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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月26日 ◇枯山水庭園 ◇トクホと機能性表示食品の違い 19425

2025-01-27 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月26日 ◇枯山水庭園 ◇トクホと機能性表示食品の違い 19425 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月26日

 タニタが、ビジネスパーソンはどのようにランチをとっているかを調査しました。
 最も多かったのは「手づくり弁当を持参」で、47.2%でした。男性(34.0%)女性(60.4%)と女性は6割に登るそうです。
 2位「コンビニ・スーパーで購入」(39.1%)、3位「外食」(23.4%)、4位「社員食堂」(13.4%)でした。
 物価上昇のおり、ランチ代が気になるのでしょう。1回にかける金額は、平均603円、 2018年には490円と、上昇率は1.23倍になります。
 意外と社食利用者が少ないのはなぜなのでしょうか?

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

■トクホと機能性表示食品の違い 19425

 健康に良い食品でも、無許可で「この食品は胃がんに効果があります」などという表示はできません。

 しかし、食品の中には、明らかに健康に良い物が多数あります。


 トクホとは、正式には「特定保健用食品」といい、1991年に始まりました。

 消費者庁の管轄下の消費者委員会や食品安全委員会による、有効性や安全性の審査にパスしますと表示が許されます。

 しかし、審査に数年、費用も億単位となり、大半の中小企業には縁の遠い存在です。


 2015年に始まったのが「機能性表示食品」に関する制度です。

 こちらは学術論文など、一定の科学的根拠を示すことができれば、届け出制で表示できます。

 食品に含まれる成分の健康への効果を、広告やパッケージに表示することができます。

 届け出から受理まで数カ月で済みます。

 しかし、悪質業者が、無届けで表示しても一般の消費者には解らないこともあるでしょうから、われわれ庶民は騙されないようにしなければなりませんね。 

■【今日のおすすめ】

 日本庭園を知って楽しむ】4-52 枯山水式庭園 その特徴

  庭園めぐりを趣味にしてから数年が経過しています。

 しかし、庭園に関する知識が乏しいと、せっかく訪れても楽しみが半減されているのではないかと考え、一念発起して、日本庭園に関して学び始めました。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》事業再構築補助金の第13回公募開始
 事業再構築補助金の第13回公募が開始されます。(令和7年1月10日)
 詳しくは、下記URLでどうぞ
  https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250110kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■ 乾燥注意報と文化財 126

 2月26日は、文化財防火デーです。

 いつどの様なところで火災が発生するか解りませんので、平素からの注意が必要なのでしょう。


 文化財保護法で、保護の対象とされている文化財には、

  有形文化財(建造物、彫刻・絵画、工芸品など)
  無形文化財(演劇、工芸技術など)
  民俗文化財(風俗慣習など)
  記念物
  伝統的建造物

の5分類があるそうです。

 イメージとしては、すぐに有形文化財を想像しますが、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の祭り・屋台などもあるわけですものね。

 先日、京都のあるお寺さんで、飛鳥時代の仏像が見つかったと報道されていました。

 それまで、それほど貴重な仏像とは思われていなかったといいますから、まだまだ知られていない貴重なお宝が眠っているのかもしれません。

 だからこそ、テレビのなんでも鑑定団が人気番組として続いているのでしょうね。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/333cf15cc3fb5e5bb15b2a445b325e4d

【独り言】

 冬は、乾燥注意報が発令されることが多いです。
 TVを見ていますと毎日のように火事のニュースが流れます。

 地震・雷・火事親父
 昔の人が言っているように、火事はすべてを灰にしてしまいます。
 個人にとっても、世界の財産にとっても焼失はもったいないです。

 先般、消火器の期限について記述しましたが、この時期、火事についての意識を高く持ちたいですね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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■【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 39 経営理念の構築・再構築のコンサルティング 1

2025-01-27 00:21:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営支援編>

■【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 9 経営理念の構築・再構築のコンサルティング 1 

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 管理職も、“真”のプロ管理職にならなければなりません。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

 では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 1970年代から、半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■【経営支援編】第5部 経営戦略編 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る 3章 経営理念の構築・再構築に取り組む

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

5-3 経営理念の構築・再構築に取り組む
 経営理念とは何かについて、共通認識ができましたら、実際に経営理念構築・再構築の実務編に入りたいと思います。
 経営理念をどの様に構築・再構築するか、その方法となりますと一般的には確立されていないといえます。他社の事例を参考にして経営者が、エイヤーッと作成したり、経営コンサルタントに依頼して作成したりとするケースが多いようです。
 ここでは、経営理念だけではなく、経営基本戦略や中長期経営計画など、経営管理を行う上で、関連する次項を念頭において、経営コンサルタント歴40年余の実績から、経営理念構築・再構築の方法をご紹介します。

5-39 経営理念の構築・再構築のコンサルティング 1
 これまでは、一般の企業や団体でも、自分達だけでもやりやすい方法でした。ここでは、経営士・コンサルタントや士業の先生向けの方法をご紹介します。もちろん、経営者・管理職で、経営理念を全社一丸となって、本格的に構築・再構築したいという場合にも、この方法を利用することができます。
 ここでは、①経営ビジョン法と②要因分析法、③クリティカル・シンキングを利用する方法をご紹介します。

1) 経営ビジョン法
 経営ビジョン法は、当時の通産省や産業界の勧奨で、日本で最初に設立されました経営コンサルタント団体「日本経営士協会」が、会員研修等でも実施する経営理念構築・再構築の手法です。
 この手法は、経営理念を構築・再構築するだけではなく、それに付帯して経営基本戦略、中長期経営計画や短期経営計画・年度経営計画の立案等に繋がる方法です。
 まず、経営ビジョンという形で、創業者精神を始めとする企業文化を始めとした内外の経営環境を、ツールを用いて分析するなどして、それを集約した後に経営理念構築・再構築するという方法です。

 経営ビジョンの分析は、①外部経営環境分析、②内部経営環境分析、③事業領域検討、④成果目標お4項より成り立っています。
 外部経営環境分析といいましても、いろいろな項目や方法があります。ここでは、日本経営士協会研修で受講者が作成した資料の一つを紹介します。

 それぞれの分析には、画面にありますようなツールを利用します。多くが表の形をしています。
 いろいろなツールがありますが、画面は、その一例です。
 それぞれの項目にあわせて、対象企業の状況を勘案してツールを作成することにより、最適な分析ができるでしょう。ロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングに関する書籍のものを参考にする方法もあります。

 同様に、内部環境分析の全体チャートは、日本経営士協会研修の資料です。ポイントは定量分析と定性分析を行うことで、それぞれを別々に行うこともありますし、一つのツールで行うこともあります。

 外部経営環境分析と同様に、内部環境分析にも、いろいろなツールがあります。画面で紹介しているツールは、その一例です。多くの書籍等でも紹介されていますので、それらを参考にされるのもよろしいでしょう。
 内部環境分析も、それぞれの項目にあわせて、対象企業の状況を勘案してツールを作成することにより、最適な分析ができるでしょう。
 既述の通り、定量分析と定性分析の両面からのアプローチがポイントとなります。

 経営ビジョンの第三項は、「事業領域(ドメイン)」です。これは、過去・現在だけではなく、中長期視点で今後の市場やニーズの変化、自社のシーズ等も勘案して決めていかなければなりません。
 現在や過去の事業領域も含め、経営理念の視点で、事業領域の候補ごとに分析し、それをもとに集約して行くと良いでしょう。
 また、ABCD市場戦略検討表(「あたりまえ経営のきょうか書」参照)やアンゾフの市場戦略表等も経営理念構築・再構築に利用価値があります。

 経営ビジョンの第四項は、「成果目標」です。定量的な目標と共に、定性的な目標も含まれます。
 定量的な目標値のことを「KPI」といいます。KPIは、Key Performance Indicatorsの頭文字をとったもので、「重要業績評価指標」と訳されることが多いです。「ものさし」ですので、適正に仮決定し、合理的な検証を通して決定されなければなりません。
 KPIは、損益分岐点分析や予測数値等をシミュレーションなどの手法により、決定されます。詳細は、管理会計関連の書籍等に詳説されていますので、そちらを参考にしてください。
 このようにして分析してきましたら、それをもとに経営理念としてまとめます。


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