■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月19日 ◇消火器の期限切れ ◇コンサルタントの選び方 ◇【トンボの目】 関西街角文化論
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
1月19日
SNSの時代でも、ビジネスの世界では、メールは不可欠です。
多忙のビジネスパーソンですが、メールに割く時間は、毎日、どの程度あるのでしょうか。
メール1通あたりの読了時間は、「1〜2分未満」(33.17%)、「2〜3分未満」(28.71%)と短時間に済ましている人が、併せて約6割を占めているそうです。
一方、「メール1通あたりの作成・返信の所要時間」としては、「3〜5分未満」(26.73%)、「5〜10分未満」(25.25%)、「2〜3分未満」(21.29%)などと、こちらも要領よく済ませている人が多いのですね。
私の場合は、短時間で済むものが多いですが、相談などが多いために返信に数時間かかることは日常茶飯事です。言葉を選んで慎重に返事を書くような、込み入った問題であることが連日のようにあります。
【 注 】 手元に情報源の記録がなく、失礼しています。
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ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。
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■【トンボの目】 関西街角文化論 ~ 山本修先生回顧
故山本修先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。
日本経営士協会では、専務理事・関西支部長等を歴任され、その貢献度は多大です。その功績に敬意を表して、10年ほど前に、先生が当ブログに投稿してくださったコンテンツを再掲いたします。内容的に、当節にそぐわぬこともあるかもしれませんが、そこから何かを感じ取って下さると幸です。
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◆ ~ においと街 ~
この頃は、「におい」に誘われて店に入るという機会も体験もかつてほどなくなった。今時、食欲をそそられるのは、駅の立ち食い蕎麦屋からもれ出るだしの香りや、食事どきにカレーやラーメン、中華料理をつくる厨房の排気口から噴出する「におい」くらいであろう。
少し前までは、大阪の近鉄電車鶴橋駅のホームでは、夕方になると焼き肉店から吐き出される煙と「におい」がたちこめた。その「におい」に辛抱たまらず、改札の外へ出て、そのままビールで焼肉という流れも良く聞いたし、自分でも体験したものである。
だがこの頃は排煙装置の性能が向上したせいか、「名物」の煙が印象に残らないこともある。駅周辺の焼肉店は、客寄せの「看板」を手放してしまったとも言える感じである。
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■ におい消えた店先・近づく「無臭社会」
むかしは、家の近所の商店街や市場には、味噌を商う店や漬物を売る店が必ずあった。品物は桶に入っていたので店先はその「におい」で満たされていた。八百屋からは野菜の青臭い「におい」がしたし、魚屋の店先は魚臭いものと決まっていた。
しかし、スーパーマーケットやコンビニエンスストアが増えるにつれ、完全密封の包装が標準となり、街から「におい」が失われていった。気が付くと、「味噌臭い」「魚臭い」「漬物臭い」と言うようなことばを使う場面も機会も無くなっていることに我ながら唖然とすることもある。
それぞれの文化に特有の調味料や食材への抵抗感を示す「ことば」は、以前は他の文化を受け入れない姿勢を表した。たとえば、「バタくさい」という表現がそうであり、乳製品が苦手ということは西欧人を好きになれないに通じていた。
けれどもグローバル化は、他の社会の食材や料理を身近なものにした。ニンニクをふんだんに使う料理をはじめ、アジア各地の食材や、スパイスにも慣れてきた。香草だけは勘弁してほしいと言う人はまだいるようであるが。 グローバル化によって、食や「におい」の多様性が認められたことは喜ばしいことである。 しかし、食べ物の「におい」なら許容されても、いったんそれが人体に入ると口臭や体臭の原因として忌避される。ニンニクの香ばしい「におい」はおいしさを予感させるのに、ニンニク臭がするオジサンはまちがいなく嫌われてしまう。
脱臭、消臭のための清涼剤が必需品となった。衣類や部屋に噴霧するスプレーも良く使われている。冷蔵庫やエアコンなど家電製品でも脱臭機能の無いものをみつけるこのほうが困難な昨今である。 電子メディアが作りだす「におい」のない世界。その無臭世界に、現実の社会の方が歩み寄っているような錯覚に陥る昨今であると感じるのは、筆者だけであろうか。
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参考文献 産経新聞夕刊掲載
関西大学社会学部教授 永井良和著
■【今日のおすすめ】
【お節介焼き情報】 経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント
コンサルタントや士業の先生方にお願いすることによる効果とは、どのようなものなのでしょうか?
メリット・ディメリットは、費用対効果の問題です。コストパフォーマンスの良いコンサルタント・士業の選び方は難しいですが、選び方のコツがあります。それを押さえますと、企業再成長の契機となるかも知れません。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【きょうの人】 0120 伊藤圭介 シーボルトより本草学を学ぶ
■【知り得情報】
政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。
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◇《イベント》FASTARピッチイベント「FASTAR 10th DEMO DAY」観覧者募集
中小機構は、スタートアップ支援プログラム「FASTAR」10期に選抜された19社が、1年間のプログラムを通じ練り上げられた事業計画と事業成果を発表するピッチイベントを開催します。
発表会の観覧者を募集しています。
コンサルタント・士業が、スタートアップ企業支援のあり方を研究する良い機会になるのではないでしょうか。
[日 時] 1/31(金)14:00~18:40
[場 所] 虎ノ門ヒルズフォーラム (東京都港区)、オンライン[参加費] 無料
詳しくは以下のサイトをご覧下さい
https://fastar.smrj.go.jp/demoday/10th_info.html
出典:e-中小企業庁ネットマガジン
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
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■ お宅の消火器は期限切れになっていませんか? 119
1月19日は「家庭消火器点検の日」です。
消火器は買うときは防火意識があっても、次第にそれが薄れ、いつしか期限切れを忘れてしまいがちですね。
わが家も早速確認しました。
ところで、消火器はどこでお買いになりますか?
訪問販売でお買いになる家庭が多いようです。
お店で購入しても、持ち帰るのが結構重くて大変なために、訪問販売は便利ですね。
ところが悪質業者が結構いるようです。
全国消防機器販売業協会が悪質業者対策をしていますが、あとを絶たないようです。
最近はネット購入する人も多いと思いますが、古い消火器をどうしていますでしょうか?
再利用する方法はないのでしょうか?
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
- ■【季節 一口情報】 二十四節気 120 大寒 蕗の薹が蕾を出す
- 【日本庭園を知って楽しむ】5-051 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園 橋 構造別の分類
- 【経営コンサルタントへの道】6. 経営コンサルタントになるための資格取得 2.あなたに最適なコンサルタント資格
- ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月18日 ◇元気な会社 世界一ひとにやさしい現場を創る ◇江戸時代のリサイクル ◇経営コンサルタントの選び方
- ■【きょうの人】 0119 ■ 明恵 日本茶の普及 ■ 勝海舟 幕末の立役者 ■ 道元(禅師) 曹洞宗の開祖 ■ 関山慧玄 朝廷の厚い信任
- ■【今日は何の日】 1月19日 家庭消火器点検の日 119だけではなく「7119番」も知ろう
- 【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー04 拈華微笑 以心伝心から見える化の時代へ ~ 言葉を使わず心から心へ伝える ~
- ◆【きょうのおすすめ】 経営コンサルタント独立起業 5つの要諦 これだけはおさえておこう
- ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月17日 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-02 なぜ外部のプロが必要なのか ◇ナレーションつき映像「水戸偕楽園」
- 【きょうの人】 0118 ■ 牧野富太郎 「植物学の父」■白隠慧鶴 臨済宗中興の祖 ■覚鑁 (興教大師) 真言宗中興の祖、新義真言宗の始祖 ■勢観房源智 鎌倉時代前期の浄土宗の僧
- ■【今日は何の日】 1月18日 初観音 振袖火事の日、明暦の大火
- 【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 1 五年ぶりの東京の街
- ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月16日 ◇四字熟語を経営の視点で”診る” ◇藪入りで帰省ラッシュ ◇定山渓温泉
- ■【きょうの人】 0117 百丈懐海 名族「太原」王氏の末裔
- ■杉浦日向子の江戸塾 11- 江戸情緒に学ぶ そばと技術革新
- 【映像で見るカシャリ!ひとり旅】 札幌市内 札幌市内をザッと見る HKSP-0101-A107
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