また痛ましい山岳事故が起きた。ザイルを繋ぎあった7人パーティが八ヶ岳の阿弥陀岳P3で滑落して3名が亡くなった。
山岳事故が起きるたびに結果論として遭難者の技術面がとかく論じられるけど、結局、ただ不運だったということがすべてだと思う。ご冥福をお祈りする。
登りたい山やチャレンジしたい登攀ルートがあって、同じ思いの仲間に恵まれたらパーティを組んで登ればいい。思い残すよりはチャンスを逃さず実行したほうがいい。
一生は長いようで短いもの。千載一遇の機会にためらわず行動すればいい。その結果、大怪我したり、場合によっては命を失うことになるかもしれないけど、それも一生だ。人生は長生きレースではないのだから。悔いなく、どう生きたか、なのだから。