■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-6 情報の切り売りコンサルティング
経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。
何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。
経営者・管理職向けですが、裏を返しますと、経営コンサルタントや士業の先生にも参考となると信じます。
■7-6 情報の切り売りコンサルティング
「信頼できる経営コンサルタント」については、経営コンサルタント志望者向けのサイトにも既述してあります。そちらも合わせてご覧ください。
経営コンサルタントへの道
http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm
経営者と自分との、知識や情報の差を利用して、それらを切り売りしているだけのコンサルタントも中にはいます。
コンサルタント業が職業として形となり始めた20世紀初頭には、このような知識・情報格差を利用してコンサルティングができた時代もあります。
しかし、今日のように情報が氾濫している時代には、知識・情報格差だけでは、企業がコンサルティングを受ける価値が薄いのです。
プロ経営コンサルタントは、自分自身の専門分野を明確に持っていて、その専門性の高さは高邁です。
それだけではなく、周辺の知識・情報や経験の豊富さ、底辺の裾野の広さは、「能ある鷹は爪を隠す」ごとく、それらをひけらかすことをしません。
自分は何でも知っている、いろいろな企業で実績を上げている、というようなことを公言したり、既述のように大企業名を並べるようにして固有名詞を不用意に口にしたりするコンサルタントには注意をしましょう。
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