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【経営コンサルタントへの道】6. 経営コンサルタントになるための資格取得 2.あなたに最適なコンサルタント資格

2025-01-19 12:21:00 | 【専門業】 経営コンサルタントへの道

  【経営コンサルタントへの道】6. 経営コンサルタントになるための資格取得 2.あなたに最適なコンサルタント資格 

 私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。
 6. 経営コンサルタントになるための資格取得
 ご存知のように日本には「中小企業診断士」という経済産業省の認定資格がありますが、職業独占という目的で法制化されているわけではないので試験に合格していなくても経営コンサルタントになれます。
 プロの経営コンサルタントが必ずしも資格を持っているわけではありません。逆に資格を持っているからといって、プロの経営コンサルタントとしてやっていけるわけではないのです。
あなたに最適なコンサルタント資格  

 経営コンサルタントになるための最適な資格はなんだかご存じですか?
 既述のように、日本の代表的な経営コンサルタント資格は「中小企業診断士」と「経営士」です。官公庁がらみの仕事をするには中小企業診断士が適しています。一方で、民間企業の仕事をするには、かつては経営士の方が多かったですが、今日ではどちらと言えないでしょう。
 すぐに資格を活かして経営コンサルタント業務をやりたいという方は、上述のようにどちらとも言えませんが、「定年になったら経営コンサルタントでもやろう。とにかく記憶力のよい若いうちに資格を取っておこう。」というお考えの方は、ちょっと耳を貸してください。
 中小企業診断士は、資格取得・維持のための一定期間内に15日間の実務研修を受講するか、実際の企業でコンサルタント業務を実践するかしなければなりません。特に後者の場合には、自分で実務研修をする企業を探さなければならないのです。勤務をしながら、これを実施するのは容易なことではありません。また、定期的に講習受講が義務づけられています。定年までの期間が長い場合には、資格維持のために何度も受講しなければならないのです。
 経営士の場合にも、研修を定期的に受講しなければなりませんが、講座が多岐にわたり選択肢が多数あることと、自分のスケジュールにあわせて講座を選択できるという長所があります。ただし、頻繁に開催されるのは大都市に偏っています。
 いずれの資格を維持するにも、時間とお金がかかることをご存じない人が多く、資格取得が目的になってしまっているので、注意しましょう。
ではあなたにとって、最適な経営コンサルタント資格は何でしょうか。
 それは、あなた自身のビジネス経験です。あなたのビジネス経験を磨き上げれば、自然と経営コンサルタントに近づいて行きます。その資格をさらに活かせる資格は何かを選定し、経験という資格に公的な資格を付加してゆきましょう。
 二番目には、「プロフェッショナルとしての実力養成の場」を持つことです。中小企業診断協会や日本経営士協会のように経営コンサルタントが集まって定期的に研究会や研修会を開催している仲間に入るという資格があなたにとって最適な資格であると考えています。

【参考】 経営士と中小企業診断士の違い

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月18日 ◇元気な会社 世界一ひとにやさしい現場を創る ◇江戸時代のリサイクル ◇経営コンサルタントの選び方

2025-01-19 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月18日 ◇元気な会社 世界一ひとにやさしい現場を創る ◇江戸時代のリサイクル ◇経営コンサルタントの選び方 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月18日
 日本経営士協会の賀詞交歓会・クライアント獲得懇話会が開催されました。

 講師が自分の起業前からクライアント獲得までの話をし、そのあと、意見交流・質問の時間が取られました。

 第一回目は、私が講師を務め、今回は3回(人)目になります。

 経営士・コンサルタントとしての商品を持ち、行動力を活かしたコンサルティングで成功している先生が講師でした。

 経営士・コンサルタントのあり方の見本のような話だったといえます。

 新規会員が数人参加していましたが、そのうちの一人は某商社社長経験者で、現在は相談役に退いている方ですが、私に対して、丁寧なご挨拶を頂きました。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 竹根の部下が紹介してくれたのが、遠方なので、ネットでインタビューと社内見学をさせていただきました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 世界一ひとにやさしい現場を創る 2608-4118
 鉄筋コンクリートでできた建物や橋などを作るのに欠かせないのが鉄筋工事。コンクリートを流し込む前に、棒状の鉄筋を縦・横に組んだ骨組みを作る作業で、専用工具と結束線を使って何カ所もある鉄筋の交差部を縛っていく。しっかりと結束することによって骨組みの強度が増す重要な作業といえるが、1日に5000カ所以上もしゃがみながら結束していくという過酷な単純労働でもある。

 K社(香川県三木町)は、こうした反復作業を自動化するロボットを開発した。市販の鉄筋結束用電動工具を左右にセットするだけで、自動で鉄筋の交差箇所を結束する。人手不足が深刻化するなか、建設現場の作業をより少ない人数で担い、生産性を向上させる点が評価され、「第34回中小企業優秀新技術・新製品賞」(中小企業庁、中小機構後援)の最高賞である中小企業庁長官賞を受賞した。

 作業手順は、まず作業員がロボットの車輪を鉄筋に沿わせて配置する。ロボットは自走しながら鉄筋の交差部を磁気センサーで検知し、停止して結束作業を行う。結束後は次の地点まで自走し、検知・停止して結束するという動作を繰り返す仕組みだ。鉄筋の間の幅や高さで生じる誤差にも対応して自走するほか、衝突してもすぐに停止する接触センサーを備え、作業中の安全面にも十分に配慮した。

 CEOのMさんは、父が経営する鉄筋工事業を引き継ぎ、34歳まで現場で鉄筋を結束していた元職人。「夏は炎天下で意識が朦朧となりながら、冬はかじかむ手をこすりながらの仕事。先の見えない単純な大量作業の繰り返しが辛かった」と振り返る。休みが少ない割に収入が低く、「これでは若者が建設業界に入ってこない」と痛感した。職人を単純作業の反復から解放して、より付加価値の高い作業に専念させるロボットが必要と考え、創業した。

 ただロボットに関してはまったくの素人。Mさんを除く社員も1人だけだった。ところが「世界一ひとにやさしい現場を創る」というビジョンを掲げてアピールした結果、「あれよあれよという間に、日本全国から(ロボット開発に関わる)頭脳が集まってきてくれて、今は14人になった」と語る。

 販売戦略としては、「ロボットをちゃんと建設現場で活用する、そのプロセス全てを事業基盤にしたい」と強調する。半世紀以上変わらない建設業界で、ロボットをいきなり入れても放置される可能性が高いためだ。ロボットを使い、成果を実感してもらうまで、何度でも職人を説得する「伝道師」のような営業組織をつくりたいと考えており、単なるロボットの売り切りではなく、ロボットの導入コンサルから稼働支援までトータルで手がけるビジネスモデルを志向している。

 今後は日本より人件費が高く、ロボット化が有望なシンガポールや米国などにも進出する計画だ。ただ、その際も「どのような建設現場で仕事をしているかという環境情報と、ロボットがどれだけ仕事をしたかという稼働情報をデータとして収集しなければ、的外れな開発になるだろう」と自戒する。建設現場の生産性向上と作業者の負担軽減を実現し、建設業界の地位向上に向けて邁進する考えだ。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 【お節介焼き情報】 経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント

 コンサルタント・士業のサービスに興味を示す経営者・管理職も多いでしょうが、その選択に困り、依頼をしていない企業・組織が多いのではないでしょうか。

 そのような悩みをお持ちの経営者・管理職の皆さんにお届けしています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 1月19日 家庭消火器点検の日 119だけではなく「7119番」も知ろう

  ■【きょうの人】 0119 ■ 明恵 日本茶の普及 ■ 勝海舟 幕末の立役者 ■ 道元(禅師) 曹洞宗の開祖 ■ 関山慧玄 朝廷の厚い信任

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《制度》認定経営革新等支援機関制度における早期の更新申請
 経営革新等支援機関制度において、2023年度から2025年度にかけて、認定の更新申請が必要な認定支援機関が多数存在します。経済産業局における審査を円滑に進めるため、早期の更新申請がお薦めです。(令和6年12月12日)
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/2024/241212shinsei.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ 江戸時代のリサイクルシステムに学ぶ 118

 江戸でも美人として知られる、上野の大増屋十右衛門の娘おきくが、花見の時に寺小姓を見初め、着ていた着物の色模様に似せた振袖をこしらえてもらいました。

 毎日毎日、その寺小姓を想い続けると、恋の病に臥せったまま16歳という若さで亡くなってしまった。

 法事が済むと、振袖を古着屋へ売り払ったところ、それを着た娘が次々となくなりました。

 残された家族は、その振り袖を本妙寺で供養してもらうことにしました。和尚が読経の時にその振袖を火の中に投げ込んだところ、つむじ風が起こり、本堂が火事となりました。それが燃え広がって、「振袖火事」となったのです。

 江戸時代というのは、リサイクルが盛んな時代で、その悲劇と信じられたのです。

 今日では、江戸時代のリサイクルシステムに学ぶところが多いと思います。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  

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