誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

センブリ

2014-10-28 05:56:57 | 日記

センブリ;千振;別名トウヤク(リンドウ科)花言葉は、はつらつとした美しさ。一年草または越年草。草丈10~20cm。花期は8-11月。分布地は北海道西南部~九州、韓国、中国の丘陵から山地の草地や裸地。葉は対生し花冠は白色で5裂し、裂片基部近くに2個の蜜腺溝があって、そのまわりに白毛が生えている。果は枯れた花冠に包まれる。葉は」線形。全草に苦味成分があって、健胃薬とし用いられてきた。全草を乾燥したものを袋に入れ、湯に入れ振出した。湯の中で千回振ってもまだ苦味が出るから「千振」と名付けられた。昭和の初期頃は、薬局もなく、富山の薬売りが各地に行商して、得意先の各家庭を巡り、薬を置いて行く商法が行われていた。その時代には、豆腐屋も毎朝ラツパを吹いて、豆腐を売り歩いていた。時代の変遷は、生活を楽にするとともに複雑な変遷をとげている。「山深く薬を掘りに行きしという 佐藤紅緑」「萱原の日にうずもれて薬掘る 木村蕪城」「鹿どもが薬採らんと行けば鳴く 石井月露月」。今朝は松茸御飯を炊く。「松茸や都に近き山の形 惟 然」。(山の幸 我が家の今朝は 松茸飯 ケイスケ)