
小屋に着くと真っ先に水道の元栓のあるところに直行し、レバーを水抜きから通水側にひねった。そしてすぐ横にある水道栓を回すと勢いよく水が出た。やったあー。
一抹の不安を抱えながら山小屋に来たことが嘘のようだ。たちまち心が晴れて嬉しさが込み上げてきた。
水が出なかった問題がようやく解決した。凍結していた箇所の氷が自然に溶けて、通水が始まったようだ。井戸水を汲み上げるポンプのモーターには損傷がなかった。
よかったあ。

入院中の娘にラインで報告すると、お疲れさん、楽しんで、と返ってきた。
それにしても今回の水のトラブルで考えさせられた。栓をひねるだけで水が出ることがどれほどすばらしいことか。雪を溶かして水を作る作業で苦労したお陰で水のありがたみがが身にしみた。水の恵みに感謝の気持ちを持って大切に使わなくては。

