かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『温かい湯船に浸かりたかった』

2017-01-14 22:54:51 | 雑感

夜、寒い。

一刻も早く出先から家に帰って、お風呂に浸かって布団に潜り込みたい。でも、それが叶わない。家まで1kmもない距離。でも、全然辿りつかない。

Photo

その僅かな距離に無数の片手袋。その度にペダルを漕ぐ足を止め、iphoneを取り出し、手袋を外して、様々な角度から撮影。片手袋一枚につき、およそ5分のロス。

それがこの日は片手袋七枚。35分。しかもそんな事をやってるから、渡れるはずの信号も赤に変わってしまい待つ羽目に。40分、50分。時間はどんどん過ぎていく。

ようやく家に着く頃には、体の芯までキンキンに冷えてしまっている。しかも夜遅くなってしまったので、明日の仕事を考えるとゆっくり湯船につかる暇はない。シャワーでさっと済ます。

僕だって。僕だって何かがおかしいと思っている。でも…でも、片手袋があるんだよ、そこに。

僕は、最終的にどこかに辿りつけるんだろうか?それともどんどん遠ざかっているんだろうか?

皆さん、片手袋の冬の旬、最高ですね!