今日は、済生会病院のパワハラ・賠償請求裁判の傍聴をした。
朝10時から夕方4時まで、昼1時間休憩だけで、集中しての証人喚問だった。原告側の医師3人と被告側Y病院長だ。
トップはN医長、弁護士から病院長からの手術中止をのいきさつや、理由を事細かく質問をして、病院側のパワハラをあぶり出していた。
また、被告弁護人の質問に対して、難病や重度障害のある患者の手術で十分なインフォームドコンセントを理解されていないまま手術をし後遺症を起こした件が、
短期間に数例あった事を理由に、脳神経外科医に手術中止を宣言した事に関して、論点をすり替えていることを正すやり取りになっていた。
最後の証人喚問は、病院長だ。問題のあった時期の院長は退職され新院長だが、前任者の申し送りをそのまま受けて、知りません分かりませんと連発しながら、
3人の医師の不当性を強調。
医療裁判の難しさを痛感させられた感じだ。特に感じたことは、記録の大切さを痛感した事だ。
次回は、9月22日〔木〕13時から。結審の予定。判決は11月か12月になるか?とのこと、長い裁判もやっと先が見えてきたところだ。勝訴を願っている。