非正規労働者にボーナスや退職金を支払わないことの裁判で、最高裁が、雇用主に配慮して、不合理には当たらずという判決をした。
社会にでて50年の自分の感覚では、非正規という雇用形態は許しがたいことである。
フルタイムのパート労働などと、ことばそのものもおかしいが、ここ20年ぐらいだろうか、それが当たり前の社会になってしまった。
働きたいときに働けるとか自由な時間をもてるなどと、雇用形態が選べるというコンセプトではじまった気がする、派遣社員。非正規社員。 今や社会に組み込まれた、使い勝手がよい労働者だ。
同じ仕事をしていながら、ボーナスはない、退職金はない、が、それは違法ではないとの判断は、これからの労働者にとっての希望を削ぐものだ。格差社会を認めたということだ。
なのに、なのに、安倍政権も菅政権も、憲法を守らない!