行ってきました、公開討論会。
お3人とも、自治体の首長経験者ですが、それぞれ、個性が垣間見れて、やはり、こういう討論会は必要です。決して紙面だけではわからないその人の考え方も、見えてきます。佐竹さんは、県庁で25年間勤務していた人、佐藤さんは、農業青年から議員へ。そして川口さんは、サラリーマンを経験後、養豚など農業から、議員へという経歴でした。
秋田県が抱える課題は、みなさん、雇用の創出と経済、とりわけ基盤産業である農業政策については、佐藤さんも川口さんも同じような考えでした。
印象に残ったのは、少子高齢化に対する考え方をそれぞれが述べたとき、
佐竹さん・・市役所のように給料の高い人でも結婚しない人が多い。結婚
して、子どもを産むことが幸せだということを、強制的にでもつくって
いかなければいけないのではないか。北陸のほうでは宗教も関係あ
ると思うがそういうふうにしているところがある。
(へえ、びっくり!!。幸せを強制する??女性に対する配慮はゼロ・・)
佐藤さん・・(結婚ための)出会いの場をつくっていかなければいけないのではない
か。嫁来いデモの経験がある・・
川口さん・・カミテのようの企業内保育所を県内に広げ、結婚しても子どもを産ん
でも安心して仕事が続けられるようにしていきたい。保育所とデイサー
ビスなどの施設の一体化をはかり、高齢者と子どもがふれ合う場を増
やしたい
政策を実現するための財源についての問いに対し、
佐竹さん・・一般財源と国庫補助交付金
佐藤さん・・既存財源と予算組み換えで対応
川口さん・・ムダの削減と人権費の抑制 とありました。
佐竹さんは、秋田市での8年間、なにをやったのか実績がほとんどないですから、ことばが空回りする印象を受けました。”平和が大事”と言っていましたが、もし、なにかがおきて、県民に犠牲が払われるときは、自分の命をかけて”守る”そうです。
”守る”ために命をかけるより、なにかがおきないように、平和に解決するすべを見出すのが、ほんとうの平和主義者だと、わたしは思っています。
川口さんが、世界中に暮らしている700人の小坂町に研修に来た人たちが、秋田の応援団です・・と言っていましたが、平和ってそんなふうにしてつくられるのではないかと思ったことでした。