ずっとずっと捨てずに飾ったり、花瓶にしたり。
ミスドの景品だった。白にTweetyのイラストが可愛くて、キャンペーンが始まったときにすぐお店に行った。さほど沢山食べたいわけじゃないのに、景品に釣られて買ってしまった(笑)
でも、手にしてみて、良かったと思った。ほんとに思っていた通りの感じだった。あの頃住んでいた家は広くて庭もあったが、花壇などはなく芝生だけだった。ジョーロが活躍することはちっとも無かったので、ちょこんと窓際において眺めているのが好きだった。たぶん、元相棒はこういう物が家の中にあるということも気にくわなかったのだと今なら思える。
赤の他人と一緒に暮らすというのは、ふたりの価値観の相違をどう受け止め、譲歩するかによってかなり違ってくる。きっぱり同じ感性の人なんていないと思う。この世に自分が二人いるってことだものね。逆に気持ち悪い。ただその違いを良し! として受け入れていけるかどうかが長く続くために必要なのかな。
なんて、失敗者が何を偉そうにって(笑)
なんか話が逸れたな。
そのミスドのジョーロ、新しいアパートにもしっかり持っていき、そして最後は母と暮らしたこの家にも持ってきた。庭はあるし、花もあるから、ジョーロとしてのお役目がいよいよか?
ところがどっこい、やっぱりわたしはこの子をジョーロとして扱う気にはなれないらしい。経年の劣化は見られるけど、玄関に置いて眺めるのが一番いいみたいなのだ。たまには小さな花たちを飾ってみたり。それはそれでいい雰囲気になるし。
景品が21年も残っている。しまいこまずにいつもそばに在る。
きっと21年の日々をわたしと共に過ごすためにミスドが用意してくれたんだね、なんて思ったりする♫
日本古来のジョーロじゃないし、とても可愛くって置物に最適だと思いますよ。
いつもスラスラと文章がお上手ですね。随筆や小説もしくは詩人になれますよ。
有難うございました。
昔持っていたものでまだ残っているもの、これから処分していかなくてはね。残されたものをこども達が処分するのが大変だから。
最近はそういうことも考えるようになってきました。処分・・・頭が痛い。