誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

秋の山

2014-10-29 05:39:20 | 日記

天智天皇が、春山万花の万化の艶と秋山の千葉の彩とを競わしめるとき、額田王は「秋山そ我」と詠って、黄葉の美しさを讃えた(『万葉集』巻一)。山気澄み、紅や黄に染まった落葉樹と常緑樹との織りなす模様は一年中もつとも鮮やか。秋山に分け入って、美しいい散紅葉を手に取ってみたり、木の実を拾ったり、茸を取ってみたり、木の実を拾ったりする楽しみも尽きない。「秋山阿弥陀堂まで送らるゝ 高浜虚子」「鳥獣のごとくたのしや秋の山 山口青邨」。28日の夕刊に「和紙」無形文化遺産にユネスコが登録へとあつた。文化庁は、国連教育.科学.文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に日本が推薦sていた「和紙 日本の手漉き和紙技術」について、事前審査したユネスコの補助機関は「登録」に勧告したと発表した。これまで登録勧告が覆った例はなく、11月24日パリで行われる政府間委員会で正式決定される見通しだ。今回登録される「和紙」は、国が重要無形文化財に指定している石州和紙(島根県浜田市)、本美濃紙(岐阜県美濃市)細川紙(埼玉県小川町、東秩父村)の三つで構成。もともと石州和紙は、2009年に無形文化財遺産に登録されていた勧告は「和紙作り野伝統的知識や技術が世代間で受け継がれることで、地域の人々に主体性を与え、社会的結束を育てている」と評価した。日本の無形遺産登録は、昨年の「和食」で22件となった。「和紙」が登録されて石州半紙への追加のため、件数数は変わらない。「細川紙」と「本美濃紙」は匠の技術の継承と観光資源としての活用を両立させ、和紙産業を発展させていきたいとしている。