昨日のことです。
わけあって大阪の河内長野市に行っていたのですが、そこで思わぬ料理にありつくことができました。
それは、猪肉。
そう、いのしし。
巷では猪肉といえば、ボタン鍋とか、甘辛く味付けしたもの、みそ漬けしたもので、しかも生臭く硬いというイメージですよね。
いやいや、昨日いただいたのは、全くの別次元でした、しかも焼き肉。
キッチンで調理するところを見学させていただいたのですが、肉の塊を3㌢角くらいのぶつ切りにして、フライパンにごま油を敷き、強火でさっと焼き、味付けは塩コショウのみ。
若干赤い部分が残ってるぐらいの焼き加減で、アツアツを食べたところ、臭み一切なしで柔らかくジューシーでとにかく
『うまっ!』のひと言で、後は無言で箸が進み、最終的に残った肉の奪い合いですわ。
たまたま、一昨日奈良の吉野のほうの猟師さんからもらったらしい。
なぜ生臭くなく、硬くないのか?
それは、生け捕りにするからだって。
そういえば先日、テッちゃんが言うてたわ。和歌山に、猪を生け捕りにする猟師がおり、その肉がうまいと…
猪の特性を活かして、猟銃を使わず生け捕りにすることが可能らしい。
生け捕りにすると、血がまわって肉が硬くなったり、臭くなったりすることがないそうだ。
昨日偶然ありつけた猪肉は、まさに生け捕りの肉だったからだ。
う~、なんとかして再び食べてみたい・・・・