新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

黒斑山表コースから中コース2022.11.5.(写真つき)

2022-11-06 | ハイキング・登山

11月5日、早朝の新幹線で佐久平に。

駅前の楓の紅葉がすごかった。もっと赤かったのだが、色がうまく出ていません。

佐久平から高峰高原行きのバスで、高峰高原ホテル前まで行った。バスは浅間口の方かと思ってみたらバス停は見当たらず、浅間口の方だと思って宿を予約していたので、宿の受付の人に確認したら、蓼科口だということで、宿に泊まるためのものを預かって頂いて、蓼科口に移動。バス停でしばらく待って、JRバスに乗り込んだ。リーダーは昨日も遅くまで仕事だったそうで、バスに乗り込んだと思ったら、もう寝入っていらっしゃった。私の方は確かチェリーパークラインと言っていたような気がする道路の紅葉がきれいだった記憶があって、寝るわけにはいかないと起きて車窓を見ていた。

バスはまずは小諸にでて、小諸で乗車する人がいるか確かめてから、おもむろに高峰高原へ向かっていった。この辺も十分に紅葉がきれいだった。時折リンゴ園の看板があって、赤や黄色のリンゴが実っていて、寄り道して買い求めたいくらいだった。

そこからきのこの森とか浅間山登山口(ここから天狗温泉のあさま山荘の方に出るらしい)を経て、くねくねの山岳道路(ここがチェリーパークライン)となるが、一帯はカラマツ林が続き、下の方のカラマツが黄金色に輝いて見事だった。

植え替えられたカラマツ畑?

乙女スロープ、黒斑、植物園前(それらしいものが見えず)さらにつつじ園(こちらもよく分からなかったが、つつじが多いのかも)を通って、高峰温泉ホテルの建物が見えて来て、まもなくホテル前だった。(1400円)かなりの人がここで降りて、ビジターセンターに寄ったり、ホテルの駐車場に向かったりしていた。時間によっては、その駐車場から雲海が見えるのかもしれないと思った。

ビジターセンターの建物

私達は天気良さそうだし、昨日雪が降った形跡もないので、2日に降雪で上の方は積雪があったというネット情報で一応軽アイゼンを持参したのだが、雨具とアイゼンをホテルの方にお願いして預かって頂いた。コインロッカーはないというので。

それから車坂峠の標識のある、小さな祠もある広場で、男性が登山届を出していて、出した方が良いと言われて、コンパスで出してあると話したが、紙も出しておいた方が良いと何かに書かれていたので、打ち出した紙も投函して、簡単に安全祈願のお参りもして出発。

後で気づいたが噴火情報が書かれていた。

表コースと中コースの分岐がすぐにある。(写真は帰りに撮った)

しばらくはカラマツ中心の樹林帯を進む。そこから露岩帯にでて、以前もこんなところがあったなと思っていたら、また樹林帯に入り、その先はかなり下った。昔登った時、下る記憶がなかったので、ちょっと不安になったが、後続の若いパーティーの人に確認しても、表コースですとのことだったので、そのまま降りて、平らになってすぐにまた登り返した。そこからしばらく進むとまた露岩帯になり、そのまま続いた。展望も良くて気持ちが良い。

ホテルが見える。さらにアルプス方面かな、雪をかぶった山々が見えた。

そのうちに下山の人が雪があって、滑りやすかったと話されて、ちょっと不安になった。フラットに足を置いて、階段の木の部分は雪がないからそこに足を置けば滑らなかったとおっしゃる。アイゼンなしで大丈夫かなと、ちょっと後悔した。凍っていた道が、しっかり雪が積もっていて(硬く踏みしめられていたけれど)、急坂だしあえぎながら慎重に登った。

樹幹に浅間山(正確には前掛山だが)がくっきり見えて感動!そして少し登ったら、火山噴火の赤茶けた鋼鉄製の避難ドームに出た。

記念撮影して、ここからは槍の鞘が近いと思って登ると、まもなく前掛山の大展望が見られた。

一時雲が出て、雨具置いてきてしまったし、どうなることやらと心配していたが、頂上近くなったら雲も晴れて消え、一安心。ここでも記念撮影。

その先は、急斜面のガレ場を登る。見た目は大変そうだったが、確かそれほどでもなかったと思ったが、何分10年くらい前の記憶だからね。ここは日当たりが良いので雪が解けて、ぬかるみが酷かったが、何とかぬかるみを避けながら登ることができた。

トーミの頭に出ると、いっそう前掛山が近くに見え、てっぺんの方にちらっと浅間山も顔をのぞかせていた。少し雪の筋が見えて、なかなかきれい。

そこから樹林帯の中の道を軽く下って登り返したところが黒斑山だった。登山道の片側には黒いホース上のものが何本か敷かれていた。

かなりの石ゴロゴロの斜面を登っていくと、アンテナ塔があり、その先に黒斑山の標識が見えた。

浅間山の噴火口らしいものがより一層はっきり見えていた。噴煙には気づかなかったけれど。蛇骨岳、Jバンド方面の爆裂火口の後もくっきり見えた。

牙岳とトーミの頭方面

トーミの頭にハイカーが見える

それからもうちょっと行けば広い所に出たような気がして、進んだが下りで、ヤマレコの登山ルートのログを取っていたので、「ルートが違います。戻ってください」とか指示されて、しばらく急な下りが続きそうだし(戻るには登らないとならないから)戻った。2~3回ヤマレコの方から注意を促され、黒斑山に戻ったところで、昼食のために一時停止した。

ルート変更の際は停止しないとなりませんね。

それで持参のインスタントドライカレーとかカップラーメンにお湯を注いで、そのほかのおかずも出して、食べだし、時間を見て食事とした。しかし途中で降りていらした方が、槍の鞘近くになって、大分上とは違って暖かいねと言っていたのだが、本当に黒斑山の頂上は寒くて、私は一枚着こんだのだが、リーダーも着たのかなと思ったら、着込んでいらっしゃらなくて、下山開始の頃は震えそうだった。中着を着て頂いて、バッカスチョコを取り出した食べて頂いた。まあ、歩き出せは温まるかなと思ったが、下りなのでそれほど暖まらない。

しばらく降りて、二股に分かれていて、一方はかなりの急坂。こんな坂を登ってきたのかしら?と緩い草の道を進むと、シャクナゲのトンネルがあって、こんなところ通ったかなと思ったら露岩帯に出た。

ちょっとこんなところはなかったわねと、元に戻ろうとかすかな道に入って行ったが、その道も怪しいので、結局元の道に戻った。

考えてみたら、急坂の脇には黒いホース上のものが何本か走っていて、確かにその急坂を登ってきた、と話し合った。合流点あたりで上から降りて来た方とも話して、その石ゴロゴロの道を下ったら、左手からこちらに来た方がいらして、露岩帯にも道はあったらしいことが分かったのだが...危険は避けないとね。

ということで、無事にトーミの頭に出た。

トーミの頭のすぐ先で、登ってきた表コースと、中コースの分岐があり、中コースのことはしっかり読み込んでいなかったが、樹林帯の中の道だというので、多分雪はそれほど多くはないだろうと予想して、降り始めた。結構大きな岩がゴロゴロしていて、歩きやすくはなかったが、雪は確かにはるかに少なかった。

大分降りるとU字溝のようになっているところの脇に草地の道ができていたりする下山道となり、ピンクの目印に気を付けながら降りて行った。一度露岩帯に出て、あら、表コースと合流していたっけと思ったのだが、しばらくすると樹林帯にでて、表コースとは様子が違っていた。ヤマレコのログを見ると確かに中コースそのものを辿っていて、合流なんてしていなかった。

コケモモの実?

苔の胞子

その後長いトラバース気味の、いわかがみかイワウチワの群落や、コケモモかクロマメノキの群落が広がる砂地に近い斜面があり、その後もなだらかに回り込んで、カラマツやシラカバ?の林の中の道をたどって車坂峠に出ることができた。ナナカマドもほとんど実が落ちていた。

こちらのコースなら雪道でも危険は余りなさそうで、そのままトーミの頭に出られるから、初級者の冬山登山には良さそうな道だと思った。

ということで、高峰高原ホテルに荷物を引き取りに行き、バスの時間まで大分あるので、着替えはないものの温泉に入ることにした。リーダーは最初はいらないと言っていらしたが、後から追いかけていらして、入ることになさったと、声をかけられた。ちょっと暇ですものね。1000円に小さなタオルがついていて、バスタオルは200円で借りることができるとのこと。私は小さいタオルをザックに入れていたので、借りなかったけれど。

温泉は単純温泉なのか臭いもなく透明だった。一人入られていた女性が出た後は私1人になり、温泉の蛇口から勢いよく出ているお湯で、足腰のマッサージができて助かった。展望も一人占め。ゆっくり入ることができた。

その後ラウンジでソフトクリームを頂いて、時間を待った。ここからの景色はいっそう素晴らしかった。

ラウンジからの展望

バス停には数組のハイカーや温泉巡りの方などが並ばれていた。登山者の靴がきれいだったので、ビジターセンターに靴の洗い場があったのかなと思ったが、バスの時間が迫っていたので行かずに、横の草とか小枝で軽く泥を落とした。

帰りの車窓からのカラマツは夕陽を浴びて、一層赤銅色に輝いて、素敵だった。

佐久平の蓼科口は多少の飲食店もあるようだったが、駅にはキオスクしかもう開いていなくて、浅間口には蕎麦屋があったが開いているかもよく分からなかったので、キオスクで弁当を買い求めたが、峠の釜めしはもう売り切れていて、弁当も種類が限られていた。適当に買い求めて宿に向かった。

適当に食事して、テレビを見て休んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 


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