倉敷ツーデーマーチ２日目

　倉敷ツーデーマーチ２日目の今日も朝７時に倉敷市役所をスタートした。例年40kmだった鷲羽山方面のコースが今年は30kmに短縮変更になったので、新しく変更になった新ルート部分を歩くのが楽しみだった。



　昨日に続いてハナちゃんを背負い、ずっとザックの中だ。児島赤崎まではこれまでのルートと同じ道を辿ったが、鷲羽山を周回するルートが大きく変更されていた。



　ルートが新しくなったとはいえ、鷲羽山周辺の見所のポイントは全ておさえられていて、とても眺望の良い歩きやすいコース設定になっていた。この30kmコースは来年度以降も継続されることを期待している。



　この２日間、よく歩いた。Fitbit計測によると、昨日歩いた歩数は64,580歩、今日は現在53,815歩だ。たっぷり歩いた心地よさが軽い筋肉痛の身体からじわじわ沁み出ている。

瀬戸内倉敷ツーデーマーチの初日

　瀬戸内倉敷ツーデーマーチに参加するため朝5：45に家を出た。倉敷市役所の駐車場に車を停めて会場に向かい、スタート順の列にハナと並んだ。いつもより早く並んだと思ったけど、２列目だった。天気は快晴で、風は冷たい。



　定刻7：00に40kmコースの列の先頭が出発した。ハナちゃんは予定通りザックの中におさまってお姫様を乗せた駕籠の状態で歩き始める。ときどき、ハナがザックから下りて歩きたくなったときは僕の肩を前脚で引っ掻く動作をして僕に伝える。仕方なく、ザックからハナ出して、少しだけ歩かせる。
　高梁川を渡り、ヤンマーの工場前でいちごとトマトのご接待を受ける。少し食べ物を口に入れるだけで気分転換になるのでありがたい。



　金峯寺を過ぎるあたりは気持ちのいい丘陵地が続く。40kmコースのほぼ中間点となる「まきび公園」（残り22.6km地点）では豚汁のお接待を受けた。



　浅原峠の長い上りは結構体力を消耗した。安養寺に着き、最後の小休止だ。ゴールまで残り8km。
　午後３時前、倉敷市役所ゴール。ハナちゃんも窮屈なザックの中でよく辛抱した。結局、ザックから出て、歩いたのは４回のみだった。これってストイックな荒行？それとも動物ギャクタイ？　違います。そよ風に髪をなびかせながら春を満喫していたはず・・・ハナちゃんは夕食後、ぐったりとして眠り続けている。
　明日のツーデーマーチも今日と同じ朝７時スタートなので、今晩も早く寝よう。

倉敷ツーデーマーチの前夜

　明日、明後日の２日間、瀬戸内倉敷ツーデーマーチに参加する。思えば、確か19年前の2000年に初めてこの大会に参加して以来、毎年欠かさず参加を続けてきた。
　自然に囲まれた山道を歩くのと較べると、ところどころ自動車が行き交う喧騒な道を歩いたりするツーデーマーチは精神面で開放感に欠けるけど、大勢の参加者と一緒に長い時間歩くのは楽しい。ただ歩き続けるだけの単純な運動がとても心地よい。



　明日はお天気も良さそうだ。長い時間、ザックに入れられて窮屈だろうけど、今年もハナちゃんを背負って歩く。ハナには迷惑かなあ。明日は40km、明後日は30kmを歩く予定だ。

孤独のすすめ

　五木寛之さんの『孤独のすすめ』（中公新書ラクレ刊）を読み終えた。副題に『人生後半の生き方』と記されているが、「人生最後の季節をおだやかに、ごく自然に現実を認め、愁いをしみじみと味わう」生き方が描かれている。
　人生百年時代を迎えつつある中、まず高齢者の自立について述べられている。特に三つのこと、経済的な基盤、健康な肉体と精神の自立。死生観の確立の大切さも説かれていて、宗教の手助けも。

　長寿国日本は世界でも例を見ない高齢社会国家の最先端を行く。すでに人口オーナスに突入し、嫌老社会の入口にあって今のままでは「老人階級」とそれ以外の世代との階級闘争の危険すらあると。だから老人主導の高齢者産業を日本の産業の柱に育てて、老人が社会貢献をする嫌老ならぬ賢老という生き方を示されている。色々と考えさせられた。

スパゲッティの晩御飯

　いつものことながら晩御飯のメニューに困った。冷蔵庫の中を覗いても、めぼしいものはなさそうだし・・・。ところが、あったーあ！
　冷凍庫に長い間眠っていた神戸MCC食品の「国産紅ズワイ蟹のトマトクリーム」を発見。これで今晩はスパゲッテイに決定。
　和食派の僕にとって洋食は滅多に選択しない珍しいチョイスだ。いつもの野菜サラダに加えてマカロニサラダもついでに作った。炭水化物のオンパレードだ。
　スパゲッティを茹で、「国産紅ズワイ蟹のトマトクリーム」をお湯で温めて出来上がり。簡単、シンプルが僕にとって一番のご馳走だ。
　食べてみると、なかなか上品な味だった。独特な紅ズワイ蟹の風味が口に広がる。たまにはスパゲッティもいいなあ。


　

美しい国 日本の山歩き

　新しい一週間が始まったけど、まだ心の中で日曜日に歩いた播磨アルプスの余韻に浸っている。里山歩きを楽しむ多くのファミリーに出会った。街から一歩足を踏み入れただけで、こんなに豊かな自然に包まれることができるなんて、なんて日本は山紫水明の美しい国なのだろう。もっともっと多くに人に山歩きの楽しさを味わってもらえたらなあ。



　山歩きに難しいルールはない。ただ一つ、山を汚さないことくらいだ。勝ち負けのある競技ではないので、勝った喜びに湧く人の陰で負けた悔しさで泣く人はいない。山では全員が勝者だ。だからいつでも山は笑顔と笑い声に満ちている。山歩きの楽しみを知ることができたことで僕の人生がどれだけ豊かになったことか。山歩きの伝道師ではないけど、老若男女、誰でも気軽に山に行こう、自然を楽しもうと声を張り上げたい気分だ。

疲れきって、ぐったり

　昨日の播磨アルプス縦走でハナちゃんはよく歩いた。登山口から縦走路のほとんどを歩ききった。アウトドア女子の面目躍如だ。
　頑張りすぎたせいで今朝はかなりお疲れの様子。疲労困憊して、ご飯も食べずにぐったりしている。



　ワンちゃんに筋肉痛があるのかどうか知らないけど、静かに朝から椅子の上でぐうたら眠りこけている。
　強い雨が降り続いているため、朝の散歩も中止。ハナちゃんは疲れきっていて歩く元気もなさそうなので、ちょうどよかった。



　今週末は倉敷ツーデーマーチだ。今年もハナちゃんと一緒に参加する。

播磨アルプスを歩く

　兵庫県の播磨富士と呼ばれる高御位山（304m）に登った。
　鹿嶋神社の駐車場に車を停めて、登り始めた。参道にはお店が立ち並び、神社に参詣する人の多さがうかがえた。展望台を経て百間岩の岩場を登り、播磨アルプスを快適に縦走する。お天気もまずまずで、汗もじんわりと出てきた。



　ハナちゃんと同じトイプードルと遭遇。歩きやすい山道なので子犬でも楽しく山歩きができるのがうれしい。
　鷹ノ巣山から東峰（264m）を通り、高御位山（304m）に11時40分頃に到着。さっそくランチにした。お弁当を広げて、コンビニおにぎりで腹ごしらえ。奄美大島の完熟タンカンとコーヒーで締めくくった。



　再び縦走を続けて、小高御位山、中塚山から北山登山口に下る。鹿嶋神社まで舗装道路を歩いて駐車場まで戻った。改めて今日歩いた播磨アルプスを下から眺めると、すべて手に取るように見え、結構な距離を歩いたという満足感があった。
　帰りに姫路市の北、山陽自動車道の姫路西ICの北にある姫路市林田交流センターゆたりんの温泉で汗を流してから帰路についた。
　本日のFitbit の歩数計は25,650歩を指している。久しぶりに歩いた感があった。

朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや

　土曜日の朝11時に歯医者の予約を入れていたので、朝、工房周辺をハナと少し散歩をしてから秘密基地を後にして自宅に戻る。
　ばあちゃんのデイサービスの日なので、ヘルパーさんが来られた。そのすぐ後にばあちゃんの送り出しの様子を見にケアマネージャーさんが来られた。ケアマネさんと最近のばあちゃんの生活について話をしていたら、また一人、来客が・・・。懐かしい笑顔、Sちゃんだ。
　若い頃にトライアスロンやマラソンにはまっていた頃の古い友達で、ずいぶん長く会っていなかったのに、突然訪ねて来てくれた。ケアマネさんやヘルパーさんが去った後、トライアスロン仲間の近況を話題に話が盛り上がり、歯医者の予約の時間ギリギリまで話し込む。



　トライアスロン仲間たちも年相応に病気、手術、離婚、再婚、転職、退職など、色々と変化があったようだ。もっとゆっくりと話をしたかったけど、歯医者の時間が来たので一緒に家を出て歩きながら話を続けて、歯科医院の前で別れた。

　朋有り遠方より来たる
　　　　　亦た楽しからずや

秘密基地で過ごす週末

　金曜日の夕方、息子の工房に向けて車を走らせた。今日は寒さも少し緩み、春の兆しを肌で感じる。こんばんはハナちゃんと一緒に秘密基地でお泊まりだ。
　息子のお嫁さんからお雛様を出したと聞いていたので、工房に着くとまず最初にお雛様を見てからダイニングに移動する。孫が食事中だった。孫の様子を眺めながら一献を交わす酒は旨い。
　日々の出来事を話題にしながら楽しい時間を過ごし、孫が風呂に入る時間が来たので、僕とハンナはお暇して秘密基地に移動した。ハンナはのびのびと部屋の中を走り回り、楽しそう。
　夜の帳がゆっくり下りて、僕とハナちゃんはラジオを聴きながら深い眠りに落ちた。　

ファジアーノ 木村社長の門出を祝う

　ファジアーノ岡山の木村正明社長がＪリーグ専務理事に就任することになったというニュースを見て正直驚いた。ファジアーノのトップとして12年間、クラブをひっぱってこられた木村社長はファジアーノの一番の顔だ。規則上、兼務ができないため、ファジアーノの社長を辞任してＪリーグ専務理事に就任するというご決断だ。惜しまれながら岡山を離れることになる。
　シリーズが開幕し、Ｊ１昇格をかけたファジアーノの今年の戦いに多くのファンの期待が高まっていた矢先のことなので、出鼻を挫かれたような思いもあるけど、木村社長のＪリーグ専務理事就任は岡山県民としてもとても名誉なことだ。



　有能な木村社長のことだからＪリーグの多くの人の期待に十二分に応えて立派な仕事をされて結果を残されることは間違いない。Ｊリーグ本部でのご活躍を祈念し、新しい門出を心より祝いたいと思う。
　ここまでファジアーノを育てていただき、ありがとうございました。いつの日にか岡山に戻ってこられる日をお待ちしております。