Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

さよならザンジバル

2013-07-05 19:03:57 | タンザニア
今日も一気に蒸し暑い。おまけに朝は雨が降っていた。
夕べも久しぶりに良い気持ちに酔っ払って・・朝目が覚めたら目覚ましがセットしてなくてあせった!

まあ、間に合ったけどね。きをつけましょう。

あーそれにしても今週末も御用がぎっしり。まあ、ジブンが悪いんだけどね。
それに非常に暑いと聞いていてビビッテおります。困った。
オデブには生息しにくい季節になりました。

○2月10日(日)

お部屋に忘れ物がないか・・見て、あ・・そういえば自力で降りなきゃいけないんだと思い出した。
チェックインの時はポーターのおじさんがいたけど、ポーターを呼ぶほどでもないしな・・
まあ、下りは大丈夫。と何とか降りてチェックアウト。

丁度タクシーが到着していたようで早々に退出・・と思ったけど、お部屋でお水を飲んだのを思い出して精算。
タクシーまでは若者がポーター。ちょっと離れた広場というか空き地に車は止まってた。
ポーターの彼にチップを払って乗りこんだ。
空港までは・・ものの5分か10分か?割りと近いですね。

到着すると、なんだか女性は女性の係官の方へ・・という感じで手荷物検査。とチェックイン。割りと早く着いてしまったためか、出発の窓口に人もまばら。
とりあえず用もないので出発ロビーに入ってしまいました。


割りとこんな感じで、既にお客さんは入っていた。まあ、kおばちゃんの飛行便以外にも飛んでますからね。

片隅にはお土産もの屋さんが。


この映っている奥にも店が数件あるのだけれどね。

時間があったのでひやかしてみる・・うちに買い込むkおばちゃん。
ここは、値札が付いているので判断しやすい。最初から交渉しなきゃいけないのはちょっと草臥れるからね。
ばらまきもののコーヒーの小袋入りなんかちょっと重宝。値段もまあまあだと思った。

売店のおじさんが『日本人かい?』と聞くので『そうよ』と答えると『Sさんは知ってるかい?』と聞いてくる。Sさんというのはkおばちゃんが前日まで泊まっていた海辺の宿の女将さんです。
『もちろん知ってますよ。あそこに滞在してたんだから。』と答えると『いいところだったでしょ?』と。
どうもお知り合いらしい。世の中狭いというか・・何だか面白いと思ったのでした。

だってね、サファリのガイドのM氏にもS女将のことを言われたしね。それだけ頑張ってらっしゃる日本人女性なのでしょう。

そういえばロビーの片隅にこんな事務所も。


なんだか出発ロビーにあってもねぇ・・と思ったのであります。

これが搭乗券。バーコードがむなしく付いてます。だってこちらで読み取り装置をみたことがありませんからね。


飛行機までは・・ここも徒歩で移動です。


搭乗する・・操縦席の扉は開けっぱなし。


今日のスッチーさんは男性です。


プロペラが力強く廻り始めました。



あっという間に上空です。あの三角形のとんっがっている部分が、さっきまでいたストーン・タウンStone Towです。


また来る機会があればいいな・・さよなら!ザンジバル!


そして、こんにちは!アフリカ大陸・・ですね。
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最後の朝(ザンジバル)

2013-07-04 17:10:43 | タンザニア
今日は朝からムシムシ・・まあ、これが普通の夏なんでしょうね。
kおばちゃんは思いっきり涼しい格好が得意なので良いですが、男性諸氏は大変そう。
幾らクールビズと言えども、緩々のジボンでお仕事はできないでしょうね。

選挙戦がはじまったようで、また駅前がかしましくなるのでしょうね。
ただしkおばちゃんが利用する駅は超マイナーなので、国政選挙なみのマスの選挙区をみると・・票になりそうにないから静かだろうね。

●2月10日(日)

いよいよ、今日が楽しかったタンザニア旅行の最後の日です。殆どが移動にあてられるかな?
今回はあまりお買い物をすることがなかったので、荷造りは簡単なのですが、それなりに早起きはしました。
まあ、お外から生活の音も聞こえてきます。

kおばちゃんのお部屋から見える中庭?の風景なのですが・・判りにくいですよね。


実は水道があって、そこで食器を洗う女性(右側)、それに背をむけて選択する女性(左側)が映っているのですが、カラフルすぎてただのゴミの山のようにみえてしまいますね。

夕べはここで煮炊きもしていたようです。
各戸に水道はないようで、ここが共同水場になっているみたいですね。

仕度を済ませて、朝ごはんを食べに向います。廊下はこんな感じです。


朝のレストランはお客さんも少なく・・でも夕べのお席はお客様がいましたけど。


まずは目覚めのマンゴー・・これも今日でお終いね。


そして黄身の色の薄いスクランブルエッグ。


少し雲がみえますけど・・


概ね良いお天気ですね。


朝食はブッフェスタイルです。カウンターのところに食材が並んでます。


この海の向こう側にアフリカ大陸があります。まずはそこへ向います。


本当は船で渡りたかったけど、時間的にも物理的にもハードルがたかかったのです。残念!


さて、迎えの時間が気になります。そろそろお部屋に戻りましょう。
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ストーン・タウンの最後の夜は更けて(ザンジバル)

2013-07-03 19:08:00 | タンザニア
どうも涼しいのも今日までのようでございます。ちょっと爽やか系でよかったんだけどね。
明日から大雨の予想・

それにしても・・M党はフライングじゃないかと思うほど街宣カーが煩い。
まあ、後がないんでしょうけどね。

7月に入ってしまっているのに夏休みのご予定が何にもないKおばちゃんです。

○2月9日(土)

ストーンタウンの町を彷徨い歩いたkおばちゃん。お草臥れであります。そういえばお昼ごはんを食べてませんね。
街中の市場の周りには飲食店を見かけなかった気もします。

ホテルの部屋に戻りこざっぱりとして一休みしたら・・再び街中に出る元気がでました。


海辺の方に屋台がいっぱい出ている場所があるとはきいています。
それにあの、クイーンQueenのフレディー・マーキュリーさまFreddie Mercuryのご実家も近くで、レストランを開いているときいています。
その辺りまで行こうかと思ったのですが、夜間のイスラム圏の女性の一人歩きはどうなのかな・・とか思い始めたらめんどうになってしまいました。
おばちゃんも一応女性の部に属していますからね。あ、それに海辺と違って治安がけっして良い所ではないのです。最後の日に問題をおこしちゃね。。ともおもったりしたら、まあいいや!ってなことになってしまいました。

kおばちゃんのホテルから少し出た通りは結構賑やかで観光客も多く、それむけに小奇麗な店もあります。


市場の雰囲気とはぜんぜん違います。

こじゃれた店も多いのですが、なんだか入る気がしないお一人さまです。


で、結局選んだのは自分のホテルのレストランです。ここまで送ってくれたタクシードライバーさんも、『ここは料理が美味しいんだよ』と言ってましたからね。

レストランは最上階です。っていっても5階くらい?複雑な構造なので高さがよくわかりません


時間が少々はやいのか?殆どお客さんがいません。いえ、いるのですが、ここに飛んでいるWIFIのを捕まえる為にコーヒー一杯かビール一杯で長居している白人観光客が2名、それと地元と思われるカップルが後で入ってきただけです。

kおばちゃんに『ここは良い席だから・・』と勧められたのはTVのばっちり見えるお席でした。


丁度サッカーの中継中。スタッフたちも気もそぞろ??と言う感じですね。

メニューは・・よく判りませんが折角だから地元の料理・・と思われるものを頼みました。


今日はキリマンジャロビールじゃなくて、サファリ・ビールにしてみました。


一応スターターかわりに魚の文字が見えたので頼んだのですが・・フリッターのようなものでした。


そしてメインはこちら・・バナナのザンジバル風・・です。


バナナといっても日本でお目に掛かる黄色い甘いバナナじゃなくて、青いバナナのようで煮込んでも実が崩れないもののようです。お味は・・芋みたいでした。
それに、ザンジバル風というのは『カレー風味』ということのようです。
オマーンの支配はアラブ風の文化とイスラム教を持ち込み、そしえイギリスの植民地となったときはもう一つの植民地インドとの中継地として多いにインド文化が入ってきているようで、食にかんしては殆どインド風なのでしょう。

そういえば、コーヒーも有名と聞いていましたが・・まだ飲んでいませんね。


ということで注文したのは・・アイスコーヒーでした。


テラスからの眺めは・・殆ど暗闇です・


あちらの方が、港の方向かな?


辿り付けなかったけど・・まあいいや。

kおばちゃんが食事を終えて部屋に戻る頃になって、お客さんが次々にやって来ていました。しかも子連れ。ちょっと遅いんじゃない??なんて思ったけど、まあ土曜日ですからね。

最後の夜はゆっくりお休みしましょう。
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元気な第2の人生(ザンジバル)

2013-07-02 18:06:16 | タンザニア
今日は比較的暑い・・けど、まだ風があるからましかな。

朝、ちょっと時間があったのでクレジットカードをあーでもない、こーでもない・・考えていた。
えい、マイルを実効的に貯めるにはどれがいいかな・・なんてね。
少し前までは、意図的に貯めるのはな・・なんてはすに構えていたけどやっぱりきちんと貯めたほうがよさそう。今更ながら考え直しました。

今年の夏はやっぱり暑いのかな??
そうそう、今朝のニュースでオバマ大統領がタンザニアを訪問している・・って聞いたけど、あまり日本では報道してないみたいですね。アフリカ歴訪の一環だとか。ルーツのケニアにもゆくのでしょうかね。

○2月9日(土)

元奴隷市場跡のザンジバルの暗い歴史を垣間見て・・でも明るい街中に戻りましょう。

しかし問題は・・ここからというかここへどうやってきたのか・・わかっていないことです。


この先をはいったところが奴隷市場後です。

うーーんどっちだ??こっちか?


しばらくは行って・・・違う風景・・戻って・・また行って・・違う・・と繰り返したのですが・・とある景色に出会って、まあ、ここは通らなかったかな??ともおもったけれどもいいや!
完全に迷子を楽しむようになっていました。

絶対に通っていないというか渡っていない大通りに出たときです。向こう側に見える景色は・・


トラックの群れ・・ではなくて、ダラダラ(乗りあいバス)の停留所というかターミナルDala-Dala Terminusです。
そういえば、昨日宿の女将さんが行ってました。ストーン・タウンのDala-Dala Terminusの裏の方にも市場があるって・・

ちょっとした野菜なんかは表に面した方でも売っていましたが、日用雑貨は裏通りにかけて所狭しと倍低ンが出ていました。


が、臆病者のkおばちゃん。カメラを出すをのをはばかりました・・あまり画像が残っていません。
まあ、道に迷っていたのでこころのゆとりはありませんでしたしね。

暑いし・・でも、町の人達が生き生きしていました。


そんななかで見つけた日本語です。思わずこれはカメラに納めました。


『上越スターホテル・六日町ミナミスキー場』ですって。
帰国してから調べて見たら・・現在は経営者が変わってしまっているようですが、上越六日町高原ホテル|(新潟・南魚沼)のことのようです。

まあまあ、アフリカの島で『スキー場』のバスにお会いするとはね。しかもかなり手入れがよいというのか程度がよいというのかずば抜けてピカピカでした。

アルーシャのドライバーのM氏も言っていたけど、日本の中古車が大半のタンザニア。第2の人選を確実に生きていますね。

こちらの軽トラックなんか新品同様に見えてしまいます。


このトラックも日本からのトラックでようね。『0864 62』って岡山の倉敷あたりでしょうか?


kおばちゃんも人の事言えたぎりじゃないけど・・わざわざやってきたのね。

そして再び彷徨い歩くkおばちゃん。まあ、海の方向にゆけば・・ということで歩いたのですが・・なんだこれは?


由緒ありげ・・ではありますがぼろい。


『Mahakama kuu』ってなんだろう・・と思ってあとで調べたら『高等裁判所High Court』だそうです。
由緒にコケが蒸してますね。あ、ちなみに時計も止まってます。

どうも官庁街?に来てしまったような・・それにしても年季はいってますね。
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暗い現実(ザンジバル)

2013-07-01 19:15:58 | タンザニア
今日から7月だそうで・・あっという間ですね。

ここのところ涼しいので過ごしやすいけど、相変らず土日がジゴクの日々ではあります。
7月に入ったら少しはおちつくかな・・とは思ってるんですけどね。
皆さん楽しそうに夏休みの計画なんぞあるんでしょうけど、kおばちゃんは無計画であります。
あ、遊びすぎてますからね。そのまえにね。

○2月9日(土)

ストーンタウンの町をぶらぶらあるくkおばちゃん。街中の女性はみなおしゃされさん。


イスラム色の強いこの島、女性はこのように全身を布に包んでいる方が多いですね。

この布が欲しいな・・と町をプラプラ歩いていて、がっつり捕まったkおばちゃん。
いえ、最初はお店の人かと思ったのです。親切に値段交渉なんかしちゃってね。で、お店を出てもついてくる・・次に行きたい所は何処か?ときいてくる。
このとき、ああ・・と判ったのですがもう後の祭りです。そう、ガイドとの押し売りです。

まあ、しょうがない。次に行きたい場所を告げて案内してもらいました。
なにせ、アラブの迷路のような道路網。まっすぐな道なんかありませんからね。

で、連れていってもらったのはここです。


奴隷市場跡です。ここ、ザンジバルはその地理的な理由から奴隷の中継地として市が立っていたそうです。
暗い、暗いザンジバルの歴史ですよね。

ここで、一応ガイドの押し売り君には立ち去っていただきました。あ、2ドルほどふんだくられました。

この建物は、一時的に奴隷を保管?しておく場所として使われていた一部があります。

ここも入場料を払った記憶が・・あるようなないような・・で、建物に入ろうとすると、入り口の右側にたむろしていた男の人から一人声をかけられました。『ガイド付きだよ』『タダだよ』ってね。うーん・・
大人しそうな一人の男性がついてきます。まあいいか・・

前のお客さんと被らないように・・説明コースをかえてくれます。


ここの最大の見学コースはこの部分でしょう。奴隷達が繋がれていた部屋です。


半地下の位置にあるこの部屋にギュウギュウ詰めに奴隷達は市にかけられるのをまっていたようです。

アフリカの奴隷貿易というと象牙海岸付近が有名だとはおもいますが、こちら東アフリカも貿易拠点として栄えて痛そうです。
彼らは多くはkおばちゃんがサファリを楽しんだセレンゲティよりも更に奥のキタラ帝国Empire of Kitaraと呼ばれる地帯、現在のコンゴ、ブルンジ、ルワンダ、ウガンダあたりから連れてこられたようです。

で、彼らを『貿易品』としてあつかっていたのはアラブのオマーンという国のスルタンだったようです。
オマーンは現在では余りその名前を聞く機会がありませんが、インド洋貿易の中継国として貿易で栄え、このザンジバルに首都を移すほどの勢いだったそうです。
で、その貿易品は『象牙』『クローブ(丁子)』そして『奴隷』だったそうです。

そとからの光はあの筋のような窓からだけ。ここにギュウギュウ詰めにされた奴隷達が1873年に閉鎖されるまで続いていたということらしいです。


ここで売買された奴隷は、新大陸そして、イスラム圏へも渡っていったそうです。イスラム圏へは『宦官』都市建てられていったとか。

そのような詳しい事はたぶん、この壁面の解説書にかいてあるんじゃないでしょうか?




そしてそんな忌まわしい歴史のあとに建てられたのはこちらの教会だそうです。


こちらが本物の大聖堂です。


この大聖堂の前庭というか横庭というか・・そんな場所にはこういうオブジェもあります。


大聖堂の中も彼は案内してくれました。


こちらの大聖堂は現役で、今で礼拝に、そして結婚式に利用されているようです。


イスラムの香りも感じるアラブ風なデザインも随所にみられますね。


そしてこの入り口の扉。


キリスト教の教会でありながら、アラブ風の美しい彫り物。このザンジバルという島国の文化の象徴のようなものですね。

建物の外に出るて、ガイド君とはお別れです。
親切にこまかく説明して下さった事に感謝して、『タダだよ』とはいわれてましたが、一応チップを渡しました。もちろん彼はそれを拒みませんでした。

建物の外側に廻って・・よく見ると壁面に穴ぼこがあいていまるのを見つけました。


あ、あれがさっき奴隷達の収容スペースにあった窓がわりの穴ですね。

ザンジバルの歴史はとても複雑です。モンスーンをつかった交易の中継地として栄えると同時に、イロイロなことがらも入ってきたこの地。アフリカの文化とイスラムの文化の中継地。のところに後から植民地としてやってきたイギリスの文化も入り込み・・・

現在でも、とても微妙な力のバランスの上で成り立っているのでしょう。
詳しい事はkおばちゃんもお勉強していないのでわかりませんが、インドの香りもするこの独特な文化はなかなか人を魅了してやみません。

たとえ、暗い現実があったとしてもね。

さ、次ぎは何処へ行ってみようかな・・
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