Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

ワーグナーな夜(ベルリン)

2018-10-19 12:01:46 | ドイツ
ここのところ、来年の増税をにらんで、その対策??として、カードのポイントをつけるとか、カード手数料を引き下げるとかなんだかいろいろ聞こえてくる。

実は今年の夏、おそロシアに行ってきたのだけれどもまあ、いろいろオソロシアの目にもあいましたが、面白いなーと思った目にもあいました。

あちらは、電子決済のものすごく進んだ国。下手すると現金だけじゃ十分に生活できないかも。
そんななかで、一番流通してるなーと思ったのが、カードのタッチ決済。
イメージとしてはスイカのようなもの・・だけれども、それが銀行口座と直接結びついている。
オートチャージとかじゃなくて、100円のものでも利用するれば、残高にすぐ反映される。デビット機能というやつかな?

で、その利用状況がスマホに即時にメッセージで送られてくる。

kおばちゃんの現地SIMを入れたスマホに、どこのどなたかの利用状況がバンバン送られてきたのですよ。バーガーキングで買い物した、とか地図をかったとか・・

で、その画面を見るときちんと残高だ表示されている。発信元は、ロシア最大の銀行でしてね。

利用者が登録するときに、きっと番号を間違えたんでしょう。
最初はメッセージを受け取るたびにドキドキしていたのですが、考えてみたらSIMは現金で買っているので、kおばちゃんの口座情報はまったく流れてないはず。だから間違いだ・・と判断したのです。

で、現在にいたるまで、その使用額の請求は回ってきておりませんけどね。

とにかく、プレミアム商品券だとかなんとか騒いでいる、日本はガラパゴスの国だなーとつくづく思っています。




○2015年10月7日(水)

東西冷戦の遺構なんてものを見て回ったkおばちゃん。
ちょいとお疲れになったのと、夜のご予定のためにいったん宿に戻りました。

今日の夜のご予定はスタートがいつもより早いのであります。
ベートーベン・チクルスは自主的に一休みで今日はオペラであります。まだ明るいうちからです。


向かった先はシラー劇場です。


今日の演目はワーグナー。
ニュルンベルグのマイスタージンガーDie Meistersinger von Nürnbergなのですが・・16世紀中ごろのニュルンベルクが小路地なるの舞台・・ときいていますが・・

舞台は開場した時にはもうすでに幕があがってました・・というか、幕がありません。


お客さんがまだ着席準備の途中に・・舞台に上がっていく人たちが??おいおい・・


と、思ったらこれも演出の一つ


ちょっと前の時代設定のようで、衣裳もあんまり現在とかわりませんね。
びっくりした~

ワーグナー長いんですよね。ということで、一回目の休憩。
kおばちゃんはコーヒーをいただきました。


劇場の入り口ではプレッセル売りが。気が付くのが遅すぎた。


でも、しっかりいただきました。

まだ先は長い・・ということで、次の休憩はちゃんとブッフェを予約しておきました。


終わりが見えてくれば、お酒をいただいても眠くならないということで。

それにしても、観客はおっさん度数がたかいです。


そして、独特のくらーーい雰囲気。


これが、いわゆるワグネリアンというやつでしょうかね。

こちらが本日のキャスト


それにしてもーー450周年記念ってすごいですね。


カーテンコールは山盛りで


裏方さんまでと・・というか手動で動かします。


最近こういう、転換をみせる演出って多い気がします。

そしてソリストさんたちは山台のうえ


シュターツオペラ名物、オケピットの皆さんも舞台でごあいさつ。


本日の指揮者のバレンボイムDaniel Barenboim氏もまんなかにいらっしゃいますね。

最後はソリストの皆さんもね。


なかでもヴォルフガング・コッホ氏はすばらしかったです。

ユダヤ人なのに積極的にワーグナーにとりくむバレンボイム氏。
いろいろの思いはおもちでしょうけど、音楽に罪はないということですね。

さあ、今日も長い一日でした。
コメント
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