曇天模様につき山はあきらめ、お茶濁し程度に庭の除草を始めると、我が家の庭を縄張りにしている
ジョウビタキ君(オス)が3mぐらいまで接近してくる。人懐っこいようだが、除草の時に出てくる虫を狙っている。
小さくて食べにくい文旦を半分に切り、栗の木に吊るすとヒヨドリやメジロが集まってくる。
一度セットしたが、すぐに完食したのでお代りをしてあげる。
ときおりシロハラも地面を這うようにやってくる。我が家の庭はしばらく野鳥の楽園と化す。
ぼちぼち、さすらいの一人山旅でもと思ってはいるが、ちょっとしたしばりもあって、ままにならない。
しばりが解けたら、ぶらり山旅にでも出掛けることにしよう。
それはさておいて、なまった体を鍛えたいし、重登山靴の履きならしや性能テストもしたいということで、
しばらく歩いていなかった三谷森林公園側から山城山、三谷山、右田ヶ岳に連なる稜線を歩くことにする。
今回こちらから歩いたのは天徳寺コースや塚原コースの駐車場がいつも満杯になっており、これを
避ける意味もある。重登山靴のテストはこれで終わり、いつでも本番OKだ。ネットで注文した割には
サイズもぴったり合った(一般的にはお勧めできないことだが)。
このコース登山口から塔の岡分岐までは登山者も少なく、静かな里山歩きが楽しめる。従来、三谷山への
往復はシダ藪こぎを強いられていたが、最近整備されたらしく歩き易い道へと変貌を遂げていた。
10年前ぐらいだろうか、塔の岡分岐から山城山への縦走路を藪をかき分けながら歩いた記憶がある。
現在では全コースに亘り整備も進んで歩き易い道になっている。
コースタイム 八幡岳登山口P(10:30)→山城山(11:00)→展望岩(11:15~11:18)→三谷山分岐
(11:27)→三谷山(11:33~11:35)→塔の岡分岐(12:27)→塚原分岐(12:34)→右田ヶ岳山頂
(12:46~13:18)→石船山(13:47)→天徳寺(14:05)→塚原登山口(14:21)→塔の岡登山口
(14:21)→八幡岳登山口P(14:49) 休憩を除く全コースタイム 3時間42分
歩行ログは下図の通り、軟弱ゆえコースタイムは多めですが、それなりに歩き甲斐がありました。
なお、ログを見ると歩行距離は約9kmでした。
八幡岳登山口Pより山城山のとんがりピークを望む。
山城山への登山はここから。
大崩山のわく塚を彷彿とさせる山城山のピーク・・・ミニミニわく塚と勝手に命名!
上部の展望岩、こちらから見ればミニミニ袖ダキ(これも大崩山)だな。
山城山から枯れ木と矢筈ヶ岳・・・そう言えば10数年前、山城山周辺は山火事になり、はげ山だった。
見るも無残な姿だったが、幼木ながら植生も回復したようだ。
展望岩(大岩テラス)から過日歩いた八幡岳の全容、登山コースの一部がちらりと見える。
三谷山分岐
三谷山山頂・・・藪をかき分けたどり着いていた山頂までの道、現在はきれいな散歩道になっている。
縦走路より右田ヶ岳山頂方面を仰ぎ見る。
火の山連峰はかすかなシルエット。
塔の岡分岐、左は縦走路
塚原分岐、左が縦走路、右がスーパーハイウエイ?の塚原コース。
静かな右田ヶ岳山頂
超豪華昼食!!行動中口に入れたのはレーズンバターロール2ヶとミルクコーヒー200ccのみ。
歩行時間4時間弱だとこんなものかな?
山頂ではスマホを駆使する地元の青年と語らいの時を過ごす。
少し愛して、長く愛して山歩きを続けてくれるといいなぁ!
歩くたびに掘削?進む天徳寺コース登山道、何とかならんだろうかと思うのは私だけ?
石船山ピークより左:西の峰、右:右田ヶ岳本峰
下山口の天徳寺と後方の石船山
歩いてきた稜線を見ながら八幡岳駐車場に戻る。
今日はまずまずの歩きで帰途、他の山に登る気にはなれなかった。
くじゅう山行のクールダウン及び今回の退職記念に購入した重登山靴の履きならしも兼ねて
前回歩き残した雨乞山~御伊勢山を周回縦走してみる。
コースタイム
三神社P(11:10)→雨乞山頂(11:35~11:45)→大原コース分岐(12:05)→
御伊勢山(12:20~12:35)→下山口(12:50)→三神社P(13:00)
合計コースタイム 1時間15分(休憩除く)
歩行ログは下記の通り、ログが切れているのは高架下のトンネルを歩いたため。
近場のミニコースといえども、初めて歩くコースは新鮮な感じを受けた。
これでまた近場のお散歩コースがまた増えた。せいぜい楽しもう。
駐車地にある三神社由緒説明板
雨乞山頂、ここで一休み。
山頂にある雨乞山の由来説明板
御伊勢山への縦走路案内板
山頂から御伊勢山縦走路を撮る。
落ち葉ふかふかの縦走路、ひざにもやさしい。
山頂から5分も歩くと火の山連峰の展望台がある。
崖になった難所には地元篤志家により、アルミの梯子が設置してある。
急所にはいたる所でロープなども設置してあり、シルバー世代にも優しい登山道になっている。
南斜面は松の幼木とシダに覆われた明るい道だ。
大原コースへの分岐道標
下山コース分岐道標
おひさの御伊勢山頂
山頂より禅定寺山方面を望む。画像ほぼ中央が禅定寺山頂です。
山頂よりキララドーム、周防大橋方面。
山頂より左:火の山連峰、右:大海山・・・郷土の名山だ。
頂上に設置してある大原(南部運動広場)コースと原コースの案内板
下山路より右:雨乞山、左にちょっと顔を出しているのが愛宕山、
雨乞山から往復コースが整備されている。次回歩いてみよう。
下山路はまさに火の山連峰の展望コースとなっている。正面に見ながら下るのは気持ちいい。
下山路途中より小郡市街と後方には東西鳳翩山が鎮座している。うっすらで見えにくいが。
下山口
高架下トンネルを抜けて駐車地の三神社Pに戻る。
なお、下山口から三神社Pまでの道は一部工事中で寸断している。
側溝脇を歩きながらすり抜けたが、注意を要する。
今回履きならしをしたオール本皮の重登山靴、内張りもカーフレザー、
下敷きもコルク製で天然素材が使われている。内面にゴアの貼られた
今時の登山靴に比べると蒸れやすく、晩秋から初春の涼しい時期専用がいいかも。
このタイプは履けば履くほど足に馴染んで来て、手入れをして底のソールを貼り替えれば
長年使える。去年40年使ってきた重登山靴の傷みが激しくなり、廃棄としたが、
郷愁の念を抑えきれずにまた買ってしまった。これでハイキング用や沢用も加えると
登山用の靴は7足になった。里山ハイク頑張らんといけんな。
ところで、ようやくインフラも整ってきたことだし、気になっている未踏の山遠征へ、
計画でも立ててみるかな?まずは下調べから始めよう。
2月2日、3日と山仲間4名で黒岩山、長者原氷まつり、くじゅう連山を楽しんだ。
2日間の山歩きの歩行ログは下図の通り。
黒岩山コースタイム
牧の戸P(10:30)→山頂(11:20~11:45)→牧の戸P(12:45)
牧の戸駐車場から歩き始めはガスの中。
泉水山分岐まで来ると時折、青空がのぞくようになった。
ガスに包まれた黒岩山頂
泉水山分岐道標、黒岩山頂へはここから5分程度でたどり着ける。
下山する時になって次第にガスが切れるようになった。
山頂方面を振り返る。
登山口より歩いて10分程度のところにある東屋でコーヒーブレイク
牧の戸駐車場に着く。
長者原の移動し、氷まつりを楽しむ。だが気温も高く、作品も溶けてしまっていた。
なお、2007年2月の会場の様子はこちら!(随分盛況だった)↓
http://blog.goo.ne.jp/kazuyama_001/d/20070210
会場は晩秋の風情に包まれ、雪は一切無い。
若き頃、見慣れた長者原より三俣山を撮ってみた。以前は登山基地としてもっと賑わいを見せていた。
今夜の宿泊地「九重ヒュッテ」に移動し、夕食を楽しみながら大宴会?を開く。
前菜、シカ肉の刺身も出てきた。レバ刺しみたいで美味。
地鳥の鉄板焼き
山菜のてんぷら
締めはキノコ汁の雑炊・・・食べ過ぎてお腹がパンク寸前になった。
翌2月3日はくじゅう連山の山歩き。
コースタイム
大曲P(7:10)→星生山(9:00)→久住山(10:30)→白口谷分岐(11:15)→中岳(11:35~12:10)→
御池(12:25)→北千里分岐(12:45)→すがもり分岐(13:30)→すがもり小屋跡(13:50)→大曲P(14:45)
この時期にしては気温も高く、さながら初春の頃のような山歩きになった。
また、過去に無かったような視界の良さで、全方位の展望を楽しめた。
朝霧に浮かび上がる由布岳
朝日を浴びる由布岳と鶴見岳
平治岳と由布岳を従える三俣山
星生山尾根道より星生崎と久住山
通常ルートでは残雪が氷結し、滑り易いので一部は岩稜を越える。
視界が良く根子岳、高岳、阿蘇外輪山もくっきりと見える。
久住山頂
メンバー全員のスナップ、強風?のためハート形のバラクラバを着用??
白口谷分岐を目指す。
白口谷分岐
中岳山頂直下から御池、久住山
中岳山頂にて、ここで昼休憩を取る。
御池は何とか渡れそうだ。
登山靴底とダブルストックでスキーもどきも楽しむ。
北千里分岐へと向かう。前方は星生山
すがもり越分岐、ここで中津山岳会の山ガールさんに遭遇し、山情報のやりとりをさせてもらう。
大曲Pに着きました。
同行頂いた皆様、大変お世話になりありがとうございました。