髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

2014年 女子プロゴルフ界の潮目は変わったのか?

2014-04-22 03:25:53 | プロゴルフ

米ツアー参戦中の石川遼が勝みなみさんの「2014KKT杯バンテリンレディス
オープン」でのアマ最年少勝利について語った。

<国内女子ツアー史上4人目となるアマチュア制覇を15歳293日の最年少記録
で飾った勝みなみ選手>



〈石川遼選手談話〉
「15歳で優勝したというのは驚きだし、すごいことです。ここ数年の女子ツアー
は若い選手が多く活躍していて、若年化が進んでいます。若年化が進んだこと で、
若いアマチュアのレベルも上がってきていると思いますし、その流れの一つの例
だと思います。
これから数年後、15、16歳で逸材が 出てくる可能性も感じます。
勝さんの優勝は、若年化にさらに勢いをつけた感じじゃないですか」と・・・。

時代の流れは早い。
特に「弱肉強食」の感があるプロスポーツの世界では、若者が古参選手を乗り越え
て勝者となるのは世の常です。


女子ゴルフ界では時代を彩ったスター選手が、年齢の壁に行くてを阻まれて引退に
追いやられ、その都度時代の寵児ともいえる新たなニュースターが誕生をしています。
昨年の森田理香子選手が賞金女王を獲得するまでは、2009年の横峯さくら選手以降
の3年間は韓国出身選手に女王の座を明け渡してきましたたが、ここにきてようやく
日本人選手の台頭が見られるようになってきました。

2014年に入ってのツアー優勝者には、一ノ瀬優希選手、森田理香子選手、渡邉彩香
選手などの実力を備えた若手のホープが名を連ねていますが、今年ツアー初戦に2位
に入った比嘉真美子選手や好調をキープしている原江里菜選手なども賞金女王争い
に参加をしてくるのではないでしょうか。

ただし怖いのは、初優勝を飾ったからといっての「慢心」だけは、決して起こさない
ようにしなければいけないでしょう。
たとえ一勝をあげたとしても、プロゴルファーの世界では二勝目をするのは至難の業
とも言われています。

また日本で賞金女王となっても、世界の壁はまだまだ厚くLPGA米国女子にチャレンジ
をいても、成功をするには宮里藍選手並の実力を備えなければ、一流プロとしての地位
や名誉を得ることは難しいでしょう。
米国ツアーから戦いの場を日本に移した、上田桃子選手は日本に帰ってからも、まだ
実力を発揮できないのは、それほどゴルフは生易しいものではないと伝えているのでは
ないでしょうか。