アウトドア月刊誌BE-PALの付録でフリースの膝掛けブランケットがついてきた。毎年、同じフリースのブランケットが付録についてくるが、毎年、色だけは違う。今年は目も覚めるような真紅。暖色なので温かそうで悪くない。
今日は気になっていた生垣の剪定をさっさと済ませてから、ハナを連れて山小屋に向かおう。
蒜山は先週よりさらに新雪が降り積もって深くなっているはずだ。除雪三昧、楽しい労働が待っている。
この冬一番の冷え込みだ。朝、一階のガスストーブのパネル温度計は2℃を示していた。外気温が氷点下であることは間違いない。僕が住む県南部はこの冬、雪はまだ積もったことはないけど、県北部はここ数日間、大雪の予報が出ている。
今頃は降っているんだろうなあ。今週末も雪に囲まれて過ごす予定だ。そしてエンドレスの除雪作業を続けることになる。
昨晩はカレーをたくさんこしらえた。カレーは僕の大好物で、飽きずに何日でも食べ続けられるので、たいへん重宝するメニュー。僕が作るカレーはスープカレーみたいなスープ状のもの。スープとしても飲めるようなドロドロしていないカレーが好きだ。自画自賛だけど美味しくできた。
ハナちゃんは連日、ひとりでお留守番をしてくれている。ストレスを溜めていると思うけど仕方ない。娘が退院するまで、あと何日かかるかわからないけど、その日までハナちゃんと一緒に我慢の日々だ。頑張らなくては・・・。
武田鉄矢さんがラジオ深夜便「明日へのことば」に登場された。武田さんは年男の72歳。
瑞々しい感性で合気道や英語の日記など新しいことに取り組む学びの姿勢は立派だ。
高倉健さんや山田洋次監督さんとの関わりの話も面白かった。「ささやかなことでも感動して生きる」
ささやかな目標の積み重ねが大切。平静を保つために毎日の小さな驚きを重ねる習慣を教えてもらった。
自然体で
新年のスタートは何とか会社でうまく滑り出すことができた。これから始まる新しい一年に期待も膨らむ。
仕事を終えて家に戻ると家事仕事だ。
6年前にカミさんに先立たれた後の自炊生活に逆戻りしただけのことだけど、あの時と違い、それなりの経験値があるので気持ちに余裕がある。2年前に娘が家に戻ってから家事仕事から解放されたのが特別のことと思えば何のことはない。
時間に余裕がなくなることは辛いけど、自然体でやっていくしかない。娘から入院が少し長引くかもしれないとメールがあった。長く付き合わないといけない病気だから、急かず焦らず一緒に向かい合っていこう。
蒜山から家に戻るとき、旭川沿いに真庭市勝山に出た。
ここを通るたび、家々の特徴のある美しい石垣を脇見運転して眺めてしまう。
今回は車を停めて、この光景を写真に収めることにした。家ごとに石垣の組み方が違うのが面白い。石垣を組む匠の技に感動すら覚える。
何度眺めても見飽きることがない光景だ。これが日本の伝統的な文化なんだろうなあ。
さあ、今日から仕事だ。ハナちゃんには、日中、独りぼっちでお留守番をしてもらうことになる。
娘が退院できるまであと何日間続くかわからないけど、辛抱して乗り切らなくてはね。みんなで頑張ろう。
昨晩は粉雪が降り続いた。車もモーターバイクもすっぽり雪に包まれてしまった。
日中は沢木耕太郎さんの深夜特急を読み返して過ごした。深夜特急第一便は作家沢木さんの原点だ。何度読んでも爽やかで面白い。無鉄砲な一人旅は若者を鍛え、人間の幅を広げてくれる。人として一番大切な心を豊かに深めてくれるものだ。
若者は一人旅に出ろ、だ。五木寛之さんだって青年時代にモスクワを旅した。