Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

お先に失礼(アルブフェイラ)

2008-04-13 23:13:19 | ポルトガル
今日は昨日と違って寒い。
昨日久しぶりに池を除いたら・・・・おたまじゃくしが大発生!あららら・・このまえ卵は全部とったと思っていたのに・・
今日掃除しようと思っていたのだが、昨日と違って寒いのでオタマたちは水面近くに来ない。まああきらめましょ。

それにしても一日って短いな。なんだかあっという間にお休みが終わってしまう。残念。

さて・・

○1月6日(日)

やっと猫ちゃんのおかげで決心の付いたkおばちゃん、ホテルを出発しましたよ。
道は、昨日もサグレスに向かって走ったルートと途中まで一緒。羊の群れに遭遇した道だから、けっこうのんびりした田舎道なのだが、なんと『信号機』がたまについている。

ほら、こんな風

丁度赤から青になんたのだが・・・なぁんにもいないでしょ?そんな田舎道をしばらく走ると

前方になにやら走っておりました。

そう、馬車ですお暇なkおばちゃん

お先に失礼・・と写真をとったのですが・・ぼけぼけですね。

さて、そんなkおばちゃんの向かった先はアルブフェイラAlbufeira という人3万5千ほどの町。これといって、歴史的に有名な建物のあるような町ではない。
しかし、ホテルの数は・・たぶんこのアルガルヴェ地方随一なんじゃないか・・と思えるほどホテルのいっぱいある町なのだ。実際、この旅行を計画しているときに宿泊場所を検索していて・・ここのホテルはだいぶヒットした。でも、あえて今回は宿泊はさけてみたのだ。

このアルブフェイラという町は、その名前Albufeiraという名がアラビア語の ラグーンを指すالبحيرةから来ているとおり、海辺の町である。そして割と穏やかな海辺が多く含まれてるためか、リゾート地としてイギリス人、ドイツ人なんかに人気のある町として発展してきたようで、日没以降のこの町の繁栄振りは・・とくに夏場は華やかだ・・ということなのだが、kおばちゃんの尋ねたときは『冬』だから、あまり宿泊に魅力を感じなかったのだが、やはり根はミーハーなkおばちゃん。やっぱり覗いて見たかったので、立ち寄ることにした。

立ち寄る・・にしても、やはり事前情報があまりない・・というか・・あつめていないkおばちゃん。まずはナビ様に町の地図を出していただいて・・・道の込み入っているところを『きっと中心地』というあたりをつけて、町に向かうことに。

さすが、高速をおりて町の入り口に近づくと比較的大きな規模のホテルらしき建物が目に付いてきて・・中心と思われるところに近づくにつれ、建物は小型に・・道はコチャコチャと細く一方通行に・・結局、町の中心地と思われるところでは路上駐車場しか見つからず、そのスペースも一周して戻るとふさがっている・・という感じ。しかたがないので、ちょっと町外れ・・ではあるが歩いて5分ほどの駐車場に車を入れることにした。

こんなところを歩き初めて

先に見えるのは海・・かしら・・

そうです!!海にやっと出ました。
冒頭の画像のように・・のんびりとした景色が・・釣りをしているようにも・・見えない??

少し向こうに 行ってみましょうかね。

kおばちゃんの町歩きは続きます。

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猫のお告げ(Caldas de Monchique)

2008-04-12 21:36:39 | ポルトガル
ここのところ忙しくて・・仕事もそれ以外も・・なんだかPCに向かってブログをかくエネルギーが残っていなかった。

やっと今日はお休み!ああ、幸せ!時間に追われていない生活ってうれしい。

それにしても、やらなきゃいけないこと・・とくに片付けなんか・・やってないんだけどね。

○1月6日(日)

温泉ホテルをチェックアウトしたkおばちゃんなのだが・・・実は次に向かう先をまだ決めていなかった。というか決められないでいた。

今日ポルトガルを離れるのではあるが、フライトは夕方。だから時間はたっぷりあるのだが、何処へ行こうか・・ということでまだ悩んでいた。

そう、昨日思い半ばで時間切れになった『サグレスの要塞』にゆこうかどうしようか・・悩んでいたのだ。ここから1時間程度で到着は出来るのだが、ここから飛行場のあるフォロFaroに向かうルートとは正反対の方向に向かわなきゃいけない。

でも、そもそもこの旅の目的・・ではないけど・・思いついた理由は『サグレスで夕日を見てみたい』なんてものでもあった。

その昔2006年5月12日のブログに書いたとおり、このポルトガルの最西端ロカ岬でみた日没が美しく感動したので、再び・・という単純な動機だったんですけどね。
それに私は読んだことがないのだが沢木氏の『深夜特急』という本の最終目的地?でもあるとか。そんなミーハーな興味もあったのだが・・昨日は日没に間に合わなかったし、まあ雨も降っていたし・・いけない距離じゃないし・・でも、サグレス以外にもここアルガルヴェ地方ALGARVEには他にも興味を引くところがいっぱいあるし・・なんて悩んでいたのだ。

そんな思いを抱きながら、イビザ君の待っているところに向かおうと、外に出たところでkおばちゃんは猫ちゃんに遭遇した。

ここのところ、猫ちゃんにあっても無視されっぱなしだったのだが、このに猫ちゃんはkおばちゃんの「あら、おはよう。いいこちゃんね。おいで」という日本語に反応して、すーーと近寄ってきてkおばちゃんにすりすり、抱っこされようとしてきたのだ。そのニャンコが冒頭の画像のニャンコ。

まるでそんなに急がないでよ。

抱っこしてよ 

遊ぼうよ。kおばちゃん。と言っているようで・・可愛いッたらありゃしない。

kおばちゃん猫ちゃんを相手に、「どうしようかしらね。もう一度サグレスに行ったほうがいいかな?」なんて話しかけると。「昨日いったんでしょ?そんなとこもう一度いかないで、遊んでよ」と言っているように体をスリスリしてくる。

だから、ニャンコと遊びながら、kおばちゃんの気持ちは固まった。「そうね、そんなにガツガツしたってしょうがないね。昨日いったんだからね。そう、そうだよね・・」なんて勝手にお話をして結論を出してしまったkおばちゃんです。

ニャンコにたっぷり遊んでもらってご機嫌なkおばちゃん。ナビ様には勿論サグレス以外の目的地をセットいたしましたです。

ニャンコのお告げのおかげで、目的地の決まったkおばちゃんなのですが・・帰国してから知ったのだが(こればかりです)この地方はある種の『猫』でゆうめいだそうで・・

それはスペインオオヤマネコIberian Lynx という野生の猫。このイベリア半島に生息しており、ポルトガルではこの南部アルガルヴェが主な生息地で、"gato-cravo" "gato-lince" および"liberne" と呼ばれていたらしいのだが・・

まあ、あの子はそんな山猫ではありませんでした。

だって本物はこんな凛々しいお姿で、耳につちいている毛が特徴だとか。

この猫ちゃん凛々しさはかけらもないでしょ?でも、毛並みの色は・・そこかでその血をひいているかもね。なんて勝手に考えているkおばちゃんですけど。

とにかくニャンコのおかげで決心の付いたkおばちゃん。ナビ様に次の目的地をセットいたしまして・・出発です。
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静かな朝(Caldas de Monchique)

2008-04-09 18:37:32 | ポルトガル
今日は天気予報によると・・・良いお天気のはずだったのだが・・今ひとつ太陽さんは現れなかったような気がする。
今朝は学校が始まったためか、一段と通勤電車が混んできた。ああ新学期がはじまったのね。昨日は、新しい革靴をはいた一年生が親御さんと一緒に乗っていたけど、今日から在校生も始まったのね。若者達よがんばってね。

○1月5日(土)

ポルティマオの食堂で夕食を済ませ、外に出ると・・向かい側のスーパーももう閉まっていた。
さっきは建物の中を通り抜けてきたけど・・外を回って駐車場に・・無事イビザ君と語対面して、またナビ様をホテルにセットしていざ出発!なんとか無事にお宿に辿り着きましたです。

そうそう、お部屋に辿り着く前に、車を降りずに別の建物に向かい、昨日のようにインターネットを使わせてもらった。フロントのお兄さんは昨晩と同じ人。ニッコリ笑ってお終いでした。

SPAは終了して閉まっているので、お部屋の湯船で温泉に浸り・・おやすみなさい。
今日も一日ご苦労様でした。

●1月6日(日)

朝は自然と目が覚めて・・今日でポルトガルもお終いだ・・と思ったkおばちゃん。
食事に行く前にもう一度入浴。それにしても、昨日使った水着とバスローブの水分を飛ばさなきゃ。だって、今日は飛行機にのらなきゃいけないから、少しでも荷物を軽くしておかないと、また裏技をつかうはめになってしまうからね。実は部屋の中で一番あたたかったのが、クロゼットの中にあった冷蔵庫の上。モーターの熱気がこもっていたのだ。そこに夕べはかけておいたんだけどね。

荷造りをしながらTVを つけると美しいコーラスが・・

何の番組かしらと思って見ていたら、礼拝の中継のようでした。

そういえば今日は公現祭イエスへの東方の三博士が訪問した日でキリスト教の休日だった。

今年は日曜日と重なってしまったけど、休日扱いの国が多かったなあと思い出し、宗教の時間ではないけれど、TVで礼拝中継するのもいいなあなんて勝手に思ったkおばちゃんです。

そんなことをしていたらすっかりおそくなってしまって・・というか夕べたっぷり食べたから余裕??

最後のお客さん?かと思うほど。

昨日に比べたら食材が・・あまり残ってない。サーモンも売りきれてました。

そういえば、ここのエレベーター洒落てはいるんだけど・・って押しボタンがですけど。

こんなボタンが庫内の側壁に・・つまり横っちょに付いてるのだ。

間違ってよりかかってしまったら・・勝手にボタンを押した事になってしまってびっくりしたkおばちゃんです。日本のようにいっぱい人が乗るのには不向きだなあなんて思いましたよ。貧乏性!

部屋に戻って、最後の最後に・・昨日壊してしまったメガネの破片をベットサイドの床にばら撒いてしまったkおばちゃん。一応破片は拾ったけど・・細かいのが拾いきれないので、お掃除に入るハウスキーパーさんにキチント掃除をしてもらおうと、その部分の絨毯の上に『注意!ガラス』と英語で大書きした紙を置いて来た。まあ、最後までなんて粗忽なんでしょうね。

一階に降りるともうSPAは営業中!

あ~あ・・と残念に思い横目で見ながらチェックアウトしたkおばちゃんです。

フロントのお兄さんに『また来てください。お待ちしてます。』と言われ、『ここは日本からはとっても遠いのよ。またこられるといいんだけどね・・』なんて答えてしまった。まあ、お兄さんはマニュアルで言ったんだろうとは思うけど、思わず愚痴ってしまったkおばちゃんでした。

あ、冒頭の画像朝食室の隣の談話室です。お話しする相手の居ないkおばちゃんは写真を撮っただけですけど、お食事後おしゃべりをしている方々もいましたよ。

さあ、さあ出発です。
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だめじゃん!!(ポルティマオ)

2008-04-08 18:20:51 | ポルトガル
今日は一日中風と雨が強い・・だから極力外に出たくないkおばちゃん。
出なきゃいけない用は・・・後回し。

飛行機も欠航しているものがあるとか。風が吹くと・・何が儲かるのかな?今の時代は。

昨日の不登校を扱った番組、何だか見ていて改めに自分の幸せを感じてしまった。
進学したくても経済的理由で進学がかなわなかったが、大人の助言で奨学金をもらう手続きをして進学を果たした子ども・・・うちの甥っ子に爪の垢を煎じて飲ませたいと思ってしまった。

自分で手続きをして、担当者に奨学金を受ける理由の欄の記入を求められ・・『お金が無いため』と書いた彼。きっといいことあるよ!kおばちゃんもお祈りしてルから。と思わずつぶやいてしまった。人生って不公平だなと思いましたです。

さて・・

○1月5日(土)

一応、お腹がいっぱいになったkおばちゃんだが・・・このレストランで面白い経験?をした。

このレストランこのように『蕎麦屋のテレビ』のようにテレビがおいてあり、丁度サッカーの試合の中継をしていた。

運動音痴のkおばちゃんだけど、まあTV鑑賞くらいはできるので、ちらっちらっっと見ていた。ゲームはビトリア・セトゥーバルVitoria Setuball vs ベンフィカBenficaの試合の中継だった。ビトリア・セトゥーバルというのはポルトガルでも最も南部にあるクラブチームで、ベンフィカはリスボンにあるチームだそうである。

サッカーというのはどちらかと言えば『ラテン』のスポーツ?だからこのイベリア半島でも盛んだけど、日本で話題になるのはせいぜいスペインのクラブチームくらい?ポルトガルの事情は全然判っていなかったけど、『人気のあるスポーツ』ではあるようだった。

こととは、60分を過ぎたころに起こった。コンスタンティノス・カツラニスΚώστας ΚατσουράνηςとルイゾンLuisãoことアンデルソン・ルイス・ダ・シウバAnderson Luis da Silvaの間でもめごとがおこったのだ。どちらも同じベンフィカの選手である。

TV中継のリプレイを見たが、カツラニスがパスをミスしたのだが・・それをルイゾンが偉い勢いで文句を言ってきたのである。どうもルイゾンはファウルをとられたらしいのだが・・その怒りの先は、チームメイトのカツラニスに向けられていたのだ。攻撃されたカツラニスも黙ってはいなかった。猛烈に反撃して・・

そしてこんなことまでしてしまった(一応kおばちゃんはぼかしたつもり)・・ようだ。これは翌日の新聞Correio da Manhãという大衆紙から・・

結局二人とも退場になってしまったけど・・・ぼーーっと見ていたkおばちゃん。思わず目がぱっちり覚めてしまった。

まったく、チームメイト同士で試合中もめたらだめじゃん!!と思ったkおばちゃんでした。

それにしても、このレストランも・・

TVの一番見安い席はこのような、たぶんkおばちゃんが想像するにはオーナーのどら息子が占領し(食事もしていた)

それにシェフ自身も観戦しちゃうし・・

だめじゃん!!とさらに思ったkおばちゃんです。

このお店スタンドタイプのバーコーナーも隣の部屋にあるのだが・・ここでも中継が・・

このお店でまともに働いていたのは・・たぶん奥さんと思しきおばちゃんと、雇われ人と思しきボーイのお兄さんだけだった。このお兄さんなかなか陰がある感じで良い男だったのだが・・シャイなkおばちゃん写真を撮る事ができませんでした。

あのどら息子とたいして年は違わないとおもうのだけれど・・・仕事をするのが95%あとの5%でサッカー観戦と言う感じだった。

まあ町の小さな『食堂』といった感じのレストランだからしょうがないかもしれなけどね。お客さんは、家族連れのような組み合わせばかり。男性陣はちらちらTVを気にはしていたけど、お食事と会話を楽しんでもおりました。

そうそう、翌日のCorreio da Manhãには
                   こんな写真も載っておりました。

みんな、仕事真面目にしなきゃだめじゃん!!と思ったkおばちゃんでした。
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本日の晩餐(ポルティマオ)

2008-04-07 23:30:59 | ポルトガル
本日は・・まだ少々桜の花は残っているみたい。
朝の通勤風景でも『新人さん』たちが、風景に溶け込んできたのか、群れなくなったのか・・目立たなくはなってきたみたい。

花粉症は相変わらず。先日の大発作いらい大きなものはきてないけど、いつでも一触即発・・の感じはするけどね。

○1月5日(土)

町の探検?を終えたkおばちゃん。探検の目的は・・本とはレストラン探しだったんですけどね。

で、結局kおばちゃんが選んだのは・・・というか他にあまり選択肢はなかったのですけどね・・イビザ君を駐車したショッピングセンターの前にあった小さな『食堂』!今晩は、ポルトガルで最後の晩なのでちょっと豪華でもよいと思っていたのですけどね。

ほら、向かいはショッピングセンター

こんなに庶民的な室内!

ポルトガル語の全然分からないkおばちゃんだけど・・さすが、ダカールラリーの影響か?なんとか話は通じましたよ。ただし・・メニューは全部ポルトガル語だったけど・・

最初は冷えた体に暖かいスープ!お野菜を煮込んであります。

メインは冒頭の画像の『お魚のフライ』。なんだか昨日ジブルラルタルで食したのと・・殆ど変わらない?でも、付け合せのおじや風なお米料理は美味しかったですよ。『Pescador』という『漁師風』という単語しかわからなかったけど・・なんか海のものが出てくるんだろう・・とい想像で頼みました。

サイドにはこの様なサラダもたっぷりと付いてました。

同時にテーブルにはこのような、ビネガーとオイルのセットが・・スタンドにはポルトガル名物?鶏の取っ手が・・パンも勿論付いてきましたけど。

そしてデザートも 当然オーダーいたしました。ハウスメイドのデザートは『カスタード』って書いてあったので何が出てくるのかな??と思ったら・・プリンでした。そういえばカスタードプリンっていうもんね。

最後の閉めは当然 コーヒーを頂きました。

ドライブ中なのでお酒が飲めないのが残念だけど、ああ美味しかった!
全部綺麗に頂きました。ごちそうさまでした。・・とお腹をさすったkおばちゃん。人心地つきました。


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静けさの中・・(ポルティマオ)

2008-04-06 23:59:13 | ポルトガル
昨日は忙しかった。しばらくぶりに愛車にのって・・
考えてみたら昨年11月からガソリンを入れていないかも。いかにのってないかですね。

久しぶりに行ったガソリンスタンド。どのくらい安くなっているのかは比べるすべもないのでわからなけど、閑散としていた。
kおばちゃんの行きつけのスタンドはお値段はそれほど安いわけじゃないのかもね。スタンドの従業員が暇そうにしておりました。

その後、ちょっと長距離まで走ったのだが、途中のセルフ式のスタンドには自動車の列。まあ、すこしでも安くしたいのはわかるけどね・・日本将来考えるとなんか間違ってると思っちゃうkおばちゃんです。

ガソリン税が撤廃されても消費税があがったら・・なんて考えないのかしらね。
何度も書いてるかもしれないけど、公共の福祉が『誰か』が出した税金でなりたっているのですよね・・

○1月5日(土)

もたもたしていたら、サグレスの要塞でとっぷり日が暮れてしまった。
さあて、この後どうしようかしら。
ここからさほど遠くないところにサン・ヴィセンテ岬Cabo de São Vicenteといとこもあり、そこに灯台もあるのだが・・真っ暗になった上に小雨がそぼ降る中わざわざひとりでいってもなぁ・・とおもいそちらに回るのは止めてしまった。

その代わり考えたのは、そう『食事』をすること。考えてみたらkおばちゃん今朝ホテルで朝食を食べた以外、食事はしていないのだ。
昨日と同じように、へたすると食べるチャンスがなくなってしまう。なんて考えて、食事をすることに・・

ここサグレスで食べてもいいのだけど・・・別の考えも浮かんで、場所を移動することにした。

サグレスからの帰りは、ほら真っ暗。

途中の集落ではクリスマスのイルミネーションが輝いているのが見えた。

さて、kおばちゃんが次に向かったのはポルティマPortimãoという町、さっきのラリー参加予定のおじさんたちも向かったところ。もし、ラリーが開催されていたら、今日のゴールの町で、今朝のニュースでも『経済的打撃が・・』なんて報道されてた町だ。

だから、ラリーが行われていたらkおばちゃんはきっと立ち寄ってたはず・・野町に向かうことにした。

向かう・・といってもともとは4万5千人ほどの人口の町だし、これといった有名なところもないので、参考になるような情報もない。だから皆目事情がわからないのだが・・だから、kおばちゃんは例のごとく『ナビ様』にお伺いをたてること。

『ナビ様』にポルティマオの地図を表示してもらって・・とりあえず、中心地ぽいところを拡大して、駐車場の場所を表示してもらったのだ。
なんといい加減!でもどんなところか分からないから駐車する場所は大事なのだ。

ナビ様のお導きでたどり着いたのは・・・たしかに駐車場!ただし・・どうもそこはショッピングセンター(スーパー)の駐車場のようで、しばらく様子をみていたら荷物をもった人がある建物から出てきては車の中に消えていったのだ。

まあ、どこでもいいや・・と思いながら、kおばちゃんもその建物の中に入ってみた。時間はもう8時近かったかな?でもまだ営業していたのよね。

今回はお買い物にあまり興味がなかったので、とりあえず建物を出て、すこしそのあたりを散歩して雰囲気を伺おうと思ったのだ。

そして、そこで見つけたのが冒頭の画像の場所。なんだか分かりにくいからし・・
幻のラリー参加者のための無料駐車場。

だって、こんな横断幕や、

こんな横断幕が張ってありました。

そして、その一角はもともとが、
こんなkおばちゃんにもなじみのあるドイツのメーカーや

こんなおフランスのメーカーや

こんな日本のメーカーもショールームを常設している販売店のある場所のようだった。

もし、ダカールラリーが開催されていたら・・・にぎやかな熱気につつまれていた場所だったんでしょうね。

今は暗闇の中、静寂があるのみの場所になっておりました。

残念無念ですね。と暗闇のなかで一人つぶやいたkおばちゃんです。
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夢のかけら(サグレス)

2008-04-04 23:56:18 | ポルトガル
今朝は近所の公園で朝お掃除をしているのを見たら・・桜の花びらがたくさん・・箒ではくのは大変そうだった。花の命は短くて・・

乳母桜のkおばちゃん・・ドライフラワーとも呼ばれております。

○1月5日(土)

kおばちゃんが必死に走って向かったところ・・それはサグレスSagresというところ。イベリア半島、大きなことを言えばユーラシア大陸の最南西端といわれる場所です。端っこ好きなkおばちゃんの好みの場所。
昨日までは反対側の端っこジブラルタルにいたのに・・

そう、昨日はヘレス・デ・ラ・フロンターレでひっかかっていなければ・・夕方到達していたはずなんですけど・・シェリーにひっかかってしまって、たどり着けなかったんです。

罰が当たったというか、昨日はよいお天気だったのに、今日は小雨が降ったりする空模様なので期待はしていなかったけど、本とはここから『日没』でも拝めるか・・という期待はあったので、明るいうちに着きたかったkおばちゃんだったのです。

が・・・・人生そう甘くはありませんでした。
日没・・も分からなくらいの『曇天』。それに加えて、kおばちゃんの目指したサグレスの最端とサン・ヴィセンテ岬Cabo de São Vicenteなのですが・・・
サグレスはエンリケ航海王子Infante Dom Henrique,(1394年3月4日 - 1460年11月13日)とその称号に『航海』という文字のはいっている、冒険大好きな王子によって、『王子の村Vila do Infante』というものが建てられたのがこのあたりなのだが、航海学校も設立され、その学校も含め『サグレス要塞Fortaleza de Sagres』と呼ばれる地域となっていて・・要塞に入らないとその先にゆけないようになっていた。

そして、kおばちゃんが到着したときは・・もう入り口のチケット売り場のお姉さんは店じまい。ああ・・・間に合いませんでした。中からは釣り人が引き上げてくるところ。

この先に・・・

がっかりしながら戻ってきたkおばちゃんの目に飛び込んできたのは・・

さっきの釣を人モデルに写真を撮っていた二人。

その後ろの車をよーーーく見ると・・

ラリー仕様!!彼らもチケット売り場のお姉さんに『明日の朝いらっしゃい』と言われておりました。

車の向こうが要塞の塀。

kおばちゃん思わず『おばちゃん根性』を発揮して話しかけてみた。やはり、ダカールラリーに参加するためにわざわざラトビアLatvijas Republikaというバルト海の国からやってきたという。モータークラブに所属しているといっていた。
kおばちゃんが『大変だったわね』というと、『リスボンは日本人だらけ。トヨタの人間が一万人もいたから大混乱さ』といっていた。まあ、一万人はオーバーだろうけど・・まあ混乱してるだろうなという想像はつく。だってキャンセルされたら帰るしかないだろうけど、航空便は限りがあるし・・。彼らはとりあえず、リスボンから脱出したのは遠いといえども陸続きで帰れる強みでしょうね。

彼らは逆にkおばちゃんに『何処から来たの?』と聞くので『日本からよ』と答えたらびっくりされてしまった。『日本人というのは鶏(チキン)のように集団で旅行するもんだろ。女性一人で・・驚いたね』と言われてしまった。

まあ、言われてみれば・・反論できませんけど。『そういう人もいるのよ』というのが精一杯でした。

イビザ君と要塞だけのように・・そういえば誰もいないもんね。

時は夕暮れ時、kおばちゃんもひとりだったら怖いと思ったかもしれませんけどね。彼らと会ったことをいいことに、後をくっついてそのあたりを散歩してみました。

要塞の手前のごつごつした岩場から要塞の端を覗いたのが冒頭の画像。

辺りは直ぐ暗くなり、やっぱり日没はすぎてしまったのね・・と

要塞を背にする景色は、サグレスの町のあかりがめだったきた。

そんな光景を 彼らの一人は一生懸命撮影しておりましたです。

kおばちゃんたちのいた、足もとの岩場からは「じじじじじーーー」というなg気声が聞こえてくる。皆でなんだろう・・といっていたのだが、正解はわからなかった。ただ、分かったのは岩場のすきまの『穴』から音が聞こえてくるということだけ。今から思えば『ナキウサギ』なんておもうのですけどね・・

彼らはこのあと、本来の今日の目的地ポルティマオに向かうそうで、そこで自棄酒・・とはいってなかったけど・・飲むんだ!と元気に出発して行きました。

そうそう、別れ際にkおばちゃんに『これ、やわらかくなっちゃったけど、ラトビアのお菓子だよ。食べてね』とおすそ分けをいただきました。

kおばちゃんの夢のかけら、ラリー参加予定者だった彼らの夢のかけらはエンリケ航海王子の夢のかけらの場所サグレスの要塞でひと時の出会いを楽しみました。

日没はみられなかったけど、それなりに楽しかったと思うkおばちゃんです。
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只今山羊、横断中(Porto de Lagos)

2008-04-03 17:16:15 | ポルトガル
今日は昨日よりもっと暖かかくなる・・・という話。

夕べは仕事帰りに、花見散歩をしたけれど、kおばちゃんの立ち寄った地域は割りとお上品なところ。夜間照明なんかは特別にしてはいないけど・・まあ、街灯だけでも十分ということで、花見の宴を催していたグループも何組か・・でも寒そうだった。

場所柄か外人さんもグループにマザっていたけど、酔っ払うと皆声高になる・・というのは世界共通・・なんて変な関心をしたkおばちゃんでした。

今日当たりは・・・もっと人出があるでしょうね。

さて、

○1月5日(土)

Monchiqueの町(村?)をちょこっと観光したkおばちゃん。さあ、次ぎの予定が・・・
あるよで、ないよなkおばちゃんの旅の予定。まあ、心積もり・・というていどだけど・・でいけば、もう一度温泉を楽しむ・・のが次ぎの予定。
でも、本当はその前にMonchiqueでお昼かお茶でもしたかったのだが・・・時間がなくなった!!ああ、残念。

小雨も降ってきたので、Caldas de Monchiqueのお宿へ戻る事にしましたです。

ホテルに戻って・・しつこくまたSPAを体験。ただし・・・今回はメガネがないので・・コンタクトだからプールのようなところでは泳げない・・・残念!
でも、せっかく利用料は1日だしね、部屋とSPAエリアではバスローブ姿でウロウロ出来るので便利です。

SPAの営業は19時までということなので、この午後の入浴?がkおばちゃんにとっては最後かな・・という気持ちも会ったのですよ。なんせ、心積もり・・・がありまして・・

ということで、そこそこに部屋に戻りまた着替えをしたkおばちゃん。
さあ、昨日やりのこしたことをしなきゃ・・・ということで、また出発です。

今度kおばちゃんの目指すところは・・ここCaldas de Monchiqueから車で約1時間・・とナビ様は仰ってます。ああ、間に合うかな・・と気にしながら『N266』を走行中、たしかPorto de Lagosの辺り『N266』が『N124』にかわる辺りだったと思うのだが・・前の車が急に徐行し始めた。

なんで??こんなところで??と思いながら徐行はじめたkおばちゃんの目に映ったのは・・

冒頭の画像のような光景が!!

判りにくいかも知れないけど、路肩に山羊・・たぶん・・がいっぱい。

そして反対側の路肩にも・・

なんて思いながら徐行して・・
さらにカメラをかまえて走行してるkおばちゃん。

とりあえず、徐行しながらも無事通過したkおばちゃんです。

通過し終わったあと、バックミラーで見て見たら・・・・kおばちゃんの直ぐ後は羊さん達の大移動というか大横断がはじまってしまって・・・後続車は直ぐには動けないようでした。

このあたりの産業としては、こんな放牧しかないかもしれないのかな・・なんて思いながら先へ進むkおばちゃんでした。

その後はナビ様の御託宣に従って『A22(高速のようなもの)』を通り、一般道におりたのですけど・・ホントにあってるの??と感じるような道。なんせ『未舗装道路』つまり砂利道。でもナビ様の画面にも『未舗装道』と表示が・・・あってるのね。

フと気がつくと、kおばちゃんの前を走っていたくるまが、脇の原っぱに入って停止している。彼らも迷ったというか、自信がなくなったのか・・・

昨日の夕暮と違って小雨ふるなか、とにかくナビ様の言うとおり驀進するkおばちゃん・
Barão de São Joãoなる村を通りぬけ・・ひたすらナビ様のおっしゃる通りに進みます。ああ、暗くなってくる・・・
『N125』にでたあたりでは、もう必死で走るkおばちゃん。時速100キロ・・

ようやくこんな風景が・・

目的地はもう目の前・・

いつもぎりぎりな自分にいやになってきたkおばちゃんです。
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信仰の町並み(Monchique)

2008-04-02 19:48:48 | ポルトガル
今日は昨日に比べたら暖かい陽射しを感じるけど・・・ちょっとまだ寒い。

昨日は新入社員とおぼしきリクルートスタイルの若者が闊歩して歩き、夜は夜で・・嬌声を上げて繁華街を闊歩して降りました。

就職してそんなに楽しいのかしら・・・ずーーーっとずーーーっと遠い昔の出来事だったのですっかり忘れてしまいました。あのころの気持ち。ああ、おばはんになったんだな・・と改めて感じた一日でした。

さて、

○1月5日(土)

楽しいスーパーでのお買い物も終え、再び町中へ戻ったkおばちゃん。
えっちらおっちらとまた坂を上って・・・でもこの先になにがあるのでしょうね。

冒頭の画像は3月31日のブログに紹介した『Matriz church聖母教会?』のすぐそばにあった・・やはり教会。後で例によって調べたら『Capela de São Sebastião聖セバスチャン礼拝堂』らしい・・が・・上記の Matriz churchと一体のもの・・とも解釈出来るんですけど・・

さらにえっちらおっちら上っていくと、観光客用の道しるべがありたしか『城』だったか『カテドラル』だったか・・・もう忘れてしまったけど、そこへいたる矢印があったので、丁度建物からおばちゃんが出てきたので聞いて見た。『ああこれ。上って、上って、上って。上って』とのお言葉。

途中までチャレンジしたけど・・・小雨も降ってきたし、道路に水がながれてくるし・・ホントにこれで合ってるのか・・という不安も合って断念いたしました。

たぶんこんな建物がはるか上に見えた記憶が・・ここよりいただいてまいりました。

上ってる途中で見かけたのはこんなタイル張りのお家。

そして、マキを積んだおんぼろトラックが配達しているのも出あいました。

さっきおばちゃんに道を聞いたところまで戻ってきて・・この一角にも教会があったのですが・・・建物の画像は撮り忘れました。

でも、こんなポスターや

また、こんなポスターが壁に貼り付けてありまして・・

どうやら『教会めぐりツアー』の募集。上のは1泊2日のオビドス行き。
下のは2泊3日のサンチャゴ・デ・コンポラス行きのツアーのようです。

そして、このポスターの貼ってあった建物は、『ミゼルコルディア教会(Igreja da Misericórdia』という教会でこの中には18世紀の絵画と組み合わせられた木材彫刻が2枚があったそうでして・・・・これも事後情報でございます。残念!

体力も時間も尽きてきたので、イビザ君の元へ戻る事に・・町のというか丘の入り口?のようなところは整備されたところで、

このような広場があったり、

このような人がいたり、

更にその下はこんな感じで

良く見るとプールのある運動公園のようになっておりました。

そこの一角が駐車場になっていてイビザ君が間って降りました。

さあさあ、もどりましょうね。








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田舎のスーパー(Monchique)

2008-04-01 18:16:50 | ポルトガル
今日は風が強いけど、良いお天気。
良いお天気に誘われて・・と言う訳ではないが、お昼にお花見を決行・・といってもkおばちゃんを含め花粉症重症患者の我が職場、『室内お花見』と軟弱であります。

でも、ここで美味しいもの発見。デザートにと買い込んだ『島いちごどら焼』なるものが大変美味しかったのだ。生の苺(ちょっとすっぱめ)がちゃんと入っていて・・あんとのハーモニーが抜群!!ああ美味しかった!

今日からガソリンが暫定税の関係で値下げされたとか・・単価的には一時的に税金分がなくなるので下がるのだが、その付けが何処に回されるがキチント議論しないままになっているのがkおばちゃん気に入らない。

最近の『給食費を払わない保護者』じゃないけど、なんでもタダだと思っているのがそもそもの間違え。税金無くして生活の保証も安全もありえない。
kおばちゃんがよくいくヨーロッパなんか物品によって多少の差はあれ、日本で『消費税』にあたる『付加価値税』はイギリスで17・5%、ドイツは19%、オーストリアは20%、デンマークは25%。所得税にいたってはデンマークでは50%だと聞いている。

それだけの税金の負担をしているので、高福祉があるわけで、またそれを負担している国民も政治に非常に関心があるので『チェック』が厳しいではないかとおもっているkおばちゃんです。
なんでも、かんでも『タダ』じゃないのよね。だれかがお金を払っているんだ・・っていう意識が日本人に薄れてきてるようなきがするんですけどね。

税収の問題を抜きにしては税金を使うほうの話も無意味。そして、なによりもあの『予算主義』が諸悪の根源だと思うのはkおばちゃんだけでしょうかね。

○1月5日(土)

車の駐車場がきになって、駐車しなおしたkおばちゃん。ついでに・・思いついた事が・・

それは、さっきこの町に入る直前に気になる建物のがあったので・・そこを覗いて見る事にしたのだ。

kおばちゃんが思った通り、そこは『スーパーマーケット』でした。派手な看板があるわけじゃないし、派手な入り口がある訳じゃないし・・・でも道すがら、人がちょろっと入っていったのを目撃したのだ。今日は土曜日、お店は・・たぶんやってるはず・・とkおばちゃん早速入り込んだ。

中は・・ちょっと小さなスーパー。でも何でも売って居るみたい。

こんなハーブ類も、

こんな野菜類も、

冒頭の画像は・・・たぶん調理酒??バルサミコ??・・忘れました。

こんなお米も・・

こんな冷凍だけど貝類も

こんな魚の冷凍も・・輪切りですけど・・

こんなお肉類も

ワインはこんなで、

こんな紙パックもあって、

こんななんです。

なにが『こんな』かというと、値段!!良く見ると判るでしょ?殆どが1ユーロから2ユーロの間。高いの物でも3ユーロ代。もちろんフルボトルです。安いでしょ!!

全部買って帰りたいけど・・・無理なので、今晩の晩酌分だけ買って帰りました。

さすが、ここはスペインじゃなくてポルトガル。昨日ガソリンスタンドで買った金髪のペコちゃんmiss palomitaはありませんでした。たべっちゃったから・・残念!!

買った荷物を再び車に積み込んで・・またお散歩の開始でしす。
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