<ヨコハマタイヤ PRGRレディス 3日目◇17日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6228ヤード・パー72>
〈ついに念願の優勝を果たした鈴木愛選手〉
2011年大会は東日本太平洋沖地震が起こり1日目を終えた時点で開催は中止となって以降、この大会の優勝争いは7大会連続でプレーオフとなっていましたが、ようやく12回大会の鈴木愛選手の優勝で「2011.3.11の呪縛」から脱したようです。
鈴木愛選手は徳島県三好郡東みよし町出身ですから、今大会での優勝は地元Vと言っても良いでしょう。
2004年宮里藍さんの「サントリーレディス」優勝をTVで見て、ゴルフへの道を選んだ少女は「一家の支え」もあり苦労の末にトッププロとして故郷(四国)に錦を飾ることになったわけですが、子の早い時期の復活優勝は本人にとっても大きな自信となったはずです。
きっと今年も賞金女王争いの先頭に立って女子プロゴルフツアーを盛り上げてくれるでしょう。
【PRGRレディス 最終成績】
優勝:鈴木愛(-9)
2位T:葭葉ルミ(-5)
3位T:イ・ミニョン(-4)
3位T:岡山絵里(-4)
3位T:福田真未(-4)
6位T:渋野日向子(-3)
6位T:大城さつき(-3)
6位T:ペ・ソンウ(-3)
6位T:勝みなみ(-3)
6位T:申ジエ(-3)
6位T:上田桃子(-3)
2日目まで7アンダーで首位を走っていた大城さつき選手と韓国の新星ぺ・ソンウ選手は、ともにスコアを崩してしまい6位タイという結果に終わりました。
そんななかぺ・ソンウ選手は一時は単独トップにたつものの、13番では不運な罰打が絡んで失速をしたのは残念でした。
失速に罰打、競技委員の不手際も・・・ぺ・ソンウは後半崩れて優勝逃す
13番での判断ミスをした競技委員は罰金ものですね。
新ルールでの判断ミスならともかく、従来のルールを間違って教え、それも16番テイで伝えるのですからレッドカードものです。
小林浩美会長はコメントを出しているのでしょうか?
もし出していないにしても一応選手には謝罪のコメントを出した方が良いでしょう。
小祝さくら選手はまたもや最終日で崩れて(75)1オーバーの22位タイで終わりました。
昨年はダイキン、ヨコハマと2連続で予選落ちをしていましたから、結果はともかく今年は成長をしていることは確かですが、インに入ってのバーディ無しの3ボギーは痛かったです。
次週は3/22-3/24のTポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 茨木国際ゴルフ倶楽部(大阪府)です。
昨年の優勝者は鈴木愛選手でした。
2週連続優勝があるのでしょうか?
〈スタメンは〉
3月17日東京ドームで開催されたMLBオークランド アスレチックスとのプレシーズンマッチは、日ハム1-アスレチックスという結果になりました。
オープン戦を含めて日ハムの投打に関しては、不安が一杯になって来ました。
今はオープン戦の時期だから、投手も打者も調整の時期だとは言っても、清宮と清水(優心)が居ないだけに、不安がよぎってしまいますね。
まず先発陣の上沢、金子、マルチネスは、大丈夫だと思いますが、アスレチックス戦で投げた有原は前回同様に立ち上がりに難があることを露呈してしまいました。
主審がMLB所属の審判だっただけに、ストライク・ボールの判定には戸惑ったとしても、昨日の投球を見る限りでは進歩が見られないように感じました。
練習試合的要素が強いとはいえ課題とされていた右打者のインコース攻めは、まだまだものにはしていないように感じたのは私だけでしょうか。
投球フォームも「スムーズさに欠けている」のは昨年同様です。
現状の投球では昨年の8勝以上は難しいかも知れないですね。
〈好投の金子弌大投手〉
金子弌大はまったく問題はありませんでした。
このままで怪我なく順調に調整をしたなら、15勝の大台も可能でしょう。
上沢直之は前回の登板では高めに球が浮いてはいましたが、それさえ修正をしたなら大丈夫でしょう。
マルチネスは、打たせて取るピッチングで12~13勝は間違いないように思いました。
残りの先発は一皮むけたロドリゲスと左腕の加藤、そして今年は気合の入ってる斉藤かと思いますが、斉藤佑樹に関しては毎年裏切られ通しですから、もう後がない「背水の陣」で臨んで欲しいですね。
本番の札幌ドームでのオリックス戦までオープン戦は残り4試合となりますが、ここでそれなりの結果を出せば一軍登録選手に名を連ねるでしょう。
投手部門は見通しが立っても問題は打撃部門です。
この試合では淺間大基がマルチヒットを放ち、一本がタイムリーとなって唯一の得点となりました。
試合によってはムラがありますが、本人も今年に賭ける思いは強く昨年とは目の輝きが違います。
一軍スタメンを狙っての争いをしていますが、サードまたはレフトでの開幕戦起用は間違いないように思います。
〈タイムリーヒットを放った淺間選手〉
絶好調の大田は合格点を確保しライトの定位置確保も間違いがありませんが、やはり悩みのタネとなりそうなのが「ショート」「セカンド」「ファースト」です。
ショートは今までの実績から中島で行くと思います。
そろそろ石井が抜け出るかと思っていましたが、打力がイマイチなので卓から奪い取るのは現状では無理ですね。
セカンドはヤクルトから移籍をして来た谷内が、今年のオープン戦で活躍を見せています。
渡邉諒が離脱をしているので、谷内、杉谷、そして石井で回すかと思いますが、松本が打力開眼をしたなら、長打力もあるので可能性はありますね。
オープン戦では田中賢介を使っていますが、年内引退ということもあり栗山監督の温情でしょうね。
谷内の右打ちはヤクルトに移籍をした大引啓次を彷彿とさせますが、右打ちに磨きをかけたなら使い勝手の良い選手としても重宝されるでしょうね。
清宮幸太郎が戻るまでは中田翔と横尾俊建で行くでしょうが、中田翔が本調子でないだけに開幕戦とそれ以降が心配です。
ともにホームランバッターで長打が期待できる選手ですから、両選手ともにグランドには立って欲しいものの、王選手の調子が戻ると頭の痛い起用法となるでしょう。
この中心打者が機能しないと、一発を期待できる外人打者が居ないだけに苦戦を強いられることになります。
もっとも安泰なのは中田翔が本調子になることですが、当分はやりくりに苦労をするでしょうね。