15年ほど利用してきたクレジットカードを解約した。米国の航空会社が提携する外資系ゴールドカードだった。その航空会社も吸収合併により社名が変わり、クレジット事業は日本の金融機関に引き継がれて日本から事業撤退した。
その航空会社は成田に大きな既得権益を持っているため、羽田空港の昼の発着枠をめぐって中国にハブ空港を移転させるぞと高圧的な交渉に臨んできたとの報を知り、複雑な心境になった。交渉術として優位に交渉をするためなのだろうけど、卑怯だ。武士道に反する。なんとも言えない嫌な気分になり、数十日間悩んだ挙句、クレジット契約の解約の意を固めた。もうこれ以上、この航空会社とは関わりたくないという心境だからだ。
クレジット会社に解約の電話をすると、担当の部署から折り返し確認の電話があり、長年のご愛顧に謝意が伝えられた後、ポイントが13,000ポイント(13,000円相当)ほど溜まっていることを親切に教えてくれた。もちろん知っていたけど、潔く権利放棄する意思を伝えた。
先ほど、カードをシュレッダーして、気持ちを切り換えた。