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■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】024  PFI、PPPの『伝道師』務め、公民協働を後押し 8124-A625

2020-06-25 09:44:53 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】024  PFI、PPPの『伝道師』務め、公民協働を後押し 8124-A625

 経営コンサルタントを40年余やってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ PFI、PPPの『伝道師』務め、公民協働を後押し 8124-A625

 「PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)」という手法に代表される、公と民の連携(PPP)に対する関心が、ここへきて俄かに高まっている。国・自治体の財政難、インフラ施設の老朽化、地方創生のうねりなど、いくつもの要因から、PFI、PPPが「時代のニーズ」となったことが背景にある。そのニーズに対応するコンサルティング事業に力を入れるのがベックス(東京、岡崎明晃社長)だ。同社は「基本的には民間企業を支援する立場。ただ、最近は自治体からの相談も受けている」(岡崎社長)と、公と民、双方の視点から両者協業の『最適解』を追い求めている。

 ベックスは2003年に岡崎社長が設立した。岡崎社長は化学・機械メーカーでプラントエンジニアや企画担当として働いた後、ビジネススクールでベンチャー起業理論を学び、理論を実践に移し今日に至る。プラントの仕事を通して、施設の維持管理、建築土木、機械設備など幅広い業務を経験し、関連する多様なノウハウを蓄積したことが起業を決断させる。同社の業務領域は、事業提案書や各種企画書の作成支援、デザイン・パース類の制作から、公共施設の管理運営・立ち上げ支援、モニタリングの実施・評価まで多岐に亘っている。

 多岐に亘る業務の基本スタンスとして貫かれているのが「効率的で質の高い公共サービスの探求」だ。取り組んでいる提案書作成支援、パース制作、モニタリング実施などの大半は公共サービス向け。時代が求める公共サービスとは一体何か…。入札する企業に対して、鳥の目、虫の目、魚の目の三つの目線で助言する。そのベストアドバイスを模索し続け、模索する過程で自ずと習得したPFIやPPPの知識・ノウハウが同社の大きな財産となる。

 民間資金などを活用し民間主導の公共サービスを提供するPFI、さらに広く公民連携を意味するPPPのどちらも、英国サッチャー政権に端を発し各国に広まる。日本では1999年のPFI法施行を出発点に、普及/定着期、リーマンシショックによる停滞期を経て、今日、法制度の見直しなどから新たな普及期に移行している。「フリーの時代の20年ほど前から公民連携に携わっている」という岡崎社長は、その道のプロとしてセミナー、講演会に引っ張りだこ。年、数十回の講演をこなし、PFI、PPPの伝道師役も務めている。

 「公共施設は、例えばスポーツ施設ならスポーツだけ、公営住宅なら居住だけではなく、顧客である地域住民のニーズ、ウォンツを考えて探り出し、具体的な提案をすることが一番、大事なのでは」、「人と人、人と地域をつなぎ、地域活性化に結びつけることが公共の施設・サービスの大きな役割だ」―講演で岡崎社長は住民ファーストの理念を強調する。公と民、同床異夢が宿命ともなるPFI、PPPを、理念の共有という『処方箋』により、両者が同じ夢をみられるようにする精神科医の役割も果たそうとしている。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

 
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■【きょうの人】 0625 鑑真和上 奈良時代の帰化僧で、日本における律宗の開祖

2020-06-25 08:46:00 | 【話材】 きょうの人06月

■【きょうの人】 0625 鑑真和上 奈良時代の帰化僧で、日本における律宗の開祖

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 鑑真和上 奈良時代の帰化僧で、日本における律宗の開祖

 がんじん、旧字体: 鑑眞
 688年〈持統天皇2年〉- 763年6月25日〈天平宝字7年5月6日〉

 奈良時代の帰化僧で、日本における律宗の開祖。俗姓は淳于です。

 唐の揚州江陽県の生まれ、14歳で智満について得度し、大雲寺に住むことになりました。

 18歳で道岸から菩薩戒を受け、20歳で長安に入り、翌年、弘景について登壇受具し律宗・天台宗を学びました。

 鑑真が学んだ律宗とは、仏教徒、とりわけ僧尼が遵守すべき戒律を伝え研究する宗派です。

 鑑真は四分律に基づく南山律宗の継承者であり、4万人以上の人々に授戒を行ったとされています。

 揚州の大明寺の住職であった742年、日本から唐に渡った僧・栄叡、普照らから戒律を日本へ伝えるよう懇請されました。

 鑑真は、荒天などで六回の渡海を試み、ようやく日本にたどり着きました。

 最初の渡海は、743年夏のことで、このときは、渡海を嫌った弟子が、港の役人へ「日本僧は実は海賊だ」と偽の密告をしたため、日本僧は追放されました。その後は、荒天などに阻まれました。

 天平勝宝5年12月26日(754年1月23日)、ようやく大宰府に到着しました。

 鑑真は大宰府観世音寺に隣接する戒壇院で初の授戒を行い、天平勝宝6年2月4日に、平城京に到着して聖武上皇以下の歓待を受けました。

 孝謙天皇の勅により、戒壇の設立と授戒について全面的に一任され、東大寺に住することとなりました。

 聖武天皇より伝法大法師位を賜り、常設の東大寺戒壇院が、大仏殿のそばに建立されました。

 その後、天平宝字5年には日本の東西で登壇授戒が可能となるよう、大宰府観世音寺および下野国薬師寺に戒壇が設置され、戒律制度が急速に整備されていくことになりました。

 その後、伽藍を建立し、唐律招提案を賜い、日本の戒律宗の祖師となりました。76歳でこの世を去りました。

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。

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