かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『いてもたってもいられないわ』

2017-01-26 20:00:59 | 写真

先日、鶯谷の東京キネマ倶楽部で「二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band」のライブを見てきたんですけど。

ライブ開始が19時。仕事が終わったのが18時過ぎ。急いで着替えて家を飛び出し、会場に着いたのが18時55分位。何とか間に合ったので安堵しつつ、猛烈な息切れに苦しみながら入場列に並んでいると、見えてしまったのです。会場の前に落ちている角材に片手袋が刺さっているのが…。

でも列は進んでいるので抜け出せないし、開演時刻は迫っているし。(ライブが終わるまで無くなる事はないだろう)という判断を下し、後ろ髪ひかれる思いで会場に入りました。

ライブは本当に本当に素晴らしくて、仕事で疲れた体も自然と揺れてしまいました。しかし、僕の頭の中のどこかでは先程の片手袋がチラついてしまい…。正直、生きた心地がしませんでしたよ。

終演後、興奮冷めやらぬまま会場を飛び出し先程の場所に駆け付けると、

Photo

良かった~、あったぞ!なんでこんな状況になっているのか分からない片手袋が!ホッと一安心。

…でもね、せっかくの素晴らしいライブを見ててもどこかで片手袋の事を考えている。これってどうなんでしょうね?僕の場合大好きな映画を見てても、どこかで「片手袋が映るんじゃないか?」と考えているんですよ。で、例えば『アナと雪の女王』みたいに実際に片手袋が出てくると、もうそれからは物語の本筋が頭に入ってこなくなってしまう始末。

これはもう、「趣味」とかじゃなくて「癖(へき)」ですよね。

片手袋は呪い

最近、この言葉を心の中で何度も繰り返してます。