃんのオリジナルな感覚の考え方かもしれませんがね。

従って、ゲームドライブを始めたkおばちゃんは『動物を撮影』しなきゃいけない訳ね・・と解釈しました。でも、そう簡単に見つかるのかしらね?

そんな心配は無用。ドライバーのM氏がちゃんと見付けて暮れます。これは・・インパラImpalaだたっとおもいます。


M氏が『彼らはハーレムをつくるんだよ。マサイよりも奥さんが多い!』とうらやましがってました。

これはトムソン・ガゼルの群れだったと思います。


いや、栗帯が体にないから・・グランド・ガゼルかな?


いずれにしても、こういう草食系の動物は、肉食獣の餌にならないがために『見通しの良い草丈の短い所』にこの季節は集中しているみたいです。

草原ではありますが、所々に古代の噴火のときにでも飛ばされてきたのでしょうか?花崗岩の岩が転がってます。


岩の表面はこんな感じです。


草丈が少し伸びている場所にきました。あそこに見えるのは・・


ハイエナHyenaだったと思います。


何か獲物を捜しているのでしょうか?


この辺まで来ると、かなり草丈が長いですね。M氏は『ほら!あそこ』と教えてくれました。


判りますか?kおばちゃんは判りませんでした。


メスのライオンのようです。


M氏は『子どももいるよ』と教えてくれたのですが・・


kおばちゃんの『武器』は300ミリのカメラと8倍の双眼鏡だけなのです。これ以上大きく見ることができない!!
ああ、もっと倍率の高いレンズが欲しい・・と思ったのでありました。

ゲームという意味がなんだか分かりかけてきました。『見つける楽しみ』『撮影できた楽しみ』のワクワク感がありますからね。

『遠くにムービング・ストーンがある。』とM氏に言われて、やっとそのジョークがわかりました。


象の一家ですね。

動物のことがちっとも判っていないkおばちゃんでも楽しくなって来たゲーム・ドライブです。

コメント
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