かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『アル・箱根』

2017-01-05 22:00:30 | 番外

正月休みは箱根に行ってきましたよ。

片手袋とは日常生活の中で出会う、というのを大事にしているので、逆に言うとどうしても同じような場所での出会いに固定化されてきてしまいます。なのでたまの旅行は片手袋研究にとって貴重な機会です。

朝早く東京を出発し、小田原駅構内の喫茶店で小休止をしたのですが、横のテーブルのお客さんが座席確保に使った手段が…

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片手袋!これはこの旅の成功が早くも確証されたようなもの。

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箱根に着いてまず向かったのは大涌谷。登山鉄道やロープウェイを乗り継いで徐々に高度が上がっていきますが…

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大涌谷到着間際で見事な富士山が姿を見せてくれました!

余談ですが、1月2日は千葉県内房に行ってたんですね。そこで毎年恒例になってる、とある砂浜での片手袋探しをしてたんですが、

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その時撮ったこの写真、後ろにうっすら富士山が写ってるのが分かりますかね?それからわずか二日後に、これ程大きな富士山を見られたので不思議な気持ちになりました。

話を戻しまして、大涌谷に到着して駅から出た直後の事。階段になんと介入型の片手袋発見!

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いや、やっぱりこんな場所にもあるんですね~。

っていうか冬場の大涌谷、物凄く片手袋が発生しやすい場所なんですわ。ここの名物は温泉地ならではの「黒たまご」なんですが、あちこちで皆が食べてる訳です。

で、冬場なんで皆手袋をしてるんですが、当然殻をむく時はそれを外してます。隣で食べてた外国からの観光客を見てたら、片方だけ外した手袋をベンチに置いてるんで、胸のドキドキが止まりませんでしたよ。まあ、その方はその手袋を忘れずにちゃんと持ち帰ってましたが。

だから多分、冬場の大涌谷は一日で結構な数の片手袋が発生してると思いますよ。

そんな新たな片手袋スポット発見に満足し、大涌谷を後にしよう…と思ったら、

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なんと先程の階段の片手袋が、僅か数十分の間に何故か移動してるではありませんか!流石の僕も理由は全然分かりませんでしたが、放置型になったり介入型になったり場所が移動したり、一つの片手袋が辿る運命は決して固定化されたものではないことを再認識しました。これを動的平衡というんですね(多分違うと思う)。

その後は宿へ向かう前に、箱根彫刻の森美術館に寄ってみました。よくテレビでは見ますけど、行ったのは初めてです。

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本当に敷地内に彫刻ばかりが沢山展示されてるんですね~。お馴染みの作家の作品から全く知らなかった作品まで沢山堪能しましたが、僕の心を最も動かしたのはこちらの作品でした。

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宿では食事や温泉を堪能しましたが、何より片手袋的に新鮮な出会いを経験できたのがこの旅行最大の収穫でした。

やはり、たまには新たな土地に出向いて新たな片手袋と出会うべきですね!これからも旅行は大事にしていきたいと思います。

…俺、どこに行っても結局やってる事は一緒じゃね~か。