きのう、女性会館の使途不明金の裁判の判決がでるというので、傍聴にいったのですが、裁判長が早口でもごもごと”主文”を、1分ぐらいで読み上げたので、よくわからなかったのですが、きょうのさきがけ新聞で、内容を知ることができました。
ちょっと話がそれますが、裁判長があんなふうに、傍聴席にかなりの人がいるにもかかわらず、ぜんぜん理解不能な早口で、小声で、棒読みをされるのは、いかがなものかと思いました。もう少しわかりやすく話してくれてもいいのではないでしょうか・・。
この裁判、ずっと関心をもってきましたが、やはり女性会館が1億円ある・・という根拠を示すことはできませんでした。県が調べたとおり、8550万円しか確認できなかった・・ようで、1億円あったと言い張った女性会館側の責任は免れようがありません。
裁判の結果として、ずさんな会計の管理者と、会館側の両方が責任をおう形とはなりましたが、今後、女性会館はどのような運営形態をなしていくのか、気になるところです。問われるのは、女性会館を支えている人たちが今回の事件を他人事ではなく内部から改革する気骨と、人材をもっているかということでしょう。女性の地位向上の拠点として、婦人会の事務局として、長きにわたり社会貢献をしてきたであろうその施設の、足もとが揺らいでいると感じています・・