来週、退院できそうと娘からメールが入った。詳しいことは何もわからないけど、退院予定の報に自然と笑みがこぼれる。喜びは隠せない。小躍りしたいくらいだ。
毎月の定期診察にでかけていきなり即入院になった年末は突然のことで面食らった。入院治療をして病状がよくなったので退院できることになったのだろう。ひとまず安心だ。このコロナ禍で入院中は一度も娘と面会ができないという異常な状況での入院生活だった。
退院の時に主治医との面談が予定されている。やっと訪れた親の出番だ。
その日まで指折り数えて待つだけ。朝ご飯の準備もいつもより少しだけ気合が入った。あとしばらくの辛抱だ。