かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

秋穂三山

2014年11月29日 | 山歩き

過日のこと、日本百名山グレートトラバース(一筆書踏破)の番組が長野県の地震速報で番組が中断し、
本日夜に再放送されることになった。これにあやかって10年前から温めていたプランをミニッツトラバース
Ver.3として、今日歩いてみることにする。

本来は福西山や火の山連峰も加えて歩きたいところだが、天気様子見で出発が遅れたので、
串山連峰(善城寺山、行者ヶ嶽)、小浜山、大海山の周回をすべて徒歩で歩くことにした。

日照時間が長くなる時期に、福西山や火の山連峰も加え、秋穂五山として、挑戦するかも?

小浜山は日地地区より縦走が可能だが、現在、ルートは藪化しており、往復したので、厳密にいえば、
すべて一筆書きにはなっていない。

自宅近くの秋穂地域交流センターまで歩き、ここを始点、終点としてぐるりと回った。

コースタイム

秋穂地域交流センター(8:35)→串山連峰北登山口(8:50)→善城寺山(9:05)→中間休憩所(9:25)→
行者ヶ嶽(9:50~9:55)→あいお荘(10:10)→赤崎神社(12:05~12:10)→小浜山(12:50~13:05)
赤崎神社横(13:30)→大海山立岩コース登山口(14:25)→立岩展望所(15:00~15:05)→
大海山山頂(15:25~15:40)→千坊川砂防公園駐車場(16:10)→秋穂地域交流センター(17:05)

小休止を含む総行動時間 7時間30分 総歩行距離 約20km

今日の歩行ログ・・・範囲が広いので荒い地図にしています。

串山連峰の中間休憩所

当地春告げ花のアオモジ、つぼみを沢山付けていました。

行者ヶ嶽・・・山頂近くに行者様が祀ってあり、山の名もこれ由来なんだろう。

行者ヶ嶽山頂直下より大海山、別名:亀尾山と言われるだけあって山容は亀の甲羅のようです。
亀尾の尾は長い南尾根のことを指すのだろう。

母校の中学校の校歌にも♪亀尾の峰の裾長く 霊地は続く我が里の努め止まざる若人の・・・♪とある。

鮮やかなハゼノキの紅葉、触るとかぶれる人もいるので注意!

日地地区より右から大海山、経納山、火の山連峰。経納山は地区の共有林もあり、幼き頃、山遊びなどして
いたが、現在、人が立ち入らなくなり、里道はヤブ化してしまった。

小浜山に行く途中の道すがら日地の石風呂に立ち寄ってみる。昔このあたりは海が遠浅だったこともあり、
製塩業も盛んだった。この石風呂は製塩労働者が疲れを癒すためにも使われたらしい。

日地地区より歩いてきた串山連峰を振り返る。

小浜山登山口近くの赤崎神社で小休止のため、立ち寄ってみる。
この神社境内には源義経が平家追討の時、当社に立ち寄り、敵退治の祈願をしたという言い伝えがある。
この時の潮待ちの岩が現存している。

潮待ちの岩

小浜山の登山道より茶葉の尾根と楞厳寺山、右田ヶ岳など。

小浜山三角点と後方は大海山、火の山連峰

防府市台道方面、右後方には蕎麦ヶ嶽、中央最奥部には高羽ヶ岳、物見ヶ岳など。

北部最奥部には東鳳翩山、竜門岳など。

赤石、草山方面

山頂より楞厳寺山と右田ヶ岳など。

ハゼノキと大海山、火の山連峰

西北部・・火の山連峰、雨乞山、御伊勢山、禅定寺山、平原岳など。



大海山を南からみると正に亀の甲羅だ。

立岩登山口付近より立岩をズーム。

立岩コース登山道より先ほど歩いた小浜山。

立岩展望所より大海湾、小浜山など。

立岩を南部直下から撮ってみる。

地域交流センターへの帰途、大海山、勘十郎岳を振り返る。

日没前には地域交流センターへ辿り着けた。

今日は終日、郷土の山野を歩き、楽しんだ。舗装道歩きが長く、膝や腰にきたが、歩き甲斐を多少感じた
一日になった。