自由社会では一定のルールの中で競争を強いられる。勝てば官軍、負ければ賊軍の例えのごとく組織においても勝者のみが賞賛されることが多い。
個人においても競争や勝負といった面で勝てれば物心両面で満たされることだろう。だが勝者がいれば必ずといっていいほど敗者が存在する。敗者は得るものが全くないのだろうか?勝ち続けていれば奢りも生まれ、人にとって大切なものを失うこともある。負けることによって大事なものが見つかったとしたらそれは勝者よりも優ることもある。
負けることによってなにかに気付くことがあったとしたら、その後に人生において有意義なものになるだろう。だから負けたからといて悲観ばかりではいけない。そこからどう立ち直るかも人生の妙味といえるのではないか。
コンギクもぼちぼち開花を始めた。
さて今週末もセンブリの開花状況の確認のため、秋吉台を遊歩することになるだろう。