2019/07/16(火) 第13回戦(ヤフオクD)4勝8敗1分|シーズン通算43勝39敗4分
福岡ホークス2-3北海道日本ハム
【勝利投手】石川直(2勝2敗4S)【save】秋吉(0勝2敗15S)
【敗戦投手】甲斐野(1勝2敗7S)
【本塁打】(日)大田14号ソロ(4回・二保)
(ソ)牧原1号ソロ(1回・杉浦)グラシアル20号ソロ(1回・杉浦)
ソフトバンク(SB)先発は二保、日ハム先発はここまで2勝2敗の杉浦で始まった
試合。
1回表は西川は四球を選び出塁するも、久々に出場をした大田はショート併殺打、
3番近藤は三振と嫌なスタートとなったSBとの13回戦でした。
その裏、先発の杉浦は先頭打者を打ち取るも、2番牧原、3番グラシアルに連続ソロ
HRを浴びて出だしから2点のハンディを背負います。
この日の杉浦投手は球速もあり、調子は良かったと思われますが、牧原への投球は
ともかくグラシアルにはうまく打たれた1本でした。
その後は4回0/3を投げて被安打は4で無失点を続けると、4回表には一点差に迫る
大田の14号ソロが飛び出し、近藤の遊撃エラー、渡邉のセンター前と二保を攻めて
昨夜のヒーロー田中賢介が、大飛球をライトに放ちます。
〈4回チームを勇気付ける14号復帰弾を放った大田泰示選手〉
残念ながら賢介の一打はライト上林のファインプレー阻まれ、犠打での同点打となり
ましたが、ここに来てチームを引っ張る賢介の活躍は、チームメートに勇気を与える
ことになるでしょう。
〈同点の犠打を放った田中賢介選手〉
開幕前に引退宣言をしてチームが優勝という筋書きは、日ハムにとり「3度目の正
直」となるのかも知れません。
先発杉浦は5回裏に9番釜本にヒットを打たれ、投球数70球で公文、玉井に後を託
すことになりましたが、それ以降の投手陣が気迫ある投球で強打のSBをゼロ封し、
勝利に繋げたのは栗山監督の手腕だったと思います。
〈初回2失点しながらも勝利へのお膳立てをした杉浦投手〉
〈8回相手中心打者を三者凡退に退けた石川直投手〉
〈最後の9回は秋吉投手と殊勲の決勝四球を選んだ宇佐美捕手が締めて2連勝〉
日ハムは後半戦に入り2連勝をして、先月末札幌ドームで喰った3連敗のリベンジ
のチャンスが訪れて来ました。
明日の先発は有原航平投手の予告先発となっていますが、千賀との投げ合いで口惜
しい敗戦をしているだけに、明日はしっかりと熨斗を付けてお返しをしたいですね。
対戦投手は今季0勝3敗のスアレス投手ですから、逆転優勝をするには絶対に負け
るわけにはいきません。
石川投手が言うように明日も勝ってSBとのゲーム差を4として本拠地札幌ドームに
帰って来て欲しいですね。