落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

シナの核兵器商売

2011年03月31日 | 政治・外交
中共政府が隠密裏に行う国際核兵器取引。こんな国にまだODAを行うバカな国もある。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成23年(2011)3月31日(木曜日)通巻第3290号
http://melma.com/backnumber_45206_5144809/
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 イランのナタンズ原子炉は明らかに核兵器を製造中
 国際的制裁の網をかいくぐって機材や材料を密輸する中国

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 パキスタンの「核の父」といわれたカーン博士は、リビア、イラン、そして北朝鮮の核武装を手助けしていた。
パキスタンはカーンの「罪」を許し、海外渡航は禁じられているが、国内をカーンは自由に動き回っている(アジアタイムズ、3月30日)。
 しかもカーン・コネクションは残存している。

 イランは核武装のための秘密のコネクションを世界各地に広げているが、欧米ならびに国連はイランに経済制裁を科しており、とりわけ核開発にかかわる設備機材、材料などの輸出に目を光らせている。
 だが、イランの核開発は進捗し、ナタンズの原子炉ではウラン濃縮が進んでいる。
 だとすれば、誰がイランの核武装を手助けしているのか?
 それは言うまでもない、かの国である。

 国連制裁に従う振りをしながら、中国がイランとともに発明した手法とは、第三国を経由して第三者が介在するという方式、舞台はドバイである。

 中国政府の関与はきれいさっぱり痕跡がない。そればかりか中国系企業が関与した形跡さえ巧妙に消されている。捜査しても表にでてくるのは香港、台湾、あるいはスイスや米国にある貿易会社などだ。
 抜け穴はドバイだった。
 ドバイにはイラン人が45万人住んでいる。大半は原理主義宗教過激派が支配するイランから逃れてきた事実上の亡命者だが、なかにはエージェント、スパイ、秘密工作要員が混じっている。
 ドバイには4650社のイラン系企業が存在し、工業開発区への投資も巨額にのぼる。このドバイのイラン系企業には香港、台湾などから物資が運ばれ、核物質原料や、ウラン濃縮に必要なバルブ、機材一式、なかには「カーボン・ファイバーが含まれ、追跡した結果、これらは中国から輸出されていたことが分かった」(ワシントンポスト、2010年10月18日)。
 懲りない面々の暗躍、きょうもドバイで。
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 読者の声 どくしゃのこえ DOKUSHANOKOE ドクシャノコエ
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  ♪ (読者の声1)メルマガ「戦う保守」に以下の文章がありました。転載して拡散をお願いします。

(引用開始)「どう考えてみても偽善的なACのCMにうんざりしていたが、今度はテレビで節電を訴えている。もはや犯罪的な偽善である。メールや通話を控えろと偉そうに御託を並べる前に、テレビを消せと訴えるべきだろうし、そもそも、こういう非常時にくだらないバラエティー番組など一掃してしまえばよいだけの話だろう。何が悲しくて芸能人の下品な顔を眺めなくてはならないのか。我が国の偽善も病膏肓に入る観がある。
 ところで、 ナチス政権下のゲッペルスを思わせる枝野の詐言には注意しなくてはなるまい。
革マル派から資金提供を受けていることで有名なこの男に誠意を期待する方が間違いである。国民の一部には「何があっても動じない」と枝野評価する向きもあるようだが、とんでもない誤解である。そもそも日本や日本人に興味がない、無関心なだけだろう。こうした男が官房長官を務め、何の危機感も抱かずに辺りを怒鳴り散らす男が総理を務め、アリーナに着くやいなや「ここには何でもアリーナ」などと面白くもない冗談をいう男が幹事長を務めているところに日本の悲劇がある。
いまさら民主党の批判をしても仕方がないと思われるかもしれないが、枝野の犯罪的な詐言にだけは注意を喚起しておきたい。

彼は何があっても「直ちに影響はない」という。しかし、その当日に病が発症せずに3年後に病が発症したらどうなるのだ?枝野は嘘は言っていないと強弁するだろう。確かに「直ちに」病に冒されたわけではない。しかしながら、肝心なのはそうした病に冒されるか否かであって、今日明日の話を聞きたいわけではない。
「人体に直ちに影響を及ぼさない、(が、そのうち人体に及ぼす)」というのであれば、これは大問題だろう。 もう一つ気にかかるのが、「冷静な対応を求める」という言葉である。「人体に直ちに影響を及ぼさない」という言葉を、「人体に直ちに影響を及ぼさない、(が、そのうち人体に及ぼす)」という意味で使用したうえで、「冷静な対応」を求めているとするならば、枝野は「直ちに避難することこそが『冷静な対応』だ」と主張していることになる。
いずれにせよこうしたプロパガンディストたちには全く信用が置けない。彼らの発言は全て嘘であるとの信念を大切にしていきたいものだ。  (ACえだの)

(宮崎正弘のコメント)次の選挙で閣僚全員が落選という津波もおこるのでは?
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◎毎日一行● 冗談かと思いきや、「大連立構想」は水面下で本格化している様相。
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放射能汚染 海

2011年03月31日 | 原発
武田教授のHPより
http://takedanet.com/2011/03/42_20e0.html
原発 緊急の緊急(42)  海の汚染

ほとんどの日本人が、もう政府の発表を信じていないでしょうから、大丈夫と思いますが、老婆心まで。

昨日、福島原発の取水口の沖合でとった海水から基準値の3000倍を超える放射性ヨウ素が検出されたと発表されました。まさか、この値自体ははウソではないと思います.
その後、保安院も国の放射線医療の専門家も「健康に影響のない値」と言いました。
でも、基準値の3000倍を超える放射性ヨウ素のある海で、スキューバダイビングをしたり、波打ち際で子供が遊んでいたら、すぐ逃げるように言ってください。
おそらく日本人全員が国を信じていないので、「健康に影響がない」と思っている人はいないと思いますが、万が一.
繰り返しますが「健康に影響がない値」という政府の発表や専門家の説明は全くの間違いです. 哀しいことですが、政府や専門家を信じないでください。
福島原発の横の海岸で遊ぶ人はいないと思いますが、「健康に影響が無い」なら、水泳やお子さんの水遊びはOKということになります。
保安院の人は自分のお子さんかお孫さんをお連れになって、福島原発の横の海で遊ばせてください。(やめてください。絶対に危険です私が保安院に注意するのもなんですが・・・).
どこで何があったか知りませんが、メディアも「健康に影響がありません」という人だけを出すのではなく、「規制値の3000倍ですから危険です」という人も登場させて欲しかったと思います. メディアは何のためにあるのでしょうか?

・・・・・・・・・類似の話・・・・・・
福島原発が事故を起こした後、テレビでは東大教授が「このぐらいの放射線なら安全だ」と繰り返していました。 当時の福島市と東京では放射線の強さは、約200倍でした。
ところが、事故直後、東大の中では文書が回り、「換気を止めること、ドラフト(化学実験などで使う空気が漏れない装置で、これを使うと外気が研究室に入る)」を停止するよう命令があったことを昨日、確認しました。
テレビでは「レントゲンが600マイクロシーベルトだから、福島市の20マイクロシーベルト(毎時)は30分の1だから心配ない」と発言した、当の東大教授が、その200分の1のところで生活をしている自分の大学では「換気扇を止めろ」と指示したのです.

私は教育者ですが、教育しても人間の品性が高まらないことにがっかりしていますが、またそれを感じる今日この頃です.
(平成23年3月31日 午後2時 執筆)武田邦彦


放射能汚染 千葉県、水道が既に(2)

2011年03月31日 | 原発
武田教授のサイトより
http://takedanet.com/2011/03/41_8b29.html
原発 緊急情報(41改) 千葉の水道汚染と発表

3月30日、千葉県八千代市の睦浄水場の入り口手前で22日に採取した飲用水から幼児の暫定基準(1キログラム当たり放射性ヨウ素100ベクレル)を越える370ベクレルが検出されていたという報道があり、ことが「水道」なのでできるだけ早く情報を伝える必要があり、昨日、ブログに書いた.
北千葉浄水場でも336ベクレルだった。

・・・・・・・・・
その後の調査で、この事実の発表は30日ではなく、すでに23日か24日に水道局のホームページで市民に知らされている(通知の日付を確認できなかった)ことが判った。
その後、放射性ヨウ素は減少している. 従って、幼児の場合、22日に暫定基準の4倍の放射性ヨウ素を摂取したことになるので、その後、最低でも3日は放射性ヨウ素を含まない水を飲まなければならない。
なお、十分なデータがないので、次の点が不明である。

1) 22日の370ベクレルの水道水が現実に八千代市の住宅に供給されたのか?
2) 23日以後の放射性ヨウ素の濃度はどのぐらいだったのか?
3) 現実に、この水道を使っている幼児のいる家庭では、何日になると「平均して」幼児の暫定基準を下回るのか?

を計算して、何らかの情報を提供したいのだが、いずれも公表されているデータが少なく、正確な計算ができないので、八千代市の幼児は当面、ペットボトルを飲ませることをお勧めする.

(説明)
放射性物質の基準は、「平均して」だから、一日だけ370ベクレルの水道水を幼児が飲んだ場合で、その次の日が100,次が60、次が40と少しずつ減っていった場合、
(370+100+60+40)/4=143
だから、4日後でも、まだ幼児の暫定基準を下回らない。
つまり幼児の立場から言えば、22日に基準を超える放射性ヨウ素が体に入り、その後も、薄まっているものの放射性ヨウ素がゼロにはならないので、1週間ぐらいは注意が必要である.
(千葉県の発表が「誠意があったか?」を考えてみたい)

・・・・・・・・・
この事件は「名古屋市民を原発事故からどのように守るか」ということをこれから取り組もうとしている私に採ってはよい参考になった.

1) 浄水場で「放射性物質」を測るためにサンプルを採り、その結果が出るまで1日とすると、浄水場は「民家に水道水を供給してしまってから、「供給するべきではなかった」ことが判るのか?」。そうすると「市民に安全な水を供給する」ということが原理的にできないことになる。
2) 浄水場の上流水源を監視しているのか、もしくは監視できるのか? 上流水源を監視できれば、「供給してしまってから、供給するべきではないことが判る」という奇妙なことは防ぐことができるが可能なのか。
3) 汚染された水道水を飲んだ家庭を特定できるのか?
4) ネットやテレビなどを通じて、個別の地域に対して、いつまで経ったら幼児の基準を下回るのかの情報を提供できるのか?

この1)から4)まで、今回の千葉県の事故からは判らなかった。また

5) 水道局は「いついつの時点で、何ベクレルだった」という結果を発表するだけで行政サービスは完結するのか(しないように思う)、それとも、どのぐらいの汚染水を供給したか地域ごとに示し、各家庭が自分で計算できるようにして初めてサービスといえるのか?

も考えてみたい。
いずれにしても、汚染水道水を飲んでしまった幼児がおられたとしたら、今回はおそらく大丈夫と思うが、今後のことも考えて、対策を練っておいた方が良いだろう.
私も情報が入り次第、また水道水のことを書きたい。
また「地震で倒れない」と言っていた原発は実は「震度6で倒れる」という事だったと同じように、「安全な水道水を供給する」というのは実は「供給してから安全かどうか判る」ということなのかも調べて見たい.
(平成23年3月31日 午前8時 執筆) 武田邦彦


放射能汚染 国民の命を守るのは誰

2011年03月31日 | 原発
東電会長はようやく福島第1原発の廃炉を決めたようだ。
これによって、放射能飛散が終息に向かえば云うことないが、それはそれで「なぜ早く決心しなかった」かと非難されるだろう。
今や電力の1/3を原子力で賄っているそうだ。これを今すぐやめるわけにもゆかず、騙し騙し縮小し、代替エネルギー政策を進めていかなければならない事態になった。

武田教授のサイトより
http://takedanet.com/2011/03/post_b6d1.html

なぜ、今日も原発が運転されているのか?

今日も日本の原発が運転されている. すでに地震で柏崎刈葉、それに福島が破壊したのに。
地震はいつでも来る. そして柏崎刈葉も、福島も「震度6」で破壊したのだ。福島は津波というけれど、地震に津波はつきものだし、最初の地震で配管系は破壊している.

・・・・・・・・・
福島付近で被曝した人には申し訳ないが、それでも「西風」だったから日本は九死に一生を得た。もしこれが日本海側だったらとゾッとする.
原発は地震で壊れる。今回の破壊は、設計が悪ければ保安院、施工が悪ければ建設会社や電気会社、運転が悪ければ東電に責任がある。
おそらく設計だ。それでも保安院院長は謝らない.
国民にかわって原発の安全を守ると言ってきたのに、それでも反省の色はない.
今、自治体が全国の原発の安全性を見直すという。でもそれは官房長官(政府)の役割・・・むしろ原子力安全委員会の役割だ。
自治体は「原発は爆発するものとして、住民の安全を守る」方法を早急に検討しなければならない。
福島原発付近で避難対象地域になっていた人が次のように言っていた。

「・・・町の防災放送で『原発から放射線が来るから自動車で逃げろ』と指示があったが、自分は車は持っていないので、家にいた。食糧が尽きたので徒歩できた」

いったい、この国には住民を守る役所はないのだろうか? 考えられないが、町役場の人は防災無線を流して、自分は自動車で逃げたのではないか?
原発が爆発すれば放射線が漏れるだけではない.水道が汚染されるのは当然だ。それなのに自治体は「水が使えなくなったらどうするか」も検討していない.
何もしていないのだ。
それなら、日本の原発は運転を続けてもよいのか。電力会社は自治体から要求されてからではなく、原発が爆発する心配があるのだから、行動をとってもらいたい。
「もんじゅ」に異常があるという。国は積極的に自らトラブルを発表して、国民側(奇妙な表現だが)に立って欲しい.私たちが政府を「雇用」しているのは、私たちの命を守ってくれるからなのだ。
また2度と「想定外」とか「地震に津波があるとはしらなかった」 等と言って欲しくない。今の日本は、「電力会社やお役所の失敗を、庶民の被曝という形で贖う」という奇妙な国なのだ。
名古屋は検討を開始する.浜岡、敦賀の発電所が破壊しても名古屋市民を守るため、水道の取水口、市民の避難、全てを準備する計画をスタートする。できれば緊急時の計画ができるまで原発は止めて欲しいものだ。

・・・・・・・・・
東京には今、アメリカ人もヨーロッパ人もいない。ホテルはがらがらで外人専用のホテルは一部、閉鎖になっている。
外資系の会社は大阪に仕事を移している. 外国人の命が高く、日本人は安いという現状は到底、我慢できない。
そして、日本人だから日本の国土を愛している.だから国も自治体も、電力会社もそれが判って欲しい。電力会社が自ら原発を止めて、市民の安全を守って欲しい。あなたも私たちの同胞なのだ。
(平成23年3月30日 午後4時 執筆)武田邦彦

関連参考記事
【正論】評論家・西尾幹二 最悪の中の最悪を考えなかった 2011.3.30 03:15
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033003150005-n1.htm
≪許されぬ「想定外」の言い訳≫
 原発事故下にあえぐ福島県の地域住民の方々、ならびに、原発の現場で日夜を問わず国の破綻を防いでくれている多くの勇敢な方々に、まず、心からの同情と感謝を申し述べたい。これから後は、いよいよ指導者たちが政治的勇気を見せる番ではないかと考える。・・・・・


放射能汚染 千葉県、水道が既に

2011年03月31日 | 原発
かつては「生活第一、安全安心」を標榜した現政権、自治体も国民を忘れたのだろうか。

武田教授のサイトより
http://takedanet.com/2011/03/41_19d9.html

原発 緊急情報(41) 驚くべき千葉県

3月30日、驚くべきニュースが流れた。

「千葉県八千代市の睦浄水場の入り口手前で22日に採取した飲用水から、大人の飲用基準(1キログラム当たり300ベクレル)を超える放射性ヨウ素131、370ベクレルが検出されていたことが30日、分かった。北千葉浄水場でも336ベクレル。
 28日に採取した水から放射性ヨウ素は検出されておらず、県は現在、飲用を控える呼び掛けはしていない。」

えっ!と驚くニュースである.28日の水が大丈夫なのが30日に発表されている.つまり、1日後に汚染が判るのだから、22日の汚染が判ったのは23日なのだ。
その発表を抑えていた。そして28日に汚染がなくなったのを見て、30日に発表している.
発表を遅らせたのは、東電でも政府でもない。私たちの味方、自治体なのだ。私たちの最後の頼りは自治体が命を守ってくれることだ。
でも、現実はその間に、水道水を飲んだ市民は被曝した。千葉県民は県税は払わなくても良いだろう。 千葉県!!しっかりしてください。 自治体が住民を守らなければ誰が守るのですか! 千葉県の人は、発表された時にはすでに飲んでいる.

おそらくは東京の浄水所のことで、政府から圧力がかかったのだろう.その場合は、千葉県は「政府からの圧力の内容」を公表すべきであり、県民に汚染水道を隠す方向に行ってはいけない。何のための自治体なのだ。
このことで各地の水道の発表はまったく信用できなくなった。自治体は福島原発の責任を持っているわけではない。せめて、正しい情報を早めに報道して欲しい。

「水道は大丈夫だ」と言っているが、大丈夫ならなぜすぐ発表しないのか.私たち住民は飲んだものをはき出すことはできない。大丈夫なら隠す必要がない。大丈夫でないから隠す.

私たちは自分たちで警戒しよう. それは将来のある子供ための親の責任だ。負けるか!
(平成23年3月30日 午後5時 執筆) 武田邦彦